2020年01月12日

GoogleスライドのQ&A機能とGoogleフォームを講演で使ってみた話

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


あなたの知らない世界 独習者たちの実像.jpg

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

さて、昨日は日本プロフィシェンシー研究学会(JALP)の皆さんに呼んでいただいて、「あなたの知らない世界 独習者たちの実像」というタイトルで話をさせていただきました。といっても、会場は京都で、僕はカナダのエドモントンからオンラインで参加したのですが。

有料のイベントだったので、内容についてはここではご紹介しませんが、フィードバックにGoogleスライドのQ&A機能と、Googleフォームを使ってみたので、今日はその件についてご紹介してみたいと思います。

参加者数は、大変ありがたいことに
会場側で60名、オンラインで40名で、合計100名の方に参加していただくことができました。

このように参加者が多い場合は、皆さんからのフィードバックに工夫が必要になってきます。ズームの場合はチャットボックスでコメントをもらうことができますが、会場側の60名はそこにアクセスすることができません。それで、質問用に、GoogleスライドのQ&Aの機能を使いました。

GoogleスライドのQ&A
これはGoogleスライドをプレゼンター表示するときに、「プレゼンテーションを開始」から「プレゼンター表示」を選び、「スピーカーノート」ではなく、「ユーザーツール」の方を選び、Q&Aをオンにすると使うことができます。参加者から見ると、プレゼンテーションの上部に短いURLが表示されるので、それを手元のスマホのアドレスバーに入力すると、プレゼンターに対する質問を入力することができるのです。良い質問には、他の参加者が「いいね」を押すので、重要な質問だけに答えるようなこともできます。

Googleによる公式ヘルプ
「ユーザーからの質問を受け付けて表示する」
https://support.google.com/docs/answer/6386827

ただ、これは僕の反省点なのですが、皆さんの「いいね」によって質問の順位が変更されたときに、「質問の順位が変更されました。表示しますか?」というようなメッセージが画面の下に小さく出るのに気がつかないと、重要な質問が下のほうに表示されたままになって、気がつかないことになってしまいます。それで、僕自身も今回は皆さんの質問に答える時間がなかったこともあって、僕が答えられなかった質問を投稿してくださった皆さんには申し訳なかったと思っています。

【Googleフォーム】
もう一つの会場からのフィードバックとして、Googleフォームも使いました。これは参加者の皆さんからの質問ではなく、僕が皆さんに対して質問をして、それに対して会場やズームの皆さんが回答する形のものです。

この手のツールとしてはslidoとかmentimeterが有名です。ちなみに前者は、以前「#slidoの冒険」と言う企画をやってみたときに、環境によって結果が随分違うので、僕がちょっとslidoが信用できずにいて、今まではmentimeterばかり使ってきました。

それではどうして今回それを使わなかったのかと言うと、無料バージョンでは3つの質問しかできないからです。それほどべらぼうに高いわけではないのですが、有料だと教師研修などで他の先生におすすめしにくくなるので、僕はなるべく無料のサービスを探すようにしています。今回は90分の間に8つの質問をしたので、これ以外のツールを使う必要がありました。そしてGoogleフォームはもちろんいくら使っても無料です。

多くの人はご存じだと思いますが、Googleフォームにもリアルタイムで結果をグラフで表示する機能があります。質問によって、円グラフになったり棒グラフになったりします。プレゼンターが画面で表示している間にも、フィードバックが来るたびにどんどん結果が更新されていきます。

実際に使ってみた感想としては、円グラフや棒グラフとして表示できるような、例えば選択肢を選ぶようなフィードバックの場合は、これで充分なんじゃないかと思います。わざわざmentimeterなどのような有料ツールを使う必要は感じられません。

しかし、自由記述で、ワードクラウドを使うような場合は、Googleフォームではそういう機能が使えないので、mentimeterの方が良いのではないかと思います。ワードクラウドというのは、皆さんが好きな言葉をフィードバックすると、人気のある言葉が中心に大きく表示されて、人気がない言葉は端っこのほうに小さく表示されるようなタイプのものです。実際の例は参考資料の「デジタルバッジについて話してきました。」をご覧ください。Googleフォームにもこの機能があればもうそれで充分なのですが、少なくとも現在はGoogle フォームにはワードクラウドの機能はありません。mentimeterでこの機能を使うと、新しいフィードバックが来て文字が移動するときに「ぼよよ〜ん」と動くので、すごく面白いですよ。

冒頭にも書きましたように、これは有料のイベントでしたので、僕が話した具体的な内容についてここで共有するのは控えさせていただきたいと思います。ただ、僕が話した内容自体は録画されていて、もしかしたら会員限定で共有する可能性はあるかもしれないとのことです。日本語教育機関に所属しないで、自分たちで日本語を身につけようとしている独習者などについてご関心のある方は、JALPさんの会員になると共有してもらえるかもしれませんので、お問い合わせをしてみてください。

そして冒険は続く。

【ブログ更新情報のメールでのお知らせ】
「むらログ」更新情報のメール通知を希望される方は、こちらでご入力ください。
https://forms.gle/4pjSC8DmmW8BEbUv8

【参考資料】
JALP 2019年度第2回研究例会
http://proficiency.jp/?p=2249

JALP「あなたの知らない世界 独習者たちの実像」参加者たちの声 - Togetter
https://togetter.com/li/1454547

ユーザーからの質問を受け付けて表示する - パソコン - ドキュメント エディタ ヘルプ
https://support.google.com/docs/answer/6386827

むらログ: スピーカーノートの使い方
http://mongolia.seesaa.net/article/464846857.html

むらログ: クアラルンプールの皆さんとお話しました!
http://mongolia.seesaa.net/article/461185883.html
(初めてmentimeterを使ったときの感想が書いてあります)

むらログ: デジタルバッジについて話してきました。(CAJLE2018)
http://mongolia.seesaa.net/article/461415624.html
(ワードクラウド形式のフィードバックの例を示しています)

【コメントはソーシャル・メディア上の記事別ページヘどうぞ!】
https://www.facebook.com/murakami.yoshifumi/posts/10220568397021907
https://twitter.com/Midogonpapa/status/1216219092710912002
https://note.com/adventurer/n/n8be6967007b4
https://b.hatena.ne.jp/entry/mongolia.seesaa.net/article/473074150.html
https://adventurers-hideout.slack.com/archives/CB6K25MCY/p1578804227000200
https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:6621985360178216961/
https://murakamiyoshifumi.tumblr.com/post/190209429528


【『冒険家メソッド』と電子書籍「むらログ」シリーズを購入して海外にルーツを持つ子どもたちを支援しよう!】
2014年以降のこのブログの内容はKindle本にもまとめられています。2020年中にこちらの本をご購入になると、その収益は全額が「海外にルーツを持つ子どもと若者のための日本語教育・学習支援事業」を実施しているNPO法人YSCグローバル・スクールに寄贈されます。ココ出版の『冒険家メソッド』は初版の本体価格の5%が同センターに寄贈されます。
https://amzn.to/2RiNThw
posted by 村上吉文 at 13:36 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加