2018年12月24日

発想力の源泉について

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

前にも書きましたが、僕は普段あまり料理をしないので、クックパッドなどを見るとその便利さに驚きます。例えば今年の夏は僕の娘がレタスを育てていて、それを食べるのが僕しかいないという状況がちょっとの期間あったので、レタスを使った料理などを見てみると、本当にいろいろなレシピを見つけることができました。そして、中にはとても簡単なものもあって、僕が作っても結構美味しかったりします。これは僕が大学生だったころとは大きな違いで、もし僕が一人暮らしをしていた時にクックパッドのようなウェブサイトが使えたら、どれだけ僕は今ごろ料理が上手になっていたことだろうかと思います。

そして、それは語学の勉強法や、教授法、そして仕事のアイデアなどでも全く同じような変化が起きているのではないかと思います。しかし、そのことは「むらログ: 行動中心アプローチとアバンダンスの時代」http://mongolia.seesaa.net/article/461948279.htmlというタイトルですでに書きました。

今日僕が言いたいのはそのことではなくて、料理については僕は全く発想力がないなぁと言うことなのです。僕は仕事の面では、定例的な仕事をもれなく実施するような実務家的なタイプではなく、企画力の方が評価されたりすることがあるのですが、企画力とか発想力と言うのは持って生まれた才能などではなく、何らかの必要な要素があって、少なくとも料理に関して言えば、僕にはその要素がないのだろうということが何となくわかりました。例えば、先ほど触れた簡単レタス炒めというものは、レタスとツナ缶と卵といくつかの調味料があればできるもので、そのどれも僕は料理に使ったことがありますが、それらを組み合わせるという発想は全くありませんでした。とにかくレタスを使いたいとは思っていましたが、その他のありとあらゆる選択肢から何を組み合わせればいいかというのは全くわからなかったのです。

多分、普通に料理をしている人にとっては、僕よりももっと選択肢が多いと思うのですが、それでもそれまでの経験で「この材料にはこれは合いそうだけどあれは合わないだろう」と言うようなことがなんとなく分かるので、僕より簡単に自分が食べたことがない料理を思いつくことができるのでしょう。

囲碁に比べて将棋の世界ではコンピュータより人間の方がまだ強いのは、将棋はそれぞれの駒の役割が囲碁より多く、かつ成金などのような選択肢の数が多すぎて、今のコンピューターのレベルではありとあらゆるすべての選択肢の中からベストなものを選択するということができないからでしょう。

僕も今オンラインedcampと言うイベントをやっていて、11月に第2回を実施したのですが、これも実はEdCampというすでにあるイベントとZoomというビデオ会議のシステムを組み合わせただけの企画です。多分ZoomもEdCampも知らない人にとっては、「よくこんな企画を思いつくなぁ」と思うかもしれませんが、EdCampに参加したことがあってデジタルに詳しい人なら、GoogleハングアウトやSkype等ではうまくいかなくても、Zoomならうまくいくだろうということが何となく想像できるものでしょう。

これは多分、どの分野でも同じようなことが言えるのではないかと思うのですが、特に僕は無料のツールにこだわりがあって、というのもお金がかかるツールはなかなかセミナーなどで人に勧めることができないからなのですが、無料のツールだからこそ、簡単に使ってみるということができるわけですね。ですので、Chromeの拡張機能やZoomなどの無料のツールはなるべく積極的に使ってみようといつも思っています。そうしたことから、組み合わせができる要素が他の人より多いと言うところがあるかもしれません。

そういう意味では、もしぼくが料理の素材や調理法を興味を持ってどんどん取り入れていてそれぞれに対してそれなりに知識があれば、まだ作ったことがない料理でも簡単に思いついてそれなりにおいしい料理を作ることができるのではないかと思います。でも、実際にはそうした知識がないので、料理に関しては上に書いたように全く発想力がないのですが。

ということで、発想力とか創造性と言うのは、何もないゼロの空間にいきなり湧いて出るようなものではなく、自分がそれなりに使ってみて知識のある要素の組み合わせだったりするので、必ずしも生まれ持ってきた能力などでは決してないと思っています。

そして冒険は続く。

【参考資料】
むらログ: 行動中心アプローチとアバンダンスの時代 : http://mongolia.seesaa.net/article/461948279.html


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posted by 村上吉文 at 18:01 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加