

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、 Twitter やノートではお知らせしていますが、『百人町日本語学校物語』はとりあえず面白さを最優先にしたかったので、日本語のレベルなどは考慮しないで、第1話から第5話までをAI で生成しました。これにつきましては、こちら(https://amzn.to/4cPu7Ep )で販売もしておりますが、以下のフォームでご希望の方に献本もしております。
百人町日本語学校物語の献本申し込みGoogleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc71PAOWfBhzci1A4FfpM6dlvjs14Dh3R6TehV3N3NeOT-GLw/viewform
しかし、やはりエンタメ多読と言うと「多読」という文字が入っているので、日本語のレベルを調整したものを期待されていた方もいらっしゃったようです。そこで第1話から第5話までは全てCEFRのA2レベルで調整したバージョンもAI で生成しましたので、こちらにお知らせします。
https://drive.google.com/drive/folders/1TV4RUVbgx7d7qF1Gskx4O9jRQmWFJR9h?usp=sharing
なお、どれも『いろどり』のA2レベルの読解文を基準にして、これに合わせるようにという指示を出したのですが、実際にはもう少し難しいレベルになっているように、僕の目には思えます。ただし、日本語の英語の対訳の形式になっているので、実際には2レベルの人でも問題なくお楽しみいただけるのではないかと思います。
第1話に関しましては音声版も生成しました。これももちろん僕が読みあげているのではなくて、TTS 技術による合成音声です。こちらも日本語と英語の対訳になっております。もし日本語のみのバージョンなどが必要の方は作成いたしますので、ご遠慮なくお知らせください。また、現在は音声版があるのは第1話だけですので、第2話以降も音声版を作ってほしいという希望がありましたら、是非リクエストをお寄せくださいませ。第1話の音声版はこちらでお聞きになれます。
https://drive.google.com/drive/folders/1tDahtzgyZs3Z1itdAhCWgmwZqOWVueg-?usp=drive_link
さて、こうした「物語を通じて第2言語を習得する」という概念には実はかなり古い歴史がありまして、よく知られているものの中では TPRSというものがあるのではないかと思います。Teaching Profeciency through Reading and Storytellling. の略です。初めて見る方は僕がカナダにいた時にオンラインで話してもらった時の動画がありますので、こちらをご覧ください。
「ストーリーを聞かせて日本語を教える(日本語TPRS)」JFTオンライン講演会」
https://www.youtube.com/watch?v=VaI7tt1k7cQ
講師は英語を話していますが 字幕の自動翻訳 で 日本語の字幕を表示させることもできます。 今ちょっと久しぶりに見てみたんですが 昔よりずいぶん 字幕の正確さが向上しているように思えますね。 ちょっとびっくりしました。
また、TPRSとは別に、実は僕も最近知ったばかりなのですが、SBLL という概念もあるようです。これはStory Based language Learning というもので、その中でも PACE model というのが知られているようです。
Story-Based Foreign Language Learning
https://csuepress.columbusstate.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1101&context=pil
こうしたエンタメ多読の関連する理論についてはこちらの資料にまとめましたので、ご監視のある方はご覧ください。「第二言語習得における物語中心の学習法:理論、実践、学習者適性」
https://docs.google.com/document/d/1mHMgmK5MUIUGC0LwoHg6rRrDnGQMUqgzIjfhImV_Gsg/edit?usp=sharing
ちなみにこの資料は僕ではなくて、 Google ジェミニのディープリサーチでまとめてもらったものです。
それから、僕が生成した物語については、人によって面白いと思う人も面白くないと思う人もいるのではないかと思います。でも、実はそれは大きな問題ではなく、注目しなければいけないことは、こうしたことがAI によって自動的にできるようになっているということです。つまり、僕がここで公開している物語が全然面白くなかったとしても、それならその人自身が自分にとって面白いと思う物語を作って、それを第二言語習得の教材にすればいいわけです。そこにこれまでとは違う大きなパラダイムシフトがあります。
もちろん僕がここで共有しているものを面白いと思ってくれたら大変嬉しいので、読まれた方は是非ご感想などいただけたら大変ありがたいです。
そして冒険は続く。
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【参考資料】
百人町日本語学校物語(Kindle)
https://amzn.to/4cPu7Ep
百人町日本語学校物語の献本申し込みGoogleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc71PAOWfBhzci1A4FfpM6dlvjs14Dh3R6TehV3N3NeOT-GLw/viewform
A2レベル日英対訳版
https://drive.google.com/drive/folders/1TV4RUVbgx7d7qF1Gskx4O9jRQmWFJR9h?usp=sharing
第1話の音声版
https://drive.google.com/drive/folders/1tDahtzgyZs3Z1itdAhCWgmwZqOWVueg-?usp=drive_link
「第二言語習得における物語中心の学習法:理論、実践、学習者適性」
https://docs.google.com/document/d/1mHMgmK5MUIUGC0LwoHg6rRrDnGQMUqgzIjfhImV_Gsg/edit?usp=sharing






