2008年04月30日

紫式部、キターッ! 国際交流基金の日本語教育ブランド計画

文末の追記にご注意ください。

読売で「検討されている」とされていた例の件が韓国の新聞に出ています。

「日本語教育、「紫式部」ブランドで中国に対抗」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=99316&servcode=A00§code=A00
新たな段階としては国内の報道がまだない状況のようなので、以下に一部引用します。
孔子学院(中国)、ゲーテ・インスティテュート(ドイツ)、アリアンス・フランセーズ(フランス)。各国が自国の言葉を外国人に教えるため、海外に設置した語学学校だ。中国経済の急成長に伴い、世界に中国語学習への関心が急速に高まると、中国政府は最近2年間、世界各国に計188カ所の孔子学院を設立した。

日本政府がこれに対抗し、2〜3年以内に海外の日本語教育機関を現在の39カ所から100カ所に増設することにしたと26日、朝日新聞が報道した。世界各国に「孔子学院」を設立し、大々的な自国語普及キャンペーンを繰り広げている中国と本格的な「母国語輸出競争」を繰り広げることになる。そして教育機関名を「紫式部」と命名する計画を進めている。日本最古の小説「源氏物語」の作者、紫式部の名にちなみ日本語教育のブランドとして育成する計画だ。
(後略)
中央日報 2008.04.28 09:51:37

昨年末に読売で記事が出たときは以下のように「検討」段階だったのですが、今回の記事ではもうちょっと進んでいるようです。もう決定事項なんでしょうか。
中国が中国語教育の「孔子学院」を次々と設けていることに対抗し、外務省広報文化交流部は「一目で日本語講座とわかる名称を考えたい」としており、「紫式部日本語講座」とするアイデアも検討されている。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20071222ur21.htm


ということで、そろそろ読まないと。



6/6追記

このエントリーを書いた後、国際交流基金から次のような声明が出ました。中央日報の記事では高鳥まなさんに直接取材したような書き方でしたが、そうでもなかったんですね。
平成20 年5 月1 日
国際交流基金
韓国「中央日報」ウェブ版2008 年4 月28 日付記事について
2008 年4 月28 日付韓国「中央日報」ウェブ版に、【日本語教育、「紫式部」ブランドで
中国に対抗】と題する記事が掲載されました。本件に関する事実関係などは下記の通り
です。

1.記事全体について
本記事に関する中央日報からの取材はなく、当基金職員の発言も取材に基づくもので
はありません。
2.記事「教育機関名を「紫式部」と命名する計画を進めている」について
名称については、現時点で特定の名称は想定しておりません。今後当基金ホームペー
ジ等での公募を検討しています。
3.記事「国際交流基金は、現在31カ国39地域の事務所で日本語講座を運営してい
る」について
国際交流基金は、海外日本語教育拠点の整備拡充を実現するため、国内外の基金事務
所等に加え、当基金と支援・協力関係にある世界各地の中核的な日本語教育機関を構
成メンバーとする「国際交流基金日本語教育ネットワーク」の構築を開始しました
(2008 年3 月末現在、31 カ国に39 メンバー)。詳しくは、次のウェブページをご参
照ください。
http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/network/index.html
以上

http://www.jpf.go.jp/j/about/opinion/dl/korea080428.pdf
posted by 村上吉文 at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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