2008年03月27日

あなうめ忍者の分身の術!

「がんくつロボ」(練習問題プリント自動生成ツール)で得たあなうめ問題作成の手法を、「分身の術」(復習ソフトウェア作成支援)に応用しました。「がんくつロボ」と同じ語彙表を作る(あるいは「がんくつロボ」からそのままペースト)するだけで、web問題作成ツール用のデータが生成されます。全部で六種類の問題データが、その瞬間に完成しています。

今回のバージョンアップでの主な改善点は以下の二つです。
1.語彙の数が四つ以上なら、その四つの語彙の中で選択肢を使い回して問題データが作れるようになった。(以前は誤答候補をそろえるために、20問を用意する必要がありました)
2.語彙数が25まで対応できるようになった。(以前は20語だけでした)

シートの名前は「がんくつロボ」と同じです。つまり、以下のようになっています。

「V1」日本語の語彙を表示して、対応する媒介語の語彙を選ぶ。
「V2」媒介語の語彙を表示して、対応する日本語の語彙を選ぶ。
「K1」漢字を表示して、対応するひらがなを選ぶ。
「K2」ひらがなを表示して、対応する漢字を選ぶ。
「A1」穴のあいた例文を表示して、埋める語彙を選ぶ。
「A2」語彙を表示して、それに対応する空欄つき例文を選ぶ。

今朝の「天声人語」を使った成果物が以下の通りです。
Tenseijingo_27March_a1.htm
Tenseijingo_27March_a2.htm
Tenseijingo_27March_k1.htm
Tenseijingo_27March_k2.htm
Tenseijingo_27March_v1.htm
Tenseijingo_27March_v2.htm

「あなうめ忍者の分身の術」本体のダウンロードはこちらからどうぞ。無料ですが、エクセルがないと動きません。
Anaume_Ninja.xls

なお、材料にした文章はこちらです。
桜前線が、ヒバリの初鳴きが、南から北へ春をつなぐ。命のリレーを見る季節に、命をめぐる言葉が聞こえてくる。厳しい病と向き合う先生から、卒業生へのはなむけである▼大阪府吹田市の元教育長、延地(のべち)和子さん(62)が「最後の授業」をした、と小紙の大阪本社版が伝えている。かつて校長を務めた中学の3年生に語ったのは、荒れる生徒を相手に体を張った思い出、若くして先立った一人娘への愛惜、病身を支えてくれる人々のぬくもり▼副腎皮質のがんが広がり、残された時間は多くない。「私の命がなくなったとき、聞いてくれた人の胸に灯(ともしび)が残れば、私は第二の人生を生きられる」。目を真っ赤にした生徒が、まっすぐに先生を見ていた▼再発した乳がんと闘う大分県の山田泉さん(49)は、昨春に退職するまで共に過ごした中学3年生を家に招いた。学年全員で9人。「このメンバーで会うのは最後かもね」と言い、「いのちの授業」の総仕上げを始めた▼この1年、各地の学校に招かれて出前授業を続けた。行く先々で、がんを病む子らと出会い、語り合ったことを、9人に話した。「隣のベッドの子と仲良くなっても、突然別れがくる。そういう体験ときつい治療を乗り越えて、1秒1秒を大事に生きるあの子たちから、私は勇気をもらった」▼漱石の『草枕』に、空に鳴き上がる春のヒバリが描かれている。昇りつめて姿が雲に消えても、声は空に残っている、と。2人の先生の声もきっと、巣立つ生徒の胸に、響きながら残ることだろう。

posted by 村上吉文 at 07:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
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