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2007年09月02日

8月のアクセス分析から学んだこと

8月はあっという間に過ぎてしまいました。先月のアクセス上位の記事は以下の通りです。
1: 朝青龍バッシングに見るマスコミの不勉強
2: 仮病疑惑が晴れたことを報じていない産経:朝青龍バッシング
3: 朝青龍の処分の妥当性:死亡事件とサーフィン事件
4: こうして悪役に仕立てあげられる朝青龍
5: 朝青龍バッシングに高まる批判
6: 事実の再確認:既に朝青龍の仮病疑惑が晴れていること。
7: 巡業は本場所と並ぶ重要行事なのか
8: 朝青龍バッシングは外交問題にもなりうる
9: 捏造なのか、誤報なのか。朝青龍が処分された理由
10: 疲労骨折の例を検索してみました

朝青龍ばっかりですが、今回の一連の経験から、いろいろ価値のあることを学ぶこともできました。

その中でも、一番大きかったのがソーシャルブックマークの効果ですね。
これは「ありがとう、増田たち」に書きましたが、朝青龍バッシングに見るマスコミの不勉強が「はてなブックマーク」の「最近の注目エントリー」に載ったことで、以下のグラフのようにアクセスが爆発的に増えたのです。
august_PV.jpg
ソーシャルブックマークについては、梅田望夫さんが『ウェブ進化論』で「自動秩序形成システム」と書いています。要するに多くの人が注目して「しるし」をつけておいた記事はそうでない記事よりも面白いので、その「しるし」の数がその記事の面白さの目安になり、今度はその目安が利用されて「しるし」のたくさんある記事がさらに多くの人に読まれる、ということです。

そして、はてなの「最近の注目エントリー」は、その「しるし」の数が急激に増えたものを表示しています。

私の記事も、百人以上の人がブックマークしてくれて、この「最近の注目エントリー」に載り、そのおかげで、そこからアクセスが爆発的に増えたのです。現時点では180人の人がブックマークしてくれています。

そして、その結果いろいろなところからリンクされるようになり、今度は被リンク率の向上によりSEO効果が出て、要するに検索エンジンで上位に出るようになったのです。

今では、googleで「朝青龍」と検索すると、三位に表示されるようになってしまいました。これは高砂部屋の公式サイトよりも上です。まあ、時代をメモするのもブログの一つの目的ですから、現時点での検索結果を記録しておきます。
朝青龍 - Google 検索.htm
このSEO効果により、8月後半は検索エンジン経由でこのブログにアクセスする人が増えてくるようになりました。

結果的に、8月で1位になった「朝青龍バッシングに見るマスコミの不勉強」は、この記事一つで、15,964のページビュー、13,309人のユニークビジターを得ることができました。言い換えると、13,309人の人がこの記事を読み、同じ人が複数回読んだことを別々に数えると15,964回この記事のページが表示された、ということになります。

これがどのぐらいの数字かというと、大相撲ファンのための雑誌『大相撲』(読売新聞東京本社)の発行部数が公称18,250部ですから、その三分の二以上になります。(社団法人 日本雑誌協会 JMPAマガジンデータ

その他の、同じぐらいの規模の雑誌を見ると、こういうブログなどを読んでいらっしゃる方が知っている技術系の雑誌としては『ユニックス・マガジン』(アスキー)が13,850部です。その他、新潮社の文芸誌『新潮』が11,117部、集英社の『すばる』が8,000部、文芸春秋の『文學界』が12,000部で、これらの文芸誌よりも多くの人に読んでもらうことができたわけです。

もちろん、「世論を動かしている」と言われている「電車の中吊り広告とワイドショー」にはまったく及ばないのですが、それでも、これらの悪質な誘導記事に対して「一矢を報いた」とは言うことができるのではないかと思います。

最後に、「はてな」でブックマークしてくださった皆さん、CNETで取り上げてくださった「ふじたやすし」さん、「カトゆー家断絶」管理人さん(一見普通のこのサイトから2,000を越えるアクセスがあったことに驚きました)に、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
posted by 村上吉文 at 04:14 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
コメントありがとう!朝青龍の問題では日本相撲協会の取り決めは専門家でないので詳しくは分かりません。
しかし、個人としてみた場合、人間として釈明することもせず無視しているのは、社会人、あるいは沢山のファンを抱えたプロとしておかしいと思います。
Posted by hontino at 2007年09月03日 08:16
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