2020年11月13日

#日本語教育学会大会2020秋

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

さて、今週いっぱいで日本語教育学会の秋の大会の申し込みが終わります。実は今回は僕もパネルディスカッションで話しますので、皆さんにご紹介しておきたいと思います。

実は僕が日本語教育学会のイベントで話すのは確か2013年の教師研修以来だと思います。僕は研究者ではないのでこういう学術発表の場で話すということは基本的にありません。2013年の僕の教師研修はオンラインで配信されたのですが、日本語教育学会はその後7年間、こうしたオンラインイベントは行わずにきました。今回の大会のオンライン化はもちろん新型コロナウイルスの影響によるものですが、僕がこの学会で話す2回目の機会が7年ぶりの日本語教育学会のオンラインイベントだったというのは何やら因果を感じさせます。と言っても僕が一人で話すのではなくて、四人が参加するパネルディスカッションのパネリストの一人です。

「同僚性を生むもの,同僚性が生むもの
−日本語教師の自発的な学習のための,三つの集まりから考える−
有田佳代子・村上吉文・中村妙子・牛窪隆太」


実質的には有田さんが素晴らしいリーダーシップを発揮していらっしゃって(つまりいつも締め切りギリギリになる僕に忍耐強く付き合ってくださって) 、僕も予稿や事前動画の自分の担当の 部分を終わらせることができました。

先ほど上の部分で7年間日本語教育学会がオンラインイベントを開いてこなかったことに関して批判的に僕が書いているように感じた人は、その感覚は全く正しいのですが、この事前動画の仕組みは非常に素晴らしいと思います。反転授業と同じで、 一方的に情報を伝達するだけでしたらリアルタイムに集まる必要なんて全くないんですよね。 リアルタイムに集まるのはお互いにディスカッションしたりあるいはこうした一方的な発信者に対して質問をする場合などです。

その点、今回の日本語教育学会大会は事前に発表者の動画を見ておいて、リアルタイムでは発表なしでいきなり質疑応答から始まることになっています。これは今までの日本語教育学会のアナログぶりから考えると素晴らしい成長だと思います。僕はこうした変化を高く評価しています。

それで日本語教育学会の人にも「オンライン化してよかった」と思っていただけるように、僕以外の人にもぜひ参加して欲しいと思っています。既に会員の人は以下のリンクで申し込みをすることができます。
https://m4.members-support.jp/NKG/Entrys/event_detail_entry/209
(ログイン直後にトップページに戻った人はログインした後でもう一度このリンクを開いてください)
会員でない人も特にエラーが起きなければオンラインで申し込むことができると思います。僕はパスワード発行の時にエラーが起きてしまったのですが、事務局の奥山さんという方に迅速に仮パスワードを発行していただきました。

さて、それで研究者でもない僕が何について話すのかと言うと、もちろんハナキンのことです。今回は日本語教育学会や国際交流基金などの主催するトップダウン型の研修とは別に、ボトムアップ的に自発的に開かれる日本語教師研修について三つの例をあげていまして、その一つがハナキンなわけです。お名前を見れば分かると思いますが、あとの二つは「こんぶの会」と「土曜の会」です。と言っても固有名詞をあげているのは僕だけで中村さんも牛窪さんも会の名前は動画の中では確か上げていなかったように思います。(こういうのは研究者の作法だと思うのですが、僕はあまり気にしていません)

こういう大会というのは研究者ではない人にも学びの機会はたくさんあるので、せっかくオンライン化されたことですし、また前にも書いたように日本語教育学会の方にオンライン化を後悔してほしくないので、ぜひ多くの人に参加して欲しいと思っています。それから前回の第3回南アジア日本語教育国際シンポジウムでも皆さんがご覧になったように、ハナキンに参加している皆さんは日本語教師の中でも非常に ICT リテラシーが高いエリート層です。おそらくスムーズな大会の運営にはこうした人たちが一般参加者として多く参加していることが不可欠です。例えば「#日本語教育学会大会2020秋」のハッシュタグを見るだけでも、おおよその想像ができるのではないでしょうか。

https://twitter.com/search?q=%23%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E4%BC%9A2020%E7%A7%8B&src=typed_query&f=live

繰り返しますが、僕のブログを読んでくださっている皆さんや、ハナキンに参加している皆さんの日本語教育学会秋季大会への参加は、この大会をスムーズに運営するためには必要不可欠だと僕は思っています。皆さんの参加は皆さん自身のためにももちろんなると思いますが、それだけではなく他の日本語教師の皆さんの支援としてもとても貴重です。

ということでいろいろ書いてきましたが、基本的にこういうオンラインイベントはやはり楽しいですので、是非お気軽に参加されてみてはいかがでしょうか。オンラインで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

そして冒険は続く。

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【参考資料】
発表要旨(3ページめ)
http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/20autumnweb.pdf

村上吉文「インターネット映像配信サービスを利用した教師研修と遠隔授業の実際」2013 日本語教育学会研修
https://www.youtube.com/watch?v=tO1LDzVZxk8

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posted by 村上吉文 at 08:53 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加