2019年04月15日

授業でTwitterを使う前に教師が学習者に対してお願いしなければいけないたったひとつのこと。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス




冒険家の皆さん、今日も王立メダル女学園で「勇者の盾」を手に入れていますか?

今まで何度も「ソーシャルメディア上で学習者の安全を確保するためにしなければいけないことはブロックを教えることである」と言うことを書いてきました。これは例えば冒険の途中で適切な防護アイテムを手に入れたり、ウィンドウズにアンチウィルスソフトを入れなければいけないぐらい基本的なことです。

そしてそれを学習者に求めなければいけないということも何度も書いてきました。しかし、「誰をブロックしなければいけないか」などをまだ理解していない段階の学習者をTwitterなどのソーシャルメディアの世界に招待するのには勇気がいることもあるでしょう。

その場合にはまず最初に1つだけのことを学習者にしてもらえれば充分です。

それは「Twitter Block Together」で、あなたをフォローすると言うことです。

もちろん、教師であるあなたは学習者にフォローしてもらえばそれでいいというわけでは全くありません。その反対に学習者の代わりにあなたが多くの危険人物をブロックしなければいけないのです。

しかし、そうすることで、学習者がそうした危険人物の投稿などを目にする危険を防ぐことができます。特に学習者が未成年の場合はこうした配慮は他の場合よりも重要になってくるかもしれません。

ではそのためにどうすれば良いでしょうか。そのために有効なツールが先程の「Block together」のほかに2つあります。忙しい場合は「Block Together」だけで充分だと思いますが、もし余裕があれば3つのツールを利用できるようになっておくといいでしょう。

その前に簡単に「Block Together」をもう一度ご紹介します。これはお互いにブロックしている人のリストを共有しあうサービスです。単に誰をブロックしているかを見ることができるだけではなく、そのリストを登録すると自動的に自分もそのリストに載っているユーザをブロックすることができます。そして登録した相手が新しくブロックしたユーザーも、同時にブロックしていくことになります。

このツールについて1つ気をつけなければいけないことは、相手のリストが12万5000人を超えていると、それを取り込むことができないと言うことです。ですから、もし皆さんのクラスの生徒さんに「Block Togother」で自分をフォローするようにお願いする場合は、自分のリストが12万5000人を超える前にしなければいけません。

そんなに大量に危険人物を見つけることができるわけないじゃないか、と心配をする人もいるかもしれません。確かに一人ひとりそういう人を探してブロックするのはとても大変です。しかし、この「Block Together」で何人かを登録すると、すぐにこのぐらいの数には達してしまいます。

ではこのように大量にブロックしているユーザーは、自分で一人一人をブロックしたのでしょうか? 僕はおそらく違うと思います。オリジナルの大量のブロックリストを持っている人はおそらく、「Twitter Block Chain」などのような自動ツールを使って悪意のある人間を大量に発見しているのだと思います。

このツールも前にご紹介したことがありますが、これは特定のTwitterアカウントのフォロワー全部を自動的にブロックしてしまうものです。僕自身も、ヘイトスピーチばかり行っているイラストレーターと、「朝鮮人を殺せ」と公の場所で発言している党首のいる政党(もどき)の公式ページのフォロワーはこのツールを使って定期的にブロックしています。今日も出張帰りで久しぶりにやってみたら、イラストレーターのフォロワーが124人、 政党もどきのフォロワーが45人、新しく採集できました。もう本当に昆虫採集とか害虫駆除みたいなもんです(^^)

三つ目のツールが先週のブログの記事でご紹介した「Twitter One Click Block」です。これは特定のヘイトスピーチに「いいね」を押している人の一覧や、「糞チョン」「特亜」などの彼らが主に好んで使う言葉で検索した 結果の一覧を見ながらブロックしていく時に役に立ちます。

悪意のある人物をこうして大量にブロックしてしまうと、Twitterはとても平和な世界になります。よく「Twitterには悪意を持って絡んでくる人が多い」という書き込みを見ることがあるのですが、そういう人のアカウントをTwitter Block Chainで検索してみると、ほとんどの場合このツールを使っていないことが分かります。つまり、これらの人ももしこうした自動的に大量にブロックするツールを使えば、このような悪意に遭遇しないで済むのではないかと思います。

なお、一時この「Twitter Block Chain」は TwitterがAPIの仕様を変えた時に長らく使用できなかったのですが、今はまた使えるようになっています。ただし、環境によってはうまく動かないことがあるようです。どのような環境で動いてどのような環境で動かないのかは、このツールのレビューなどを見てもよく分かりませんでした。

この3つのツールさえ使えば、もうかなり大量にブロックすることができるので、皆さんのタイムラインにはヘイトスピーチなどはほとんど見られなくなるものと思います。その証拠に、時々僕が見かけるヘイトスピーチのアカウントのフォロワーを見たり、特定のヘイトスピーチに対して「いいね」を押している人たちのリストを見ると、そのほとんどはすでに僕にブロックされています。

繰り返しますが、このように悪意のある人物から皆さん自身や皆さんの学習者を守ることは、 Windows にアンチウイルスソフトを入れなければいけないぐらい重要で、かつそれよりずっと簡単になっています。ちょっとは面倒くさいかもしれませんが、 ソーシャルメディア上での学びを続けていくためには必要なステップだと思いますし、このような悪意のある人物の影響力を排除していくことは、僕たちの社会にとっても意味のあることだと思いますので、是非皆さんにもおすすめしたいと思っています。

このように大量にブロックすることによる弊害について懸念する人に対してのアドバイスもこの後で書きたかったのですが、 もうだいぶ長くなってしまったので今日はここまでにしておきたいと思います。

そして冒険は続く。

【参考資料】
Twitterの月間アクティブユーザー数は日本で4500万超 | TechCrunch Japan https://jp.techcrunch.com/2018/12/26/twitter-2/

むらログ: Twitter One Click Block の典型的な使い方 (2019年4月) http://mongolia.seesaa.net/article/465034997.html

むらログ: ネトウヨの効率的な見つけ方とそのブロック方法 (2019年3月)
http://mongolia.seesaa.net/article/464656853.html

むらログ: ネトウヨをみんなでブロック!(2018年5月)
http://mongolia.seesaa.net/article/459203408.html

むらログ: ネトウヨを大量に自動ブロックするには(2017年11月)
http://mongolia.seesaa.net/article/455158773.html

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posted by 村上吉文 at 00:15 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加