2018年01月28日

カナダで日本語教師になるための一般的なキャリアパス

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

さて、経済的に発展しているヨーロッパや北アメリカなどで日本語教師のセミナーや研修会に呼ばれると、 そこにいるのが全員日本人の女性だったりすることがよくあります。フランス日本語教師会の研修会に招かれてパリに行った時もそうでしたし、先日のオタワの研修会でも29名のうち男性は大使館からいらしていた広報文化班の館員1名のみで、ヨーロッパ系の女性が2名、後は全員がアジア系の女性でした。続きを読む
posted by 村上吉文 at 10:18 | プロジェクト「めくにけ」! | このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年08月01日

「海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会」による「議論の総括と政策提言」全文

The Man

 海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会による「議論の総括と政策提言」の全文が外務省の公式サイトで公開されました。新聞やテレビなどでも取り上げられたので、ご存じの方も多いかと思います。全文がこちらでご覧になれます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000009623.pdf

 今回は、第4章の「具体的施策提言」で「日本語教育におけるIT化の推進は、需要、供給両方の観点で活用できる施策であるので、(3)として独立した形でまとめた。」とされている通り、IT化が非常に注目されていることに留意したいですね。

 以下、ITに関連する部分を共有します。(なお、こういう行政機関の出している資料などは著作権で保護されませんので、自由に転載できます)
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2013年07月31日

メカ日本語教師はコンプレックスから生まれた。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


CERDEC supports STEM Career Day

ときどき、「村上さんはITができるからいいですよねー」とか言われて違和感を得ることがあります。
何か、「村上さんは背が高いからいいですよねー」とか「お金持ちの家庭に生まれたからいいですよねー」とか「イケメンだからいいですよねー」とか言われるのと同じような違和感です。そりゃまず第一に、僕が背が高くも、お金持ち家庭の出身でも、イケメンでもないから違和感があるんですが、それだけではありません。少なくとも自分の背の高さとか、どんな家庭に生まれるかって、コントロールのできる範囲を超えていますよね。だから、自分ががんばっても得られない能力とか特徴を相手が持っている時に感じる羨ましさのような感情を吐露されると、それはちょっと違うんじゃないの、と思うわけです。

別に僕はもともと数学の才能があって工学部に入ったとか、そういう人ではないのです。大学の卒論の時に初めてワープロというものに触れ、パソコンというものを見たのは協力隊でITの隊員の家に行った時が最初でした。27歳ぐらいだった時ではないかと思います。

しかも、もともと技術に可能性を感じたのは、自分の日本語教師としてのコンプレックスを克服するためのものでした。

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2012年03月06日

日本語教師の養成講座選びはとりあえず経営者や講師の名前でもググれ。

最近、また悪徳業者っぽい話がときどき耳に入ってくるようになってきました。
ここでは名前は出しませんけど、皆さん、養成講座に大金を払う前に、せめてインターネットで検索ぐらいはしてください。そして、特に悪いことが書いていなくても、あまりにも検索結果が少なすぎる場合も再検討してみてください。

たとえば「千駄ヶ谷日本語教育研究所」で検索したら14,300の検索結果が返ってきます。
http://bit.ly/y4Sanm
アークアカデミーでもヒューマンアカデミーでも、何万という検索結果が返ってきますよね。

これが例えば100より少なかったりしたら、どれほど素晴らしい講座であったとしても、僕はお勧めしません。なぜなら日本語学校の採用担当者は、自分が聞いたこともない養成講座の卒業生は採用できないからです。少なくとも私はそうです。つまり、そういうところの修了証はほとんど価値がないのです。いや、過去に悪事がさんざん指摘されている養成講座の修了証などは、価値がないどころか、むしろマイナス材料にすらなってしまいます。

そして、できれば経営者や講師の名前でも検索してください。悪い噂があるときはもちろんですが、検索結果があまりにも少ない時や宣伝しか出てこない時も、やめておいたほうがいいと思います。経営者や講師の名前がウェブサイトに書いていないような養成講座も、もちろん危ないですから避けてください。

今までの事例では、実習や模擬授業ばかりあるところは、音声学や教授法、評価法(テストの作り方とか)、言語学の概説などを教えられる教員がいないために、そうなっていることもありました。該当するところはご注意ください。教員側に何の知識も経験もなくてもできるのが実習とか模擬授業なんですよね。(レベルの高い実習をやらせるには専門知識も必要ですが、やらせて細かいことばかり適当にケチをつけるだけの実習なら、誰でもできます)

文化庁が2000年にまとめた日本語教師養成講座の内容が以下にありますので、あまりにもかけ離れていたら理由を聞いてみるのもいいでしょう。
http://www.bunka.go.jp/file_l/1000010839_materials.pdf
(これって改定前のバージョンだったかな?)

とりいそぎ。

2012年02月11日

英語の教師が日本語教師になるなら420時間よりも検定がおすすめ

 最近、英語教師から日本語教師に転身なさる方、もしくは転身を目指す方が増えています。実を言うと、この狭いエジプトの日本人社会でも、少なくともお二人、そういう方がいらっしゃいます。それとは別に、日本で国語の教員をなさっていた方で、こちらでは日本語教師として活躍していらっしゃる方も存じ上げています。

 さて、本題に入る前に国語の先生と英語の先生では、教える内容だけ考えれば国語の先生のほうが日本語教師に向いていると考えがちですが、逆に日本語教師である僕が転職するとしたら、どう考えても国語教師より英語教師の方が仕事として共通点が多いように思います。というのも、「母語を教える仕事」と「外国語を教える仕事」ではまったく仕事の内容が違うからです。国語教師は母語を教える仕事ですから、知らない言葉を覚えるような勉強や文型練習などはほとんどしませんよね。ところが、英語教師と日本語教師は外国語を教える仕事なので、語彙や文型練習などが必要なだけでなく、自分の文化と比べて目標言語の文化はどのように違うのか、などの視点も必要になります。

 ということで、日本語教師に転身するとしたら国語教師より英語教師のほうが楽なのではないかと思うのですが、では、その英語の先生はどうすれば日本語教師になれるのでしょうか。

 日本語教師になるには420時間の養成講座などの幾つかのパターンがありますが、英語教師としての経験が少なくとも一年程度あれば、僕は420時間も講座に通うよりも、日本語教育能力検定試験を受けることをお勧めします。というのも、検定に対する420時間養成講座の大きな売りとしては実習があることだと思うのですが、英語教師の経験のある人にとって、日本語教育の実習はそれほど驚くべき体験にもならないだろうと思うのです。もちろん、時間もお金も余裕のある人なら、実習も「やらない」よりは「やった方がいい」とは思います。しかし、コストや時間をかけられない場合は、間違いなく検定の方がいいでしょう。何と言ってもほぼ一万円で受験できるのですから。

 受験料の他に勉強にはお金がかかるのではないかと思う人もいるでしょうし、実際、何の準備もない人はある程度お金をかけて勉強しないと検定には合格するのは簡単ではないでしょう。しかし、英語教師になった人なら言語学やら外国語教授法やら教育心理学やらは一通り勉強しているはずです。そういう人ならまったくお金をかけずに図書館などで勉強するだけで検定に合格することは充分に可能です。たとえば先日の「私が日本語教師になったわけ」でも以下のような方がいました。
それで日本語教育は自分の専攻とは全然ちがっていたけれど、また博論の追い込みと第二子妊娠中でけっこうしんどかったけれど、図書館から参考書を20冊ぐらい借りてきて一週間ぐらい勉強し(私の母校に日本語教育専攻があったおかげで図書館にその関連書籍が充実していて本当にラッキーだった)、ダメモトで日本語教育能力検定を受けたら、これまたラッキーなことに受かった。
「非日常の国イスラエルの日常生活 私が日本語教師になったわけ」
http://levyyamamori.blog.fc2.com/blog-entry-129.html
この方は比較文化がご専門だったので「20冊」と書かれていますが、英語教師の方だったら5,6冊でいいのではないかと思います。

 この方が検定を受験されたのはおそらく二十年ほど前のことだと思われます。当時は確かに日本語教育関係の図書が充実していた図書館は非常に少なかったのですが、今では地方都市の県立図書館などでも日本語教育関係の本はかなり入っていますので、特別にラッキーな人でなくても勉強することは可能になっています。

 以前は420時間の養成講座の売りとして、実習の他に「そこで得られる人間関係」がありましたが、SNSの発展はそうした限られた場で作られる人間関係を軽々と飛び越えるようになってしまいました。特に、海外で働くことも視野に入れている場合はSNSの力が強く発揮されます。

 また、残念なことに養成講座の場合はレベルのばらつきが非常に大きく、すばらしい授業をしているところもあれば、そうでないところもあります。一方の検定については、優秀な人が落ちてしまうという方向の間違いはあるかもしれませんが、勉強してない人が合格してしまうという心配はほとんどないものと思っています。

 したがって、少なくとも僕個人が「元英語教師、420時間の養成講座修了」という人と「元英語教師、日本語教育能力検定試験合格」という二人のどちらかを採用しなければならないとしたら、間違いなく後者を選ぶと思います。

2010年01月30日

リスクをとるキャリアプラン

 自分もここで「日本語教師のキャリアパス」なんて書いていたりしますけど、「じゃあ、お前はこの世界でやっていけるという自信があって日本語教師になったのか」なんて言われてしまったら、それはかなり違うんですよね。まあ、自信がなかったわけではないけど、それはこの業界がこんなに厳しいなんて知らなかったから。知っていたら入ってこなかったんじゃないかな。

 あと、mixiのコミュなんかでも、日本語教師への転職を考えている人に、経験者から「きちんとキャリアプランを考えておけ」なんていうアドバイスがされることがあります。もしかしたら、僕もしたことがあるかもしれない。

 でも、思うんですが、続きを読む

2009年07月17日

国際交流基金から海外に派遣された人が選んだ日本語教育関連の大学院トップ3

公的な機関で働くために修士が要求されるようになってから、もう随分たちますね。これから日本語教師を目指す人たちにとっての一つの関門が大学院となっています。私もよく、大学院選びについて相談を受けることがあります。

それで、先日ご紹介した『世界の日本語教室から―日本を伝える30カ国の日本語教師レポート』の末尾に各執筆者36人の簡単な経歴が載っていましたので、そのデータ限定ですが、国際交流基金から派遣される人たちがどういう大学院を選んだのか、数えてみました。

続きを読む

2009年07月07日

国際交流基金の求人が出ています。

国際交流基金の専門家や指導助手の、年に一度の求人情報が出ていますのでお知らせします。

1. モンゴル(ウランバートル)
2. モンゴル日本人材開発センター

1. インドネシア(スマラン)
2. スマラン国立大学

1. タイ(コンケン)
2. コンケン大学

1. マレーシア(クアラルンプール)
2. マラヤ大学予備教育(学科長)

1. マレーシア(クアラルンプール)
2. マラヤ大学予備教育(主任)

1. ラオス (ビエンチャン)
2. ラオス国立大学

1. ニュージーランド(ウェリントン)
2. ニュージーランド教育省

1. シリア (ダマスカス)
2. ダマスカス大学

1. エジプト(カイロ)
2. アインシャムス大学

1. インドネシア(ジャカルタ)
2. ジャカルタ日本文化センター
2. ニューデリー日本文化センター

1. ベトナム(ホーチミン)
2. ベトナム日本文化交流センター

1. オーストラリア(シドニー)
2. シドニー日本文化センター

1. イギリス(ロンドン)
2. ロンドン日本文化センター

1. ドイツ(ケルン)
2. ケルン日本文化会館

1. フランス(パリ)
2. パリ日本文化会館

1. スペイン(マドリッド)
2. マドリッド日本文化センター

1. ハンガリー(ブダペスト)
2. ブタペスト日本文化センター

1. エジプト(カイロ)
2. カイロ日本文化センター
http://www.jpf.go.jp/j/about/adoption/japan_22_haken.html


ここでは国名と機関名しか引用しませんが、リンク先で詳しい情報が参照できます。
もっと詳しい情報を知りたい人は、実際に派遣された人たちの手記『世界の日本語教室から―日本を伝える30カ国の日本語教師レポート』をご覧になるのがいいのではないかと思います。


2009年05月11日

日本政府のプロジェクトで月額175,000円程度(ベトナム)



ベトナムで標記のような日本語教師の求人があります。

くわしくはこちら!

ハノイ工科大学 (Hanoi University of Technology)日本語ジュニア教員募集
http://docs.google.com/Doc?id=df4qndqm_318c2tmjvcn

こういう好条件の案件はあまりないと思います。
ハノイ工科大学といえば、ベトナムの理工系では最高峰の大学です。優秀な学生に日本語を教えるのは、やりがいがあると思いますよ。

応募の際は「むらログで見た」と一言お願いします。

なお、写真はwikipediaのハノイ工科大学の欄から、Female students wearing áo dài, a form of traditional dressというものです。学生にはもちろん女性もいますが、実際には男性の方が多いです。また、女性は普段はアオザイは着ていません。何かの式典などの特別な機会に撮影されたものだと思われます。

動画ではこんな資料もありますよ。よくできたビデオですね。


2009年04月06日

ミャンマーがスゴイかも!

Googleの「insight for search」というツールは、世の中の動向を調べるのに便利です。時間軸と、地域別で分析してくれるんですが、それが一画面にまとめて表示されるので、時間もかかりません。

で、下の画面は「Japanese」というキーワードで調べてみたところです。

insightforseach01.jpg
(クリックで大きくなります)

上の折れ線グラフを見ると、ちょっと、というか、かなりヤバイことが分かりますね。

ただ、それとは別に、地域別のところで見ると、意外なことが分かります。まず一番に目がつくのは親日国で有名なモンゴルですね。モンゴルは国民の人口あたりの留学生の数でも世界一ですから、検索率の順位で五位というのはほぼ想像通りの結果です。

驚くのが、四位のミャンマーです。
実は僕は日本語教師にデビューした1991に働いていた日本語学校には、数多くのミャンマー人がいたのですが、それ以降はほとんどミャンマー人に教えたことはありません。(教師研修にミャンマー人の日本語教師が参加していたことはありますが)

で、普通の日本語教育関係者にとっても、ミャンマーというのはこの上位十カ国の中で、ほとんど馴染みのない国だと思うのですが、このGoogle Insight for searchが示す結果としては、少なくともネットにアクセスできる知識層の間では、日本は非常に関心が持たれているということです。

しかも、変化はこの一年で起きています。下のグラフを見てください。

insightforseach02.jpg

これはこの一年の推移ですが、昨年六月初頭に比べると、現在は二倍以上になっていますね。トレンドとしても、明らかな上昇傾向にあります。

先ほど見たばかりなので、実を言うと僕もなぜこういうことになっているのか、まったく分かりません。ただ、今後、日本語教育関係者にとっては、注目すべき地域であることは間違いなさそうです。

参照:
ミャンマー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC

外務省: ミャンマー連邦
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/myanmar/index.html

ミャンマー 基本情報 概要|地球の歩き方
http://www.arukikata.co.jp/country/asia/MM_general_1.html

ミャンマーのニュース検索結果
http://news.google.com/news?rlz=1C1GGLS_jaVN291VN303&sourceid=chrome&q=%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC&um=1&ie=UTF-8&hl=ja&ei=-kLZSdHSHY_6kAXQxrHcDQ&sa=X&oi=news_group&resnum=4&ct=title


2009年04月05日

協力隊に参加したい人は、まつりに行こう!

青年海外協力隊の日本語教師は、先日の記事にも書きましたが、海外で活躍する日本語教師の登竜門として、長い歴史があります。しかし、現場が海外であるだけに、志望する若い人にとってはなかなか情報を得にくい仕事でもあります。

その点、今度の「第三回協力隊まつり」は、なかなかいい機会ではないでしょうか。日本語教師のOB、OGを中心とするNPO「海外日本語ネット」もブースを出しています。直接、経験談を聞くこともできますよ。

ご興味のある方は、以下の公式ページをご覧ください。
https://www.joca.or.jp/content/festival2009/
fes2009_h3.jpgfes2009_h3.jpg
タグ:日本語教育

2009年04月01日

公的派遣ならJENESYSが穴場かも

 僕が二十代の時は協力隊の日本語教師が公的な海外派遣の登竜門という感じで、大学を卒業する前に派遣されていた人なんかもいました。でも、最近はもっと優秀な人がたくさん受験するようになって、競争率もだいぶ高くなっているようです。

たとえばこちら。
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/topics/entryreport17au.html
ここでは61人の募集に352人の応募ですから、競争率は5倍以上。

こちらでは、38人に341人の応募ですから、えーっと、8倍以上ですね。
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/topics/entryreport.html

しかし、ほぼ同じ人数の募集をしていながら、応募者数が定員を下回っているようなプログラムもあります。

それがJENESYS。国際交流基金が実施しているプログラムですから、経歴としてもピカイチですよね。

こんなプログラムなのに定員割れなんて信じられませんが、エイプリルフールではありませんよ。理由は簡単。クチコミになってないんですね。こちらを見れば一目瞭然ですが、ブログでこのプログラムの日本語教師募集について書いている人は現時点で一人だけ。あと数分したら僕の記事も載るでしょうけど。

ということで、協力隊に挑戦するのは不安な方は、JENESYSに参加してみることもご検討してみてはいかがでしょうか。

私のいるベトナムにも五人のJENESYS教師の方がいらっしゃいますが、みなさんとても魅力的な人たちですよ。

2008年07月22日

数字で実証されている「好きを貫け」の効果

梅田望夫さんの「好きを貫け」は、あまりにも反響が大きくなってしまったからか、いろいろ反論も出てきてはいます。

反論の多くは抽象的な主張に終始しているので、好きを貫くと幸せになれるのか、客観的な数字を見てみましょう。たとえば続きを読む

2008年07月11日

日本文化発信ボランティアはガチの日本語教師らしい。

前回のエントリーにいろいろコメントや疑問点などがありましたので、コメント欄で解答することも考えたのですが、こちらで追加情報です。

ハンガリーの日本語教師の方からのお話では、以下のような状況らしいです。
・少なくともハンガリーでは、日本文化発信隊の赴任先は、すべて青年海外協力隊の日本語教師隊員が撤収した学校である。
・従って、日本語教育とガチで取り組める人が期待されているフシがある。
・実際に、受け入れ機関での本来業務は「日本語教育」であるとされている。
・撤収する前、協力隊員たちは教科書を作ったりするバリバリの日本語教育プロパーの人たちだった。
まあ、このお話の前提として、協力隊のハンガリー撤退という状況があり、その穴埋めとしての役割が期待されているわけですね。

ということで、応募締め切りまであと一週間です。ご興味のある方はこちらから応募資料のリンクを見てください。

「公的機関による派遣に、すっごいチャンスが!」
http://mongolia.seesaa.net/article/102482228.html

ところで、ハンガリーのF島さん、ブログはまだ開設しないんですか?

2008年07月09日

公的機関による派遣に、すっごいチャンスが!

数日前、JOCAからメールが来て、「応募が少ないんで助けてくれ!」と言われました。
この件については、以前「こんなに進んでいた「オタク海外協力隊」」で書きましたが、要するに協力隊のように「現地手当と帰国後の準備金が支払われる」「三ヶ月近くの派遣前研修で現地の語学を身につけられる」「現地に調整員がいてバックアップ体制ができている」という点で、若手の日本語教師にとっては非常に恵まれた条件で経験が積めるわけです。

前回は触れませんでしたが、これに加えて続きを読む

2008年05月28日

こんなに進んでいた「オタク海外協力隊」

去年の6月に、こんなことを書きました。
ということは、「オタク海外協力隊」みたいな感じになるのでしょうか。私はオタクではありませんが、二十年前だったら参加してましたね、きっと。
http://mongolia.seesaa.net/article/45566426.html

これが、もう募集開始してます。提言の提出から一年もたたずに募集開始って、なかなか迅速な対応ですよね。26人分の派遣先を確保して現地大使館には調整員を配置する体制まで整えているのですから。

正式名称は続きを読む

2008年04月25日

日本語教育能力検定試験

ときどき、日本語教育能力検定試験のことを「知識があっても、いい授業ができるかわからない」と非難する人を見かけるので、一言。

本論の前に、続きを読む

2008年04月02日

「すごい時代」前夜の語学e-ラーニング

以下はフランス日本語教師会のニューズレター用の原稿で、まだちょっと編集があるかもしれませんが、熱のあるうちに、こちらにも載せておきます。続きを読む

2007年09月25日

国際キャリア合宿セミナーに参加した皆様へ

国際キャリア合宿セミナーに参加なさったみなさん、三日間にわたる合宿、お疲れさまでした。もう疲れも取れた頃でしょうか。それぞれが真剣に自分の人生に向き合っていることに、私は感動しました。

さて、私のプレゼン資料はこちらです。(都合により写真の部分は削除してあります)続きを読む

2006年11月13日

海外中心の日本語教師のキャリアパス

 先日の「シンポジウム終わりました」に書きましたとおり、よくあるパターンの日本語教師のキャリアパスを書いてみます。
 海外が中心の場合、国際交流基金などの専門家と呼ばれるステータスになると、「メシは食える」と言っていいでしょう。そのためには、おおざっぱに言うと三段階のキャリアステージを経ることになると思います。続きを読む