2013年12月06日

寒くなってわかる学習環境の大切さ

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Nevicano Sogni

冒険家の皆さん、今日も波乱に満ちた人生を過ごしていますか?

さて、先日の記事に書いたとおり、ハンガリーに来るとハンガリー語の表現がどんどん目に飛び込んでくるので、それなりに語彙も増えているなあという感触があったのですが、10日ほど前にハンガリーはいきなり冬になってしまって、それにともなって学習効率もいきなり落ちてしまいました。

というのも、続きを読む
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2013年11月06日

「多様な教師が多様な学習者と直接つながる社会」をもたらすのはGoogleのHelpoutか?

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス




冒険家の皆さん、こんにちは。
先日の日本語教育学会の研修の僕のプレゼンの一番最後に、僕は「遠隔教育によってもたらされるもの、それは多様な教師が多様な学習者と直接つながる社会だ」と言って締めくくりました。世界で一番僕を必要としてくれている人を、僕は助けることができるようになる。そして、世界で一番僕に適している教師から、僕は学ぶことができるようになるのではないか、と申し上げたのです。

そのプラットフォームは続きを読む
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2013年10月26日

ネットワーク化の7つのステップ

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス



http://youtu.be/kyErI6uxX70

10月19日に海外日本語教育学会の臨時研究会で「中東の日本語教育とそのネットワークの形成」というタイトルで発表をしました。ライブ中継もありましたので既にご覧になった方もあるかとは思いますが、こちらでも共有させていただきます。

事前の広報で概要をご紹介した「ネットワーク化7つのステップ」については、Facebookの方でもご照会が多かったのですが、続きを読む
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2013年09月23日

日本語スピーチコンテストの動画ライブ配信について

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USTREAM STUDIO SHIBUYA_046

冒険家のみなさん、お元気ですか。

今日は、はじめてスピーチコンテストを配信することを検討している人から照会を受けたので、備忘録として書き留めておきます。

まず、なぜインターネットで発信するのか。これは、誰のために発信するのか、という問いと同じだと思っていいかもしれません。

一番大切なのは、続きを読む
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2013年09月04日

立ち止まらずに歩き続けよう。道を間違えてもいいから。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Keep Walking

前回はこうしたソーシャル・メディアを使った学習の初期に気をつけることとして、試行錯誤を繰り返して自分に合ったコミュニティとコンテンツと学習方法を「三種の神器」としてご紹介し、全力で走り始める前に、それを見つけることが必要だと申し上げました。

今日は、ある程度そうした準備が揃ったとして、その後どうするかを書いてみたいと思います。CEFRなどで言うとA1あたりまででしょうか。

ご存じの通り、人間が外国語を学ぶのは、パソコンを日本語対応にするよりずっと面倒で、脳みそにインストールすれば終わり、というわけには行きません。ですから、文法書や語彙リストを読めばすぐに使えるというわけでもありません。そのためには、ある程度の反復などが必要です。また、文法書などを読み進めていくにも、ある程度の時間は必要です。そのためにはいくつか気をつけておきたいことがあります。

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2013年08月21日

ソーシャル・メディアが面倒くさいあなたへ。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Pretty Brunette Model On Computer

ソーシャル・メディアのインパクトを僕がいくら書いても、30代以上の人の中には積極的に入ってこない人がいます。これより下の世代、たとえば今25歳の人はインターネット元年と言われた1995年の時に小学校に入学しているぐらいですから、もともと抵抗がありません。しかし、30代以降の人は自分の家にインターネットが開通した日を覚えていたりしますし、ましてソーシャル・メディアが注目され始めた2006年にはもう社会に出ていて、ソーシャル・メディアなしの働き方を身につけてしまっているのですから、意識的に変わろうとしないとこの時代にはついていくことができません。

(ちなみに46歳の僕は、初めて自宅にテレビが来た日のことをよく覚えています。幼稚園の帰りに母親の自転車の後部座席で白黒テレビを買ったことを聞かされました。と言っても当時は白黒しかなかったので「白黒テレビ」という言い方はしていませんでしたが・・・)

しかし、教員としても学習者としても、30代以降の人がソーシャル・メディアを使わないというのは社会にとっても本人にとっても大きな損失ですので、今日はそのへんの層に向けて書いてみます。

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2013年08月16日

そもそもソーシャル・メディアって何?

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


How to optimize your blog post

今日は、そもそもソーシャル・メディアって何? という疑問をお持ちの、僕と同世代か、もっと上の世代の人のために、書いてみますね。

ソーシャル・メディアというのは要するにオンラインで個人が発信するメディアです。だから、「マス・メディアじゃないメディア」と言っていいかもしれません。代表的なものはFacebookで、これはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)という、ソーシャル・メディアの中でもさらにサブカテゴリーに属するものです。SNSは他に、日本ではMixi(ミクシー)とかグリーなどがあります。

動画共有サイトのYouTubeや写真共有サイトのflickrも明らかにソーシャル・メディアですが、SNSと呼ぶ人もいます。会員同士で評価しあったりすることもできますので。

ツイッターもSNSかどうかは人によって意見が違いますが、ソーシャル・メディアであることに異論のある人はいないでしょう。

明らかにSNSではないソーシャル・メディアとしては、例えばブログがあります。ブログはそれぞれが独立したメディアであり、社交のためにも使えますが、むしろ出版や講演会などに近いイメージです。実際に、ブログとFacebookで同じ内容を書いてもコメントが来るのはFacebookだけということもよくあります。

その他、「2ちゃんねる」で有名な掲示板とか、「はてなブックマーク」で有名なソーシャルブックマークとか、ヨルダンの中山さんががんばっているポッドキャストなんかもソーシャル・メディアですよね。

ここでは、外国語学習の視点からソーシャル・メディアを簡単にご紹介します。

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2013年08月15日

それはオンラインであり、教室ではない。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Videochat


同じコースでも、オンラインで修了した人と、対面式の授業を修了した人の成績を比べると、オンラインで修了した人のほうが成績が良いという統計がたくさんあります(たとえば http://goo.gl/rk4khttp://goo.gl/hQrCua 1659ページなど)。その一方で、モニター越しのコミュニケーションが、実際に対面するコミュニケーションの力に勝てるはずがないから、対面の方が教育効果は高いはずだという特にベテランの世代の先生方の声もよく聞きます。これって、どちらが正しいのでしょうか。

僕自身も、教室型の授業はもちろん、オンラインのコースをやったことがありますからよく分かるのですが、この2つの主張はどちらも正しいと思います。

というより、もしきちんと対照実験をして、同じ学生グループにオンラインの授業と対面の教室型の授業を同じ教師が同じ時間だけしたら、対面型のほうが成績はいいんじゃないでしょうか。当然ですよね。同じ空間を共有していれば、内職も昼寝も早弁もできないし、先生に見つかったらチョークが飛んできたりするかもしれないんですから。あるいは、もし山ピーみたいなイケメンの先生がいたら、モニター越しに勉強するのより、目の前から話しかけてくれる方が、女子学生はずっとドキドキするでしょう。

では、なぜ同じ授業をオンラインで参加してくる学生の方が成績がいいなんていう統計が出るのでしょうか。
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2013年08月14日

それはコンテンツであり、教科書ではない。もしくは文法訳読法とCBIについて。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Cosplay - AWA14 - Narutos

先日、文法訳読法から、オーディオ・リンガル、コミュニカティブ・アプローチへと続いてきた外国語学習法に続いて、ソーシャル・ネットワーキング・アプローチというものがあるという大雑把な流れをご紹介しました。(http://goo.gl/3SviNU

先日の記事でもあらかじめ「大雑把にまとめた」とおことわりもしていたのですが、中でも文法訳読法がいちばん時代遅れで悪い学習法だという誤解をされている方がいらっしゃるとしたら申し訳ないので、ここでひとつ書いておきたいと思います。

一般的に言われている文法訳読法が一番盛んだったのは、もしかしたら明治から戦前にかけてかも知れませんが、僕にとってのイメージは、幕末の「蘭学」です。テレビドラマによく取り上げられるからかもしれません。

そこでは板の間か畳敷きの部屋の中で、ちゃぶ台のような座卓に黒い墨と毛筆を置き、背筋をぴんと伸ばして正座している侍と、その前に座って講義する教師の姿が描かれることが多いでしょう。その時代ですから、もちろん女性が混じっていることはありません。

しかし、今、僕はこの文法訳読法を再評価してもいいのではないかと思っています。

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posted by 村上吉文 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年08月13日

それは人間であり教材ではない。もしくは、使ってから覚える学習法について。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Cliff jumping in Cassis

先日、SNAではまず海の中に放り込んでしまうのだという當作靖彦先生の言葉を紹介しました。僕も同じようなことはよく言っているのですが、そうするとよく聞かされる返事が2つあります。
一つは「だって海なんかないでしょう。外国で勉強しているのなら、母語話者なんていないんだから畳の上で泳ぐまねをするしかないじゃないの」というもの。

これにはもうすでにさんざん書いてきましたが、まさにそのポイントを劇的に変えたのがソーシャル・メディアであり、今は外国にいながら学習言語の話者と朝から晩まで毎日コミュニケーションすることができるのです。文字でも音声でも。

そして、もうひとつよく言われる言葉があります。「仮にそうだとしても、知らない語彙や文法ばかりではコミュニケーションできるはずがないでしょう」というものです。言い方を変えれば「溺死したらどうするんだ」という疑問に聞こえないこともありません。

しかし、ここにも語学学習に対する根の深い誤解があるように思います。続きを読む
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2013年08月12日

それは「リスク」であり、「温室」ではない。(2) 母語話者と喧嘩してしまうかも!

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


July 2012 Niagara Falls High Wire Tight Rope Walker Jay Cochrane

先日、ソーシャル・メディアを使った学習の教育上のリスクに関して書いた時に、「汚い日本語を覚えてしまうリスク」と並んで「日本人と喧嘩してしまうリスク」もあると問題提起しましたが、こちらについて僕の考えを書く余裕がなかったので、ここで書いておきます。

一言で言ってしまうとこういうことです。

「リスクがなかったらおもしろくないじゃん」
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2013年08月07日

ソーシャル・ネットワーキング・アプローチとは

クリエイ
ティブ・コモンズ・ライセンス




このブログではソーシャル・メディアが既存の語学学習観を破壊するというようなことを何度も書いていますが、研究者の間で言われている「ソーシャル・ネットワーキング・アプローチ」というのが僕の考えに重なるところもあるので、今日はここでご紹介しておきたいと思います。

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2013年08月04日

なぜ、ソーシャル・メディアなのか。

クリエイ
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Schulknabe mit iPad, after Albert Anker

先日、僕がどうして日本語教育におけるICTの可能性を感じるようになったかを書きましたが、教師としての話とは別に、学習者にとってのソーシャル・メディアについてももう少し書いておきます。

僕はJICAや国際交流基金の仕事でモンゴル、サウジアラビア、ベトナム、エジプトなどと英語圏以外の国に派遣されているのですが、そうすると、当然、英語以外の言語を学ぶ機会に触れることになります。モンゴル語だけはJICAの訓練所で勉強できましたが、国際交流基金の場合はそういう訓練のプログラムはなく、代わりに語学研修の経費を受給できることになっています。JICAと違って基金の場合は語学教育の専門家ばかりだったりすることもあり、自分でどうやって勉強するかを考えるわけですが、僕の場合、それなりに満足できたこともあれば、まったく成果が出なかったこともありました。

いちばんダメだったのはベトナム語で、タクシーに乗って「窓を閉めてください」というのが特に通じなくて何度も悔しい思いをしました。窓の開いているガラスを指で叩きながら、「まどを、しめて、く、だ、さ、い!」と言っても通じないときは全然通じないのです。それだけではなく、通じない上に「ああ?」とか聞き返されることもあります。まあ、ベトナム語では「ア」は丁寧さを表すので、日本語の「ああ?」という返事とはかなりニュアンスが違うことは頭では分かるのですが、通じなくて悔しい思いをしている時にこれを食らうと、なかなかこたえます。

このように、勉強してもダメな言語は全くダメなのですが、必要に迫られてとにかく勉強だけはしてきたわけです。自分自身の失敗例も含めて、学習者として、いくつか考えたことがあります。

一つは学習者はわがままだということです。例えば・・・続きを読む
posted by 村上吉文 at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年07月30日

チャットを見なおしてみよう!

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Google talk chat

今月19日の「 【まとめ】 無料テレビ会議システムハングアウトの始め方」という記事で、「ハングアウトは、個人ユーザーレベルで言えばこの十年ほどの間で最も大きな技術的な進展ではないか」と書きました。これはすごい時代になってきたな、と思っている一方で、こんな記事がまだ必要である段階であることも事実です。つまり、授業や会議の最後にいきなり「じゃあ、時間になったので続きは今夜9時にハングアウトで」という感じにはまだ使えません。ウェブカメラを持っていない人もいるし、ブロードバンドでアクセスしていない人もいるからです。ついでにいうとGoogle+のアカウントとか、ブラウザにインストールするプラグインとかもね。もう一般ユーザーレベルではあるので、「ハイテクすぎる」ということではないのですが、要するにまだ敷居が高すぎるのです。

その意味で、もっとローテクなツールを使えば、参加のための敷居を下げることができます。同じハングアウトでも、動画を諦めて音声だけにすれば、かなり回線速度の遅い地域でも同時に利用することができます。さらに、音声も諦めて文字だけにすれば、マイクのない人でも参加することもできます。

文字だけのリアルタイムのコミュニケーションをチャットと言いますが、チャットにもいろいろな種類があります。続きを読む
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2013年07月26日

さあ、絶交しましょう! ブロックのすすめ

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Transparent Man

僕はセミナーなどでよく「ブロックをためらうな」ということを話すんですが、そのたびに驚かれます。
なぜなんでしょうか。
たぶん、「できるだけたくさんの人と交流するべき」という前提があるのかもしれません。

でも、この「豊かさの時代」に、そういう「量」の問題は実はあまり重要ではないように思います。
僕がよく引用するWill Richardson は、Learning in a Networked World という講演(http://www.youtube.com/watch?v=rKnRbhtyjcQ)において、教材などで情報を調達することが中心だった「欠乏の時代」と、ネットなどに情報があふれている現代の「豊かさの時代」では社会における教育の役割が全く変わってしまっていることを指摘していますが、人脈についても全く同じ事が言えると思います。

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posted by 村上吉文 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年07月24日

外国語でも自然な表現かどうかをすぐに調べることができます。 GTE学習法のご紹介

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Google Booth

以前、こんなことを書いたことがあります。

「こういうときに、JavaScriptだとウェブ上に例文がたくさん転がっているので、書き方を比較して自分の間違いを探すのは簡単ですね。しかも、きちんと機能するかどうかの検証もブラウザがあればすぐにできるし。自然言語(日本語とか)の独学よりは、JavaScriptの独学の方がずっと簡単そうです。」
http://mongolia.seesaa.net/article/46248836.html

日本語にかぎらず、外国語の勉強をする時、「自分の使った表現が正しいかどうか」を確認するのはそんなに簡単ではありませんでした。漢字一つの問題とか、あるいは動詞の活用などなら教科書を見れば間違いであることが確認できることはありましたが、コロケーションの問題などは基本的に母語話者に見てもらわないと確認できないのが普通だったのです。

ところが、javascriptなどのプログラミング言語などを学ぶ場合は、先生に聞いてもらうまでもなく、実際にそれを動かしてみればその場で結果が分かるのです。特にjavascriptは簡単で、「メモ帳」などのテキスト編集ソフトでコードを書き、それを保存してからChromeなどのブラウザで開くだけでいいのです。C言語というのを勉強したときは、「はぁ?そんなわけの分からないコードは受け付けられません」というようなことを、もっと遠回しな表現でコンパイラーに言われることもありました。

どちらの場合も「どこが違うのか」「どうすれば動くのか」というのはすぐには分からなくても、「これではダメだ」ということだけはすぐにフィードバックされる点で、人間の言語を学ぶよりもずっと効率的だと思いました。「だめだ」ということだけは分かるので、動くまでトライアル&エラーで続ければ、正解が分かる時もあります。残念ながら、コミュニティで人に聞かないと分からない場合もありましたが。

さて、上のブログを書いたのは今からもう6年も前のことなんですが、6年たってみると、このプログラミング言語の学習方法と自然言語の学習方法の違いがどうも少なくなってきているように思うのです。今、ハンガリー語を学んでいる状態を振り返ってみると、6年前にC言語とかjavascriptとかを勉強していた時の感覚に非常に近い。それはなぜかというと、ダメならダメとけっこう簡単に分かる上に、トライアル&エラーで正解まで辿り着けることが多いからです。

では、どうやって特定の表現の自然さを判定してもらうのか。

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posted by 村上吉文 at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年07月23日

ソーシャル・メディアに気兼ねなく書き込むために大切なこと

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 先日、Facebookのコミュニティで外国人と友達になる方法をご紹介しました。でも、こうして友達を増やしていくと、コミュニティのテーマとは別にもっと自分のペースで自由に書きたくなることがあると思います。また、人数の少ないコミュニティで一人だけが多く書き込みすぎると、時にそのコミュニティの雰囲気を乱したりしてしまうことがあります。そういうときは、自分のタイムラインに書き込むといいですね。コミュニティは「みんなの場所」ですが、基本的に自分のタイムラインは「自分の場所」ですから、誹謗中傷でもなければ思い切り書き込むことができます。

 でも、実際に、そうやってどんどん書き込みをして日本語を磨く人もいれば、恥ずかしがったりして書き込みをしない人もいます。では、どうして恥ずかしいのでしょうか。続きを読む
posted by 村上吉文 at 04:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年07月22日

ソーシャル・メディアで日本語学習者が日本人と友達になる方法

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


Business Meeting

 このブログではいつも、「ソーシャル・メディアで母語話者と友だちになれる」というようなことを書いていますが、まだまだ実際にそういうことを授業に取り入れている先生は少ないようです。先生方自身もソーシャル・メディアで外国人の友だちが自分の学生と同僚の先生以外にいなかったりすることがありますので、無理もありませんよね。

 外国で日本語を学んでいる学習者にとって、ソーシャル・メディアで日本人の友だちをつくるというのは、簡単なようでいて、なかなかそうでもありません。日本は行ったこともない国であることが少なくない上に、ソーシャル・メディアで日本語を学ぶことが必要な場合、実際にはまだ先生以外、一人も日本人の知り合いがいないこともめずらしくないのですから。(そうでなければ、ソーシャル・メディアなど使わずに、さっさとリアルの友達と日本語でコミュニケーションして語学を磨くことができます)

 それで今日は、行ったこともなく、知り合いもいない国の言語の話者とどのように友達になるかについて、僕の実例とともにその方法をご紹介してみたいと思います。

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posted by 村上吉文 at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年06月18日

YouTubeの中から無断で二次利用していい動画を探すには

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YouTube video Brandweer Nederweert

YouTubeはもう二年ほど前からクリエイティブ・コモンズにして動画を共有できるようになっていたのに(つまり、作者に無断で利用できるようになっていたのに)、YouTubeの検索フィルターのところにクリエイティブ・コモンズの動画だけを検索するというオプションが未だにありません。
それで、なにか解決法がないかと検索してみたら、URLをちょっといじるだけでそれができることが分かりました。続きを読む
posted by 村上吉文 at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年06月08日

スマホはICレコーダーの代わりになるか。(第3弾)

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス




今でもこのブログに「ICレコーダー スマホ」「ボイスレコーダー Android」などのキーワードで来る人が多いので、続編をご紹介。今までのあらすじはこんな感じです。

1.ICレコーダーを買って感動した。(2010年3月)
2.スマホを買ったら、いつの間にかICレコーダーを持ち歩かなくなった。(2010年10月)
3.外国語学習に集中的に取り組み始めたら、やはりICレコーダーが必要になった。(2011年10月)

しかし、実はまたICレコーダーを持ち歩かなくなりました。と言っても、外国語学習をやめたわけではありません。というより、ハンガリー語という別の言語を勉強し始めて、さらに学習時間は長くなっています。

では、なぜICレコーダーを持ち歩かなくなったかというと、続きを読む
posted by 村上吉文 at 02:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加