2008年05月28日

こんなに進んでいた「オタク海外協力隊」

去年の6月に、こんなことを書きました。
ということは、「オタク海外協力隊」みたいな感じになるのでしょうか。私はオタクではありませんが、二十年前だったら参加してましたね、きっと。
http://mongolia.seesaa.net/article/45566426.html

これが、もう募集開始してます。提言の提出から一年もたたずに募集開始って、なかなか迅速な対応ですよね。26人分の派遣先を確保して現地大使館には調整員を配置する体制まで整えているのですから。

正式名称は「日本文化発信プログラム」で、略称JCVPです。

応募資格は以下の通り。
2008年7月11日現在、満20歳から65歳までの、日本国籍を持つ方。
日本語教師資格をお持ちの方、日本語教育経験のある方、または日本文化(伝統芸能・ポップカルチャー)の指導ができる人を特に歓迎します。
http://www.joca.or.jp/bunka/application/index.html

ここでいう「日本語教師資格」というのは、大学か大学院での専攻、日本語教育能力検定試験合格、420時間の養成講座受講ということだそうですから、基本的に日本語教育振興協会の基準ですね。

制度をざっと見た感じでは、やはり青年海外協力隊に非常に似ている印象があります。具体的には以下のような点で共通しています。
・現地手当と帰国後のための準備金が支給されること
・三ヶ月近くの派遣前研修で現地の語学をみっちりやること
・現地に調整員がいてバックアップ体制ができていること

それにしても気合いが入っているな、と思うのは、募集要項が「外務省」の名前で発行されているところや、募集開始のイベントで小野寺外務副大臣がスピーチをしているところなどです。(リンク先で動画も観られます)

くわしくはこちらで。
http://www.joca.or.jp/bunka/index.html

以下に、募集要項からも一部引用しておきます。
今日の国際社会における民主化とグローバル化の進展の結果、二国間関係において政府レベルでの関係を構築するだけでなく、民衆レベルにおいても互いに相手国を理解することが非常に重要となってきています。2007 年2 月には、外務大臣の諮問機関である海外交流審議会が2 年間にわたる広範な審議の結果を、「対外的な発信力強化のための施策と体制」と題する提言とまとめ、その中で「わが国の魅力や考え方を積極的に海外に伝えていくための取り組みを抜本的に強化する必要がある。特に次世代を担う若年層に対して日本の魅力を伝え、対日関心を高めていく未来志向の発信が重要」と謳われています。
文化交流活動は国境の壁を越え、相互理解を深める上で効果的な外交手法です。日本の外交戦略上、軍事力や経済力に加え、国家の発信力が国力に直結するという観点から、対外発信力を強化していくことがわが国の対外関係にとって重要な課題であるという認識に基づいています。
現在、日本政府の国策事業として日本文化を伝える事業はいくつかありますが、本事業である「日本文化発信プログラム」は現代日本ポップカルチャーを含む日本の文化を広く相手国の一般民衆に草の根レベルで伝えるもので、これらの活動を通して異なる民族同士がお互いの異なる価値観に耳を傾けることがやがて深い相互理解に基づく緊密な関係となることが理想です。
平成20 年度、外務省は東ヨーロッパ4ヶ国(ブルガリア・ハンガリー・ポーランド・ルーマニア)に日本文化発信のためのボランティア26 名を派遣することを決定しました。日本のポップカルチャーは海外でも人気であり、世界中の日本語学習者は300 万人とも言われています。また、BBC 調査でも日本は世界で好感度ナンバー1となっています。このプログラムは「もっと日本を知りたい」という世界の人たちに日本の新しい魅力、伝統的な文化、「日本人」の魅力をボランティアとして伝えに行こう!というものなのです。
さらに今回の派遣国である4ヶ国と日本との友好の歴史は長く、2009 年は日・ドナウ交流年でもあります。EU 加盟国となった東欧との間には、このプログラムによって今後新たな交流のページが開かれるでしょう。
このような事情をふまえ、本プログラムでは社会性、行動力、日本語力、健康を備え、そして何より日本文化を発信する感性を持ってこの4 ヶ国で活動できる人を広く募集し、「日本語教育の知識と経験を生かしたい」、「日本文化の指導に自信がある」、「日本発ポップカルチャーのことならまかせとけ!」という皆さん、あなたも得意な分野で日本文化を発信してみませんか。
http://www.joca.or.jp/bunka/application/pdf/guidebook.pdf

この記事へのコメント
 おもしろいプログラムですね。募集要項の文章も勢いがあって、一気に読みました。もしかしてみどごんパパさんが書いた?
Posted by rocky at 2008年05月28日 06:23
いえいえ、この件は基金ハンガリー事務所の福島さんから受け入れの話を話を聞くまで、こんなに進んでいたなんて、全然知りませんでしたよ。

というか、そんなに偉くないし。

ところで、「秒速5センチメートル」って「ほしのこえ」の監督でしょ?(私が「買ってきて」とお願いしたら「オタクくさくて買えなかった」と言われたやつ)
Posted by 管理人 at 2008年05月28日 06:36
 「秒速」の件ですが、hahaha、そうです。今度DVD持って行きますね。
Posted by rocky at 2008年06月01日 14:08
お、ありがとうございます!
楽しみにしてます。
Posted by 村上吉文 at 2008年06月04日 10:53
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