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2008年01月09日

効率化の三つの視点 2−2 近道を作る

 ちょっと間を置いてしまいましたが、前回は「近道を通る」というテーマでショートカットキーのご紹介をしました。しかし、近道は与えられたものを通るだけでなく、自分で作ることもできます。

 たとえば、以下の画像をご覧ください。desktopz.jpg
これは私のパソコンのデスクトップです。スタートボタンから「z」というフォルダーに入り、そこからいくつかのフォルダーに直接入れるようになっていることが分かると思います。そして、それぞれのフォルダー名の先頭がアルファベットになっているのもお気づきかと思います。

 こうすることによって、マウスを使わずに迅速に目的のフォルダーにたどり着くことができます。

 具体的な操作は、まずキーボードにある窓のイラストのボタン(ウィンドウズキーと言います)を押します。そして、その次に同じくキーボードの「z」のキーを押します。なぜ「z」なのかというと、もちろんウィンドウズキーの一番近くにあるからです(機種によっては違うかもしれません)。「z」を押すと、ウィンドウズキーから「z」の中に直接はいることができます。

 「z」フォルダーの中のフォルダー(実はショートカットなのですが)がどれもアルファベットで始まっているのも、同じ理由です。たとえば、「ベトナム語学習」のフォルダーには「v - ベトナム語学習」となっていて、最初に一見意味不明な「v」の文字がありますよね。これを使うことによって、「さあ、ベトナム語の勉強するか」と思ったとき、キーボードのウィンドウズキー、zキー、vキーを押すだけで、目的のフォルダーに入ることができるわけです。考えてから一秒もかかりません。

近道の作り方
 こういう近道を作るのは、実はまったく簡単です。デスクトップに「z」というフォルダーを作っておいて、その中に必要なショートカットを集め、「z」フォルダーごとグリグリとスタートボタンのメニューにドラッグ&ドロップすればいいのです。

 といっても分からない人がいるかもしれないので、もうちょっと詳しく説明すると、手順は以下の通りです。ここでは例として「Bクラス読解」というフォルダーを毎日開くとして、近道を作ってみましょう。

 まず、マイコンピューターやマイドキュメントなどを使って、近道を通ってアクセスしたいフォルダーのアイコンを表示します。ここでは「Bクラス読解」というフォルダーですね。

 次に、その「Bクラス読解」というアイコンを右クリックして、「送る」を選び、更にそこから「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選びます。

 ここで、ウィンドウズキーを押しながら「D」とタイプして、デスクトップを表示させてください。「Bクラス読解へのショートカット」というアイコンができているはずです。

 こうして、必要なだけショートカットをデスクトップに並べます。

 次に、アクセスしやすいように、フォルダーの名前を変更します。実は先ほどの「Bクラス読解」はアルファベットで始まっているにもかかわらず、キーボードで「B」とタイプしても選択することができません。これは、「B」が全角になっているのが原因です。アルファベットをタイプして選択できるのは半角だけですから、ショートカットの最初の一文字はどれも半角の英数字にしてください。

 なお、ショートカットの名前を変更するには、右クリックして「名前の変更」を選ぶのが一般的ですが、慣れてくると、アイコンを選択した状態でキーボードの「F2」キーをタイプした方が早いです。

 必要なショートカットの名前を半角英数字で始めることができたら、次にデスクトップのどこか(アイコンのない場所)を右クリックして、「新規作成」から「フォルダー」を選んでください。そうすると新しいフォルダーができて、名前を付ける状態になりますので、ここで半角の「z」を入れてください。これで「z」フォルダーができます。

 そして、先ほど作ったショートカットを「z」フォルダーの中にずりずりとドラッグします。

 あとは、この「z」フォルダーをスタートボタンまで引きずっていって、スタートボタンが開かれたら、上の方のどこかにドロップするだけです。下のほうにある「windowsの終了」などの場所ではドロップできませんのでご注意を。


おまけのワザ
 さて、本日紹介した「ファイル名の先頭のアルファベットをタイプして、目的のアイコンを選択する」という技は、マイドキュメントなどを開いたときやデスクトップ画面を見ているときにも使えます。

 さらに、デスクトップのアイコンを使うときに覚えておきたい合わせ技は、ウィンドウズキーと「D」です。どれだけ多くのアプリケーションを立ち上げているときでも、ウィンドウズキーを押しながら「D」とタイプすることによって、一瞬ですべてのアプリケーションを最小化してデスクトップ画面を表示させることができます。

 たとえばデスクトップに「Lesson7」というファイルがあるとすると、「z」フォルダーのような近道を作っていなくても、ウィンドウズキー+「d」でデスクトップが表示され、そこで「L」をタイプしてエンターキーを押せば、そのファイルを開くことができるのです。

次回は「待たない」と言うことについて書きたいと思いますが、他にいろいろ書きたいネタが出てきたら、遅れるかもしれません。

関連する記事
「効率化の三つの視点 1 繰り返しを避ける」
http://mongolia.seesaa.net/article/75609072.html

効率化の三つの視点 2-1 近道を通る
http://mongolia.seesaa.net/article/76037922.html
タグ:仕事術
posted by 村上吉文 at 07:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
いい情報をありがとうございました。近道を通るも参考になりました。ルビを付けたりするのは、本当に体で覚えてしまっているのですが、センタリング、右寄せなんかは、目から鱗ですね。

このショートカットの方法もすっごく役に立ちますね。日本で、新しいパソコンを買ってきて、今、学生の資料作成なんかでいろいろ大変なので、マウスを使わないでフォルダーを開けるのは本当にありがたいです。
今までは、ウィンドウズキー+eでマイコンピューターを開いてからいろいろ作業してたんですけど、先生のやり方だと、本当にダイレクトにファイルにつなげることができるのでありがたいです。
早速やってみようと思います。

ありがとうございました。
Posted by トメ at 2008年01月11日 11:16
おお、トメさん、お久しぶり!
「ウィンドウズキー+eでマイコンピューター」も、最初に覚えたときは感動したものです。
「z」フォルダーも、作ってみるとすごく楽になるので、北浦和の某センターの講師室のパソコンにも、実は作ってあるんですよ。
Posted by 管理人 at 2008年01月11日 14:15
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