2019年02月25日

#EdCampJFTでPadletを使ってみた!

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日も凍りついたゴーグルを必死に溶かしながら大氷原のうえを複葉機で飛んでいますか?

一旦は春めいてきたエドモントンですが、マニトバ州ウィニペグへの出張から帰ってみると、今日も最低気温はマイナス33度で、また真冬に逆戻りのようです。ちなみに飛行機の中では千代田区の麹町中学校の学習者の自主性を重んじる教育についての本を読んでおりました。これは非常に面白くて、3月1日のオンライン読書会ではこれを取り上げようと思っています。定期テストも学級担任も校則もない、そういう自律的な学校が公立でも運営できるんですね。これはかなり衝撃的ですよ。話を聞きたい人はぜひ、ゆきこマダールさんのポストをご覧ください。

さて、もう一昨日になってしまいますが、3回目のオンラインEdCampを行いました。ご参加くださいました皆様ありがとうございました! 今回は初めてパドレットというウェブサービスを使ってみましたので、今日はこのことについてメモがわりに記しておきたいと思います。

その前に、参加者が主体の教員研修であるEdCamp自体はもう何度も書いているので繰り返しませんがまだご存じのない方は以下の記事をご覧ください。

むらログ: オンラインEdCampをやってみた!
http://mongolia.seesaa.net/article/460492876.html

むらログ: オンラインEdCamp第二弾のご報告
http://mongolia.seesaa.net/article/463019617.html

上の記事を読み返してみると、初めてオンラインEdCampを行った時には、今ではすっかり当たり前になった感じのあるこのイベントが「念願だったオンラインEdCampを行いました」なんて書いてあって、本当にやれるのか、やっていいのかとビビりまくっていた自分をういういしく思います(^^)。いや今回も色々トラブルがあったんですけどね。

さて、このパドレットと言うサービスは、簡単に言ってしまうと文字や音声やビデオなどで学習者が自分のアイデアや学習成果物などを共有することができるサービスです。ホスト以外はアカウントが必要ないので、学習者の個人情報などを提供する必要がありません。

【#EdCampJFTにおけるパドレット】

今回僕がこのウェブサービスを使ったのは以下の方法によります。

EdCampはトピックを参加者が提案して、それらの候補の中から参加者同士の投票でトピックを選ぶのですが、この投票機能としてお気に入りの「♡」を数えました。FacebookやTwitterでも「いいね」がありますが、このパドレットにも同じ機能があります。ログインしていなくても、1人1回しかいいねを押すことができません。1回押すと「いいね」がつき、もう一回押すと「いいね」が消える仕組みになっています。ですので、あまり簡単に一人で何回も投票することはできないと言えるでしょう。

ちなみに、今回のEdCampでは、トピックを提案してそのトピックが採用されたらセッションリーダーも担当するという提案と、トピックは提案するがセッションリーダーはやりたくないという提案の両方を受けていました。ですので、まずはセッションリーダーのいるトピックを優先し、第一セッションはすべてセッションリーダーのいるトピックだけを並べました。そして投票結果の上位のものから、参加者の皆さんが第一セッションで話している間に、ドラッグアンドドロップでぐりぐりと第二セッションや第三セッションのコラムに移動させました。

EdCampの本番中に使ったのはこれだけなのですが、本番の最後に、皆さんにどのような内容が話し合われたのかをメモして下さるようにお願いしました。そしてそのメモの形式はこのパドレットのそれぞれのトピックに対するコメントの形でお願いしました。一定の時間が経ったら最終的な成果物としてまとめたかったので、一応24時間以内にメモを書いてくれるようにお願いしました。

24時間が経った時点で、このパドレットの中のエクスポートという機能を使い、PDFファイルを作成しました。それがこちらになります。

https://drive.google.com/file/d/1jIb6HibAAZNW_YmLfvpr6XyRdFycvS7l/view?usp=sharing

ちなみに PDF の他に画像イメージとしてエクスポートすることもでき、それが今回の冒頭のイメージになります。ご覧の通り下の方が切れてしまっていてあまりこれは便利ではないかもしれません。

以上が今回僕がパドレットを使った方法ですが、それ以外にもいろいろ便利な機能がありますので以下にご紹介しておきます。

【それ以外の機能】

まず、よくあるこういうコラボレーションツールと同じように、いろいろなファイルをアップロードしてシェアすることができます。

ただパドレットが面白いのは、これ自体がカメラやマイクを使って、その場での録音や録画ができることです。音声は15分まで録音することができますし、動画は5分まで録画することができます。これはパドレットのウェブページに行くだけでできるのですが、さらに「Padlet Mini」というクロームの拡張機能を入れると、ご自分のデスクトップを録画することもできます。これもカメラを使った録画と同じように5分までという制限がついています。こうした時間制限はあるものの、自分のデスクトップはこんな簡単に録画できるのですから、反転授業用の動画なども作ることができますね。

これを授業で使う前に、教師が1枚のパドレッドのオーナーとして準備をしておき、学習者が一般参加者として利用することが多いと思いますので、オーナーと一般参加者のできることの違いも書いておきたいと思います。

パドレットのオーナーは、コラムというものを作ることができます。コラムというのは柱のように縦長に伸びるエリアのことです。オーナーがコラムのタイトルとその説明を投稿すると、その下に一般参加者が自分の音声やビデオや文字などを投稿することができます。そしてその学習者による投稿に対してさらに他の一般参加者が文字でコメントをしたり、♡で「いいね」を表明することもできます。つまり学習者同士の相互評価にも使えるわけですね。ただし一般参加者はコラム自体を作ることができません。オーナーが作ったコラムに参加することができるだけです。オーナーはコラムをたくさん作ることができますが、その数に上限があるかどうかは現時点ではわかりません。後で調べておきます。もしかしたら無料バージョンと有料バージョンで違いなどがあるかもしれませんね。

【無料バージョンと有料バージョン】

ちなみに僕が使っているのは無料バージョンです。無料バージョンの制限の1つにパドレットを3枚しか作れないという点があります。つまり、一昨日行ったようなEdCampを3回やったら、そのままでは4回目以降は有料バージョンを使うしかなくなってしまいます。しかし、このパドレットには「エクスポート」という機能がありますので、少なくとも文字や静止画像のデータだけなら、パドレットを使うたびにエクスポートしてしまって、元のデータを削除してしまう事はできます。ですので、現場では僕は有料バージョンに移行する必要を感じてはいません。

【体験会をやりましょうか?】

これも授業で使うのにはとても便利なウェブサイトだと思いますし、実際にコロラド大学が主催するZoomが中心のオンラインセミナーなどをはじめ、いろいろなところで利用されていますので、僕も職場でやっているPDオンデマンドのメニューの1つに入れておきたいと思います。つきましては、もし希望が多いようでしたら、またエラーを洗い出すための体験会を開催したいと思いますので、互換性のある方は以下のソーシャルメディアでコメントをお願いいたします。コメントが多かったら日時を決定してその後正式に申し込みのGoogleフォームを作ります。

「体験会は面倒くさいけど、他人のパドレットをいじってみたい」という方は、以下のいじり倒すためのパドレットに投稿なり「いいね」なりしてみてください。
https://padlet.com/murakami_yoshifumi/4lead4qe30yi

そして冒険は続く。

【参考資料】
https://padlet.com

Padlet Mini - Chrome ウェブストア : https://chrome.google.com/webstore/detail/padlet-mini/kcljbbiddpoeaknnjaminoceoojdbikp/related

テスト : https://padlet.com/murakami_yoshifumi/4lead4qe30yi
(動画と静止画像と音声を共有してみました)

むらログ: オンラインEdCampをやってみた!
http://mongolia.seesaa.net/article/460492876.html

むらログ: オンラインEdCamp第二弾のご報告
http://mongolia.seesaa.net/article/463019617.html

むらログ:EdCampTokyoに参加してきました!
http://mongolia.seesaa.net/article/448875563.html

むらログ:オンラインでEdCampができる!
http://mongolia.seesaa.net/article/455466573.html

Online EdCamp for Japanese Language TeachersThe Japan Foundation, Toronto
https://jftor.org/event/edcamp190222/


【コメントはソーシャル・メディア上の記事別ページヘどうぞ!】
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posted by 村上吉文 at 08:55 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加