2019年03月18日

24時間Zoomの2つの注意点

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス




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冒険家の皆さん、今日も放射能除去装置を手に入れるために惑星イスカンダルに向かっていますか。

さて、以前このブログで「どこでも窓」というタイトルで、24時間ズームをカナダの僕の家と日本の家族の間でつないでいると書いたことがあります。この時は、このズーム自体はプライベートなもので外部の人は入れないものだったので、家族以外からの利用者から具体的な使い方の質問などをもらう事はありませんでした。

ところが、先週からFacebookの「日本語ラーニングコミュニティー」で、同じやり方で皆さんに24時間開きっぱなしのZoomを始めてみたところ、やはり他の人も参加することになるので、実際の運営方法について質問を受けることも多くなりました。前の「どこでも窓」に書いたときに大体必要な事は全て書いたつもりだったのですが、やっぱり他の人の視点で見てもらうと、説明が足りないところが見つかるものですね。

そこで今回は前の記事の補足として、新たに2つの注意点をご紹介したいと思います。

【新しいアカウントを作る】
1つは、これまでの自分のアカウントではなく、新しいアカウントを用意したほうがいいということです。なぜなら、もし24時間ズームを開きっぱなしにすると、そのアカウントのユーザーはそれ以外にズームを使うことができなくなってしまうからです。というのも、ズームは1つのアカウントで複数の会議室を同時に開催することができないのです。ですから、逆に既存のアカウントで24時間Zoomを始めてしまうと、そのアカウントで準備していた他のズーム会議室を開くときには、一時的に24時間ズームを閉じなければいけないことになってしまいます。

【ホストの前の参加を有効にする】
そしてもう一つの注意点ですが、24時間ズームを解放して誰でも好きなときにアクセスできるようにしておくと、「管理人がいつでも常駐していなければいけない」と勘違いされることもあります。でも実は全くそんな事はありません。ただ、そのためには1つだけ設定を変えておく必要があります。ズームでは会議室のひとつひとつに対して「ホストが入室する前にホスト以外の参加者が入室することを許可する」という設定ができるようになっていて、デフォルトではオフになっているんですが、この設定をオンにしておくと、管理人は一切そのズーム会議室に顔を出さなくても、他の参加者が会議室に出入りすることができるようになるのです(「ミーティングをスケジュールする」→「ミーティングオプション」→「ホストの前の参加を有効にする」)。この場合はホストがいないので、ブレイクアウトルームなどをすることはできませんが、もし有料アカウントであれば、「ホストキー」という普通は6桁の数字を使って、アカウントを持っていない人でもホストになることができます。ですから、例えば日本語学校で24時間ズーム会議室を作るときには、学習者たちにこの6桁のホストキーを教えておけば、人数が増えすぎてしまった時にも、ブレイクアウトルームなどを使って、少人数の話し合いを続けることができます。

ただ、管理人ではない人がホストになってしまうと、そのホストが退出する時に間違えて会議室を閉じてしまうことがあります。この場合は「End meeting」ではなく「Leave meeting」 を選ぶようにしなければいけませんので、 ホストキーと一緒にこの点は周知しておいた方がいいでしょう。

【使い方の例】
前の「どこでもドア」の記事のときには、日本の国内の学校と海外の学校をつなぎっぱなしにしたりするアイデアを紹介しましたが、それぞれの学校内専用の24時間ズーム会議室を設置するのもいいかと思います。例えば、授業を欠席した学習者に連絡をしたりする時も、やはりメールで連絡するよりは顔を見ながら話を聞く方がずっと情報量も増えますから。それ以外にも、「バーチャル談話室」のようなものがいつでもあって、そこで自習会や恋バナや人生相談などができるというのも悪くないのではないかと思います。

あるいは授業参観の代わりに、ズームをいつでも開いておいて保護者が教室の中を見られるようにするのもいいかもしれませんね。

さて、先ほど申し上げたホストキーを使う方法だけは、有料アカウントでないと使えませんが、それ以外は全て無料で行うことができます。ただし、無料アカウントの場合、3人以上が同時に参加すると、40分に1度会議室が閉じられてしまって、その都度接続し直さなければなりません。この辺は懐具合と相談しながら判断されるとよいのではないかと思いますが、全くの無料バージョンでも、それほど大きな支障はなくこうした24時間テレビ会議室を運営することができる時代になっています。もし皆さんが24時間ズーム会議室を開きっぱなしにすることにしたら、どんな使い方が考えられますか?

【散歩中にブログ書き】
ちなみに今日のブログ記事は、iPhoneで音声入力をしながら散歩中に書いたものです。1度も立ち止まらなくても、結構書けるものですね。歩きながら話すと、何だかとても文章を作るのが簡単なような気がします。先日、勝間和代さんが、室内のステッパーで運動しながらブログを書いていたとおっしゃっていましたが、室内だけではなく外を散歩しても十分にそういうことができるのだということがよくわかりました。

そして冒険は続く。

【参考資料】
むらログ: 「どこでも窓」 〜 24時間Zoom :
http://mongolia.seesaa.net/article/463743512.html

ステッパーを踏みながらブログを書いてみる - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ :
http://katsumakazuyo.hatenablog.com/entry/2019/03/14/202628


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posted by 村上吉文 at 21:03 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加