2018年11月17日

ブラック企業と戦うための行動リスト その2

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


画像2018 (40).png

冒険家の皆さん、今日も司祭モラ・ラムによって奴隷にされてしまった子どもたちをパンコット宮殿の地下から解放していますか?

前回の記事からちょっと時間がたってしまいましたが、ブラック企業と戦う行動リストの「その2」です。今回は『NOと言えない若者がブラック企業に負けず働く方法』という本から抜き出しました。

海外からの労働者の場合は他の会社に転職することは難しいと思いますので、このあとに作るCDSリストには載せませんが、ここではそうした削除は行わず、本からそのまま抜き出します。

労働時間が過労死ラインを超えているか確認する
残業代が支払われているか確認する
「あと1年は続けられない」と思ったら他の方法を考え始める
会社を辞めるか、会社に残って働き方を変えるかを考える
「直前の1ヵ月の残業時間が100時間以上」か、「直前の2ヶ月から6ヶ月間の残業時間の平均が80時間以上」だったら過労死の可能性を考える
3年先輩の姿を見てそうなりたいかを考える
会社と交渉するか、しないで辞めるかを決める
弁護士や労働組合、労働NPOなどの支援団体の人から意見を聞く
労働相談の窓口で信頼できるものとそうでないものを区別する
複数の労働相談窓口で意見を聞く
日本労働弁護団やブラック企業被害対策弁護団の無料電話相談窓口で相談する
生活保護を申請する
印鑑を預けろと言われたら拒否する
退職届を提出する
内容証明郵便で退職届を送る
電子メールで退職届を送って記録を残しておく
予告した退職日が来たら出社しない
「やめてもいいか」を聞くのではなく、「辞めます」「退職します」とはっきり書く
「退職願い」ではなく「退職届」を書く
会社の就業規則を確認して、何日前に退職を申し出るかを確認する
就業規則がわからないときは民法で決まっている14日前に予告して退職する
会社側が違法行為をしているときは「明日から行きません」と予告して辞める
「14日後に辞めます。明日から14日間は有給休暇を取ります」と言って辞める
労働基準監督署に顕名申告する
労働基準監督署に匿名申告する
労働基準監督署に会社の違法状態を立証する記録や証拠を持っていく
労働基準監督署で会社が改善する見込みがないことを示す
自分の働いた時間の記録と給与明細で残業代の未払いがあることを示す
改善の見込みがないことを示すために、内容証明郵便かメールで違法状態を解決するように会社に請求する
労働局で斡旋を依頼する
日本労働弁護団の無料電話相談を受ける
ブラック企業被害対策弁護団で相談を受ける
法テラスの無料面談で相談を受ける
労働審判制度を利用する
労働組合を通して強制的に団体交渉に入る
親会社や元請けに責任を取らせる
労働組合で同じ状況に身を置く同世代の若者とのネットワークに参加する
同じようなトラブルに悩んでいる人の話を聞いて自分の経験を語る
おかしいとか辛いとか思ったらすぐに専門家に相談する
「みなし労働時間制」とか「裁量労働性」と言われたら規定通りに手続きされているかを確認する
厚生労働省が発表したパワハラの6つのパターンに該当するかを考える
パワハラに関しては他の法律違反がないかどうかもセットで見ていく
男女雇用機会均等法の定めに則って対価型と環境型のどちらのセクハラに該当するか考える
パワハラやセクハラに関しては1冊の記録手帳を作って毎日メモをする。何もなかった日には何もなかったと書いておく
ハラスメントに関してはいつどこで誰が何をして自分がどう感じたのかを記録しておく
懲戒処分を受けたときは就業規則等のどの規則に書いてあるかを確認する
懲戒処分の前に弁明の機会を利用して弁明する
減給額が賃金総額の10分の1を超えていないか確認する
制裁としての減給額が平均賃金の半日分を超えていないか確認する
引継ぎが終わるまで働けと言われても辞める
繁忙期が過ぎるまで働けと言われても辞める
有給休暇を全部消化してからやめる
解雇の30日前に解雇予告を受ける
30日前に解雇予告を受けなかった場合は不足日数分の賃金を受け取る
解雇の理由を求めて解雇理由証明書を受け取る
退職勧奨を受けたら断る
労災保険を利用して治療を無料で受け、休んでいる間の生活費ももらう
ハローワークに申し出て雇用保険に加入する
辞表を書くように強いられたら拒否する
本当に自己都合退職ではない時は辞表を書かない
ハローワークに離職理由を報告する際に会社から受け取った離職票の「異義がある」ことをチェックする欄にチェックを入れて提出する
生活保護の利用を検討する際にはポストやNPO法人「もやい」などの支援団体に事前に相談をしておく
労災の場合は労災指定病院という所で治療を受ける
労働基準監督署で労災を申請する
厚生労働省のウェブサイトで全国の都道府県の労働基準監督署の所在地を調べる
雇用保険制度についてハローワークで相談する
外部にSOSを発信する


この行動リストだけでは何がなんだかよく分からない人もいらっしゃると思います。その場合はぜひ、この本を実際に手に取って内容をご確認ください。

この後、先日のブラック企業と戦うための行動リスト「その1」 と重複する部分を削り、かつ日本語が必要ではない行動もあったらそれも削り、 能力記述文に書き直すための準備をします。

また、一つの行動が大きすぎる場合は、小さな行動に細分化します。例えば、このリストの一番最後にある「外部に SOS を発信する」の場合は、 外部の個人にSOSを発信する場合はその相手を見つけるという行動が必要ですし、ソーシャルメディアなどを使って発信する場合は、文章の場合はそれを入力するという行動が必要ですし、動画や静止画像を使う場合はそれらを撮影して適切なタイトルやキャプションをつけるという行動も必要になります。そしてもちろんそれを投稿するという行動も必要になりますよね。

そして最後に、対象を絞ったり条件を付けたりしてA1の能力記述文のリストにする必要があります。どんな条件をつけてもA1にできなければ、A2以降で扱うためのリストに入れて、いったんはA1のリストからは外すことになるでしょう。

そして冒険は続く。

【参考資料】
『NOと言えない若者がブラック企業に負けず働く方法』
https://amzn.to/2QKuZiJ

むらログ: ブラック企業と戦うための行動リスト その1 :
http://mongolia.seesaa.net/article/462464678.html

むらログ: 多様性に対応しよう! 日本語教師の収入を上げるための一提案 :
http://mongolia.seesaa.net/article/449002533.html

【コメントはソーシャル・メディア上の記事別ページヘどうぞ!】
https://adventurers-hideout.slack.com/archives/CB6K25MCY/p1542418350000300
https://plus.google.com/+YoshifumiMURAKAMI/posts/GGu1xDgnejN
https://twitter.com/Midogonpapa/status/1063605485734047744
https://www.facebook.com/murakami.yoshifumi/posts/10217046975548571


【『冒険家メソッド』と電子書籍「むらログ」シリーズを購入して海外にルーツを持つ子どもたちを支援しよう!】
2014年以降のこのブログの内容はKindle本にもまとめられています。2018年中にこちらの本をご購入になると、その収益は全額が「海外にルーツを持つ子どもと若者のための日本語教育・学習支援事業」を実施しているNPO法人青少年自律援助センターに寄贈されます。ココ出版の『冒険家メソッド』は初版の本体価格の5%が同センターに寄贈されます。
https://amzn.to/2RiNThw

posted by 村上吉文 at 10:22 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加