2009年04月28日

新型インフルエンザと2000年問題

新型インフルエンザがフェイズ4になりました。
これで、JICAの技術専門家の随伴家族などには退避勧告が出ることになります。(昨年11月20日国際協力人材部健康管理センター課の通達による)

ただ、こういう時期だからこそ書いておかなければならないと思うのですが、医療の専門家の言うように感染者の半数、国民の一割が死亡するような事態に本当になるのか、医療関係者ではない人間としては、いまいち無条件に信じていいものか分かりません。厚生労働省のサイトでは、パンデミックが起きると最低でも日本国内で17万人、つまり阪神大震災の三十倍の死者がでるという予測になっています(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html#1-1


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タグ:社会時評
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2009年04月26日

E-ラーニングのさらに成功したプロになるために十分でできる十個のweb2.0的なこと(堅い訳ですみません)

このブログでも何度かご紹介しているStephen Downesが「TEN WEB 2.0 THINGS YOU CAN DO IN TEN MINUTES TO BE A MORE SUCCESSFUL E-LEARNING PROFESSIONAL」というのをまとめていました。

私の実践と非常に重複するところがあるので、ここにご紹介しておきます。動画は二分四秒ですから、そちらでオリジナルをご覧ください。音楽もついていて、かっこいいですよ。



以下に、簡単にご紹介します。

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2009年04月22日

nihongo@net スタート!

学習の高速道路で日本語を身につけようというコースが始まりました。

このコースではこちらから課題を出しますが、コースが終わる頃には課題を出す先生がいなくても自分で勉強できるようになることを目指しています。つまり、日本語学習に特化したネットリテラシーの育成です。「自律学習支援の通信教育プログラム」とも言っています。

そのオープニングで話した内容を、ここで公開しておきます。

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2009年04月17日

「web2.0」は終わっていない(日本以外では)

日本では「web2.0」とかいうと、「何を今さら」という反応が返ってくることもありますが、こういう特異な傾向はちょっと残念に思っています。というより、本当の変革の時代に日本が取り残されてしまうのではないかという不安もあります。

日本と米国の検索数の推移を見てみると、一目瞭然です。続きを読む
タグ:Web2.0 Internet
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2009年04月14日

ベートーベン作曲、つのだひろ編曲の般若心経

いま「般若心経」を「はんにゃしんきょう」と書いたらATOKに「はんにゃしんぎょうの誤読」と注意されたところからして、私はこの分野は弱いのですが、とにかくすごいビデオがあったのでご紹介します。



外国人の日本語学習者にご紹介するときのポイントとしては、般若心経自体も欧米の学習者には馴染みがないでしょうが、ニコニコ動画という動画共有サイトも海外ではあまり知られていないようですから(あそこで日本語以外のコメントってほとんどありませんよね)、こうやって画面にコメントが流れていくものが大人気であることも合わせてご紹介しておきたいですよね。

動画のコメントに「自分の葬式にこれを流したい」という人が何人かいましたので、私も「当ブログ管理人の葬儀について」にトラックバックを送っておくことにします。

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2009年04月10日

レクチャーを公開すること

Lecturing - stupidest profession?
http://donaldclarkplanb.blogspot.com/2009/04/lecturing-stupidest-profession.html#

上のリンクで、授業を公開するべきだという主張に対して、公開しても一方通行の情報の受け手になるのでは意味がないというようなコメントが来ています。

まだ、いろいろ議論も続いているようですが、私もこのブログでセミナーを公開していますし、このテーマについては考えるところもあるので、一つだけ思うことを書いておきます。

それは、無料で公開するのは経験経済ではないからだ、ということです。
経験経済

顧客が商品・サービスに対し単に機能・ベネフィットの価値しか認めないとコモディティ化して、代替可能なものになってしまいます。企業は、商品・サービスだけを提供するのではなく、顧客の心の中に作られる情緒や感性に根付いた経験を提供することで、より強いブランドを構築できます。ディズニー・ランドがその好例です。
http://www.mitsue.co.jp/case/glossary/b_071.html


教育というのはこちらでも4Eの一つとして挙げられているように、経験経済の大きな分野の一つでもあるわけです。

また、こちらでも、経験経済関係の本を「教育業界の人の教科書にしてもいいんじゃないか」と言われています。

要するに、本を読んだり、ネットに公開された過去のセミナーを見たりするだけでは、その場にいるのに比べて、ずっと教育的な価値が低いんじゃないかと思うのです。たとえば、伝統的な授業形式ですら、録画された授業では「先生に質問されて答えに窮する」というリスクはゼロです。つまり、それだけ緊張感を維持するのが難しい。

さらに、私が実施しているような参加型のセミナーでは、実際に手を動かして教材を作り、その教材を使って他の参加者とやりとりするような経験は、一人でパソコンに向かっている限りは、まったくできないのです。

ですから、無料で公開したら有料で参加した人に申し訳ないなんて思ったことはありません。(ここで公開しているもののほとんどは無料セミナーですけど) それにしても、そういう理由で公開をためらう人って、一度録画した授業を再生しているのと同じことしかしていないんでしょうかねえ。

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2009年04月07日

日本語入力のない環境でも仮名入力ができるサイト

日本語教師は転居が多く、しかも転居先に日本語入力の環境が整っていないことも少なくありません。

私自身は別にローマ字のメールをもらっても構わないのですが、中にはローマ字の日本語を読みにくく感じる人もいて、「日本語入力のできる環境にないなら英語で書いてもらった方がマシ」とかいう人もいますよね。

しかも、そう言われた方が英語で書けなかったりして・・・。

そういう方のために、ちょっと便利なツールをご紹介します。
このページを使うだけで、ひらがなとカタカナが簡単に入力できます。入力した文章は、もちろんメールなどに貼り付けることができます。

LITETYPE.COM
http://www.litetype.com/?keyboard=japanese&style=blue

最初はカタカナ入力用になっていますが、キーボード右下の「JpK」というところをクリックすると、ひらがなモードにすることもできますよ。「ゃゅょを」などは「shift」キーで出てきます。

posted by 村上吉文 at 08:36 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年04月04日

応援したいsmart.fmユーザー、nimanenさん

smart.fmにはさまざまなユーザーがいますが、活発に教材を公開している人をご紹介します。

セルビア語が母語のnimanenさん、18歳。でも、媒介語には英語を使っていますので、どなたでもご利用になれますよ。

nimanenさんはこんな風に自己紹介をしています。
Hey everybody!
My name is Nik and I live in California. I’m very personable, so please feel free to add me to your friends list. :)

I’m into Japanese, graphic design, music and movies. I especially love Tori Amos! :D

セルビアから18才の男の子のサラッチ・ニックです。

日本語はもう4年くらい勉強していた。2006年に日本で東京に行ってきました。いつかずっと戻りたいのにね。

好きなことはグラフィック・デザインや映画や音楽など。

みんな、どうぞよろしく!
http://smart.fm/users/nimanen
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posted by 村上吉文 at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月29日

『しごとの日本語 IT業務編』中身を大公開!

いつの間にかGoogleブック検索で拙著が見られるようになっていたので(出版社の営業の方、ありがとうございます)、ここでご紹介しておきます。

http://books.google.com/books?id=foQT6zV8cIAC&pg=PA34&as_brr=3&hl=ja&source=gbs_selected_pages&cad=0_0#PPA34,M1

上のリンクで見られるのは第二章の第一課ですが、それ以前の第一章も、上のリンクからほぼ全文見ることができます。

この課は「自己紹介」ですが、対象がITエンジニアなので、得意な開発言語とかデータベースの種類などが言えるようになることを目的にしています。



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posted by 村上吉文 at 03:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月23日

Youtubeのanotationは板書っぽく使える

oborodin.jpg動画共有サイトのyoutubeに「anotation」という機能があるんですが、これって板書代わりに使うことができるんですね。左の画像を見れば一目瞭然。
こういった動画での日本語学習には非常に効果がありそうですね。
また、たとえばセミナーの内容を動画にするときもありますが、パワーポイントの内容まで写せないときなんかにも、重宝しそうです。

ところでこの人、一見こわそうですが、声は非常にソフトで、たぶん学生にも人気があるんじゃないかな。「もし〜なら」の文型を説明しています。


動画はこちらからどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=lvpOc3syWbk
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2009年03月06日

日本政府観光局とMingleのyoutube動画

これはすごいです。youtubeの日本政府観光局チャンネル。
http://www.youtube.com/user/visitjapan#
日本の美しい動画がたくさん公開されています。現時点では177。まだまだ増えるのかもしれません。動画だけでなく、BGMも洗練された音楽ばかり。

イメージを多用した動画には会話や文字はほとんど出てこないので、言葉の練習に直接役立つことはないでしょう。しかし、「日本に行ってみたい!」「日本語を勉強したい!」という気持ちをかき立ててくれるのは間違いありません。

例えばこんな感じ。




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posted by 村上吉文 at 06:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月04日

「ビデオを通して英語を教える」

「Teaching English Through Video ビデオを通して英語を教える」っていうと、どういうことを想像しますか?

こんなブログを書いているものの、私も今日ご紹介するブログのタイトルを見たときは視聴覚教材としてビデオを使うということだろうと思っていました。

でも、もう、そういう時代じゃないんですよね。

http://discovery-thru-elearning.blogspot.com/2009/03/teaching-english-through-video-children.html

ここでは、学習者が受信者ではなく発信者になっていることがよく分かります。
英語が苦手な方は埋め込まれている動画を見るだけで、「Teaching English Through Video」の意味が分かると思います。ぜひご覧ください。

インドの孤児院で暮らしている子どもたちの明るい表情に救われますよ。

posted by 村上吉文 at 08:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月03日

初級読解の教え方、能力試験攻略法などのセミナーを公開します。

先日ご紹介したスライド共有サイトのslideshareですが、月刊日本語四月号でも書いたように、プレゼンの音声をスライドに同期させる機能がついています。(タイミングの設定は手動ですが)

あまりこの機能は使ったことがなかったのですが、雑誌で書いている以上、自分でも体験してみないわけにはいかないと思いまして、先週の出張セミナーの内容を音声付で公開いたします。

まずは「能力試験二級読解突破方法」。
トップダウン的な読み方で読む速度を上げようというお話です。



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posted by 村上吉文 at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月01日

『月刊日本語』四月号からいらした皆様へ!



月刊 日本語 2009年 04月号 [雑誌]からいらした皆様。
今月もお買いあげいただき、ありがとうございました。
月刊 日本語 2009年 04月号以外の『月刊日本語』からいらした方はこちらをご覧ください。)


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posted by 村上吉文 at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年02月17日

自動車を作れる人と、道案内ができる人。

自動車を作ったり、故障を直したりする人は自動車に詳しい。

だけど、自動車に詳しい人が運転が上手かというと、それは別の話だ。逆に、運転だけできて、自動車を直せない人も、もちろん、たくさんいる。

つまり、ある道具の作り方や直し方が上手なことと、現場でその道具が上手に使えるっていうことはまったく別だってこと。

自動車の場合、現場でその道具が上手に使えるていうのは、車について知っているよりも、実際の道路についてよく知っている方が大事なんじゃないだろうか。つまり、地図が頭の中に入っているとか、カーナビがふつうに使えるとか。道案内をしたり、大切な人を目的地まで連れていったりするには、乗っている車のエンジンが何気筒かなんてことは、知らなくてもぜんぜん困らない。

同じことはネットについても言えるような気がする。
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posted by 村上吉文 at 08:44 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年01月17日

「学習の高速道路」で語学を身につけるために必要な、たった三つのシンプルなツール

 あなたなら、「学習の高速道路」で語学を身につけることができます。

 検索やリンクやあるいはRSSリーダーなどから、自分の興味に従ってこのブログに辿り着く程度のリテラシーがあれば、特に自分用の学習ソフトウェアを作れなくても、もう「学習の高速道路」を疾走するだけの環境に、あなたはいるのです。

 「ブログって何?」という人は、ちょっとまだ私には救うことができません。それからもちろん空手やテニスが「学習の高速道路」で身に付くかというと、それも分かりません。たぶんダメでしょう。でもこのブログに辿りつけたあなたが、語学に限定して「学習の高速道路」を疾走しようと思えば、もはや技術的には何の障害はないのです。語学に関しては、もう新しい時代が始まっているのですから。私たちが中学校で英語を学んだのとは決定的に違う時代が始まっているのです。

 ただ、語学学習に関して全く経験がないと、せっかく整ってきている環境に気づかず、宣伝に振り回されて、結局何も身に付かなかったという人が多いようです。少なくとも、そういう失敗を経てから私のところに相談に来る人は後を絶ちません。

 それで、ずっと語学教育を専門にしていて、ITエンジニア用の語学教材なんかも出版している人間として、いわゆる「学習の高速道路」を疾走するために必要なことを、まとめて書いておきたいと思います。


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posted by 村上吉文 at 09:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年01月12日

『月刊日本語』二月号からいらした方はこちらへ!

 『月刊 日本語 2009年 02月号 [雑誌]』が届きました!
本号では、作文の添削をいかに効率化するかをテーマにしています。

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posted by 村上吉文 at 08:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年12月30日

授業の半分がオンライン化されるまで15年もかかるそうな

この前の「最高の教師は、与えられた教師でなく、学習者自身が発見した教師である」でご紹介した(というか、その時初めて知った)Will Richardsonが彼のSo What is the Future of Schools?というエントリーでこんなことを書いていました。
Horn said that in 15 years almost 50% of all courses will be delivered online.
http://weblogg-ed.com/2008/so-what-is-the-future-of-schools/

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posted by 村上吉文 at 08:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年12月27日

無料コピー可の日本の美麗風景カレンダーを作りました。

そろそろ年の瀬ですね。南国にいるとあまり実感がわかないのが事実なんですが、気がつくと、もう今年最後の週末です。

さて年の瀬といえばカレンダー。今年の二月に日本語教育機関用カレンダー無料贈呈!という記事を書きましたが、覚えてくださっている人はいるでしょうか。この記事では、著作権の新しい概念であるクリエイティブ・コモンズを利用すれば、私のような素人でも、こんな美しい写真を使ったカレンダーを配布できるんだということをお伝えしました。

今年も同じ写真で芸がないのですが、前回はもう二月になっていたので、正直、あまりダウンロードされなかったんですよね。それで、今回は冬休みに間に合うように公開しました。ま、広報用に使うのなら、もっと早く必要だったのではないかと思うのですが。

ダウンロードはこちらからできます。
Flickr Calender 2009.xls

ダウンロードして最初に開かれる「設定」という名前のシートで学校名と連絡先を入力すると、それが「印刷」シートのカレンダーの各ページ下部に表示されます。「○○日本語学校」と「www//http○○○」の部分を上書きしてください。

ご利用に当たっては、写真の下にあるURLは消さないようにお願いします。そこに著作権者の名前が含まれていますので。その他は、特に気を付けていただくことはありません。何部でもご自由に印刷してください。また、これを販売しても、改変してもかまいません。(私が勝手に許可しているのではなく、撮影者がそういう条件で公開しています)

最近は日本発の「フォト蔵」もクリエイティブコモンズの写真に限定して検索できるようになっていますね。

普通のエクセルシートですので、フォントを工夫したりして、もっと見栄えのいいものにすることもできるでしょう。

詳しくはこちらをご覧ください。
使われている写真も見ることができます。
http://mongolia.seesaa.net/article/82011920.html

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2008年12月26日

92-95年モンゴルの中学校の写真

1992-95 モンゴル国ウランバートル市第23中学校の日本語学習者たちの写真です。

何かの行事があるのか、現地で古い写真が必要だということでしたので、自分で撮影した写真を選んでスキャンしました。モンゴル初代の青年海外協力隊の活動記録でもあります。今となっては歴史的な価値もあるかと思いまして、こちらでもご紹介しておきます。



こちらでも見られます。
http://photozou.jp/photo/list/166942/458098
posted by 村上吉文 at 07:49 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加