2019年12月23日

むらログ2019プレゼント

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


むらログ2019 冒険と人間 (2).jpg

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今年も残すところ10日を切り、ブログのタイトルを見ながら一年間を振り返っています。
例年通り今年もブログの記事を Kindle 本としてまとめたいと思います。

ただし今年は夏に VR についての記事10本あまりを独立した書籍として既にKindleで出版しているのと、ホームスクーリング関係も独立させた方がこれらの情報を必要としている人たちに届きやすいのではないかと思いまして、「むらログ2019」はそれ以外のコンテンツをまとめたいと思います。

それでも音声入力のおかげで、非常に生産性も高くなり、80本ほどの記事があります。 VR やホームスクーリングなどに関する内容も入れると現時点で105本もの記事があり、音声入力の効果に驚いています。ジョギングの途中はさすがに無理ですが、自宅から駅まで歩く間に一本記事が書けてしまったりするんですよね。

今年は VR やホームスクーリングなど非常に学びの多い1年だったのですが、それ以外で考えると、教育における ICT の役割と人間の役割がはっきり見えてきたところに最も大きな学びがあったのではないかと思います。それで今年のサブタイトルは「冒険と人間」にいたしました。人間である教師には人間にしかできない人間らしい役割があり、計算などの煩わしい仕事は ICT にできるだけ任せてしまうことによって、大切な部分に集中することができるのではないかと思っています。

つきましては、いつもお世話になっている皆さまへの感謝を込めて、先着20名様にプレゼントしたいと思います。ご関心のある方は、以下のフォームにご入力ください。

https://forms.gle/rUcAhNXWnr3SvVPN6




それでは以下に内容をご紹介します。

【第1章:教育のICT化の考え方】
最初にご紹介したいのは教育の ICT 化に関する少し抽象的な考え方です。 教育にとっての ICT は単なる道具ではなく、教条主義的な従来の一斉授業を中心にした教育観を覆し、 E ラーニングなどの効率的な部分と、もっと人間的に一対一で教師が学習者に向き合う個人面談を中心にした部分に向けていくのが正解なのではないかと思っています。この点について以下の五つの記事を書きました。

個人面談のすすめ
補助ツールがあると身につかない?
ICTは教育にとって手段に過ぎない・・・のか?
1000ドルの鉛筆の先に見えてくるもの「SAMRモデル」
「ICTに頼るのは未熟」というベテラン教師が理解していない2つの視点


【第2章:教育のICT化の具体的な方法】
第一章で教育観そのものを変える必要があるという記事をご紹介しましたが、SAMRモデルでも明らかな通り、 ICT を使ってみないことには ICT を活用した教育館を育てることができません。その意味で、まずはライフハック的な ICT ツールの使い方をご紹介することも大事だと思っています。 この点については以下の10本の記事を書いています。

教育機関もKindleを利用することを検討してみませんか
オンライン音声編集
#EdCampJFTでPadletを使ってみた!
#Googleスライドの冒険
#Googleスライドの冒険 を実施しました
24時間Zoomの2つの注意点
インフォメーションギャップを活かしたコンピューターゲーム
クラス専用のチャットルームを作ろう!
Googleスライドの日本語のフォントの使い方
#VRの冒険 矢野浩二朗先生Zoom講演
slackを簡単なLMSとして使うために
#ピボットの冒険


【第3章:ICTで生産性を上げる】
第2章では主に教員にとっての敷居の低い生産性の上げ方を紹介しましたが、第三章では特に教員に限定せず、もう少し幅広い分野で応用できる ICT の応用の考え方をご紹介しています。

Zoomで効率よくグループディスカッションする方法
ICT化は国民の生死に関わる
Zoomでイベントを主催するための6ステップ
Googleの進化した読み上げをChromeで使うには
Googleの秘書に口頭で思いつきを伝える3つの方法
スピーカーノートの使い方
新元号の発表に見る日本の退化
Googleフォームで特定の質問の回答だけをウェブに公開したいとき
原本主義とハンコが日本を滅ぼす
「どこでも窓」 〜 24時間Zoom
会議室に集まるな
チャットを深夜に送るのは非常識?
「教師研修はオンラインでの学び方一択で」は「ライブ配信せよ」と表裏一体
空っぽの頭と企画力


【第4章:冒険家メソッド】
昨年出版した冒険家メソッドに関する記事としては、特にインターネットを学習者に使わせることに対する懸念を解消するために、安全に使うためのツールのご紹介を何本か書きました。

Twitter One Click Block の典型的な使い方
ネトウヨの効率的な見つけ方とそのブロック方法
授業でTwitterを使う前に教師が学習者に対してお願いしなければいけないたったひとつのこと。
ブロックリストが100万を超えました
英語の先生のためのツイッターの安全な使い方
日本語教師が今すぐ Twitter を始めるべき統計的根拠


【第5章:日本語教師の学び】
ICT を使って学ぶことができるのは日本語学習者だけではなく、もちろん日本語教師もその恩恵にあずかることができます。2年ほど前から僕が主催している日本語教師チャットはその後順調に人数も増えていますが、今年からは日本語教師ブッククラブも始めてみました。 出版社さんとのタイアップも始めることができ、今後は日本語教師チャットなみにたくさんの人にとっての学びの場となってくれることを期待しています。

日本語教師ブッククラブを始めませんか?
「#日本語教師ブッククラブ」について、もう少し考えてみた
#日本語教師ブッククラブ、始めます!
本の提案終了、ただいま投票受付中です!
職場のMLで宿題について考える機会を紹介しましょう!
#日本語教師ブッククラブ Q1-A1制の質問共有フォームを作りました
国書刊行会さんから日本語教師ブッククラブへの本の提供のお知らせ
引用は泥棒ではない
学会の発表はツイートできます
料理は文化資本ではない


【第6章:行動中心アプローチ】
日本語教育に関する部分の最後は行動中心アプローチです。 僕が仕事で実施している行動中心アプローチに関するオンラインコースも参加者が増える一方で、日本語教育の中でも関心もかなり高まっているようです。最初の一つはオンラインコースで話す時の例えとして思いついたものを記事にしていますが、2本目と3本目は、日本が受け入れることになった外国人労働者が搾取されないようにするための方法です。

行動中心アプローチは攻略本
行動中心アプローチでA1レベルの退職届の書き方を教える
ブラック企業と戦うための CDS の作り方


【第7章:英語学習】
僕は現在カナダで働いているので、どこまで行っても英語の上達は課題のひとつです。
実は何ヶ月か前に先住民に関する研修を省庁に勤める人間の義務として受けたのですが、僕はカナダで義務教育を受けたわけではないのでカナダの先住民に関する知識がほとんどなく、参加する前にはかなり緊張していました。実はこうした研修ではカナダに来た当時は講師の話が聞き取れないなどの英語に関する懸念が強かったのですが、今回はそうした心配は全くしていなかったことに、研修が終わってから気がつきました。 今でもそれほど上手なわけではありませんし、 講師が YouTube の動画を見せた時には、「自動生成されるキャプションがあるからそれを表示してくれ」とか要求したりもしていたのですが、そういう要求などを通してそれほど不便なく目的を達することがいつのまにかできるようになっていたんですね。
今年書いた地図を振り返ってみると、コンテンツを使って習得するCBLLに関するものが多かったようです。ゲームオブスローンズとかブレイキングバッドとか、かなりハマってしまいました。病気の時にすら勉強できるので皆さんにもお勧めしたいと思います。

SFが好きな英語学習者におすすめのYouTubeチャンネル「DUST」
外国語で講演を聞くときは
自動読み上げは速読の練習に有効かも
忙しい人の英語学習にはテレビドラマでCBLLがおすすめ
病人のための言語習得方法、CBLL
CBLLで第二言語学習の優先度を上げることができる実例
日本人にだけは自分の英語を見られたくない日本人のための冒険家メソッド
ネックスピーカーで「大量のインプット」を!
コンテンツから学ぶならファンタジーのほうが無難かも


【第8章:教育】
日本語教育は言語習得や言語学や教育などの幅広い分野にまたがった 仕事です。第8章では特に日本語などには限定せず、教育全般に関わる話題について書いた記事をまとめています。

「学び」を取るのか、数字を取るのか
きれいじゃない My Friend
「成績上位層」を再定義しよう
勉強する理由を客観的な根拠で主張しよう
全く縁がない部活の顧問を任されてしまったら


【第9章:多様化のために】
日本も正式に移民国家へと移行が始まり、今後は多様な価値観を持つ人たちがさらに多く混在して同居し合うことになります。その為にはこれまでの、「阿吽の呼吸」とか「沈黙は金」などの価値観から脱却し、分からないことを言語化して落とし所を見つけていくことが必要になります。この件についてはまだまだ前途多難だと思いますが、とても重要なことですので第9章にまとめました。

主張する権利と、それに同意しない権利
多様性を尊重する社会はすべての価値観を尊重するわけではない
パンプスを履かない従業員は顧客を不愉快にさせるのか
世論を変えるために僕たちにできること
日本語学校から強制帰国されそうになった留学生の裁判を少額で支援しよう!
翻訳の不自然さに見る日本人の欧米観
LGBTと敬虔な信徒が共存するために


【第10章:社会】
第十勝はちょっとまとまりがないのですが、それ以外の記事で一応書籍版にもまとめておきたいものを入れてあります。

テレビは他の人のもの。あなたのものじゃありません。
新元号発表のライブ配信公式サイトへのリンク、もしくは新聞の若者離れについて
理力と共にあらんことを


そして冒険は続く。

【ブログ更新情報のメールでのお知らせ】
「むらログ」更新情報のメール通知を希望される方は、こちらでご入力ください。
https://forms.gle/4pjSC8DmmW8BEbUv8

【参考資料】
むらログ (全5巻)Kindle版
https://amzn.to/35Pa59Q


【コメントはソーシャル・メディア上の記事別ページヘどうぞ!】
https://www.facebook.com/murakami.yoshifumi/posts/10220374629217833
https://twitter.com/Midogonpapa/status/1208894116077002752
https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:6614661558842859520/
https://murakamiyoshifumi.tumblr.com/post/189817472688/
https://b.hatena.ne.jp/entry/mongolia.seesaa.net/article/472778170.html
https://adventurers-hideout.slack.com/archives/CB6K25MCY/p1577058314000200


【『冒険家メソッド』と電子書籍「むらログ」シリーズを購入して海外にルーツを持つ子どもたちを支援しよう!】
2014年以降のこのブログの内容はKindle本にもまとめられています。2019年中にこちらの本をご購入になると、その収益は全額が「海外にルーツを持つ子どもと若者のための日本語教育・学習支援事業」を実施しているNPO法人YSCグローバル・スクールに寄贈されます。ココ出版の『冒険家メソッド』は初版の本体価格の5%が同センターに寄贈されます。
https://amzn.to/2RiNThw


posted by 村上吉文 at 07:40 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加