2018年08月20日

クアラルンプールの皆さんとお話しました!

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日も暗い森の奥の明かりの消えた古い城に忍び込んでいますか?

僕はこれからオンタリオ州のロンドンに、カナダ日本語教師振興会の年次大会に出席するために行くところです。また空港でこれを書いています。

さて、おとといマレーシアのクアラルンプールの日本語教師研修でゲスト講師として話をさせていただきましたので、資料を共有します。マレーシアと言っても、僕はオンラインでの参加だったので自宅にいたのですが。参加者の半分は国際交流基金クアラルンプール日本文化センターのホールでパブリックビューイングのような形で参加し、残り半分ぐらいはオンラインでした。

実はこういうパブリックビューイングのような形のオンラインのセミナーというのは、相手のリアクションが分かりにくくて、とてもやりにくいことがあるのですが、今回は現地の三浦多佳史JF上級専門家が現場のまとめなどをしてくださったので、大変やりやすかったです。ありがとうございました。

僕の個人的な挑戦としては、本番としては初めて mentimeter.com を使ったことです。これはリンクなどを貼らなくても menti.com というとても簡単な URL のリンクに入って、指定された6桁のコード打ち込むことにより、ごく簡単な投票などが行えるウェブサイトです。というか、先生が質問をするだけのパートナー方式という教授法だったりしたら、これがパワーっポイントやGoogleスライドの代わりになるんじゃないでしょうか。実際に名前も「Interactive Presentation Software」となっていますし。

一昨日はこのmentimeterを使って一般的な棒グラフを作る投票をしてもらったのですが、他にもワードクラウドなどを作る機能があります。明後日からオンタリオのロンドンで行われるCAJLE(カナダ日本語教育振興会)の年次大会では、このワードクラウドを使った研修を行ってみようと思っています。プレゼンをインタラクティブな形にするには、とても使いやすいツールだと思います。

さて、今回はマレーシアの三浦さんが僕のブログの「教育機関が ICT を使うメリットを考えてみた」(http://mongolia.seesaa.net/article/458601482.html )をご覧いただいた上で、「こういう話をしてほしい」ということだったので、内容的にもかなり重なっている部分がありますが、前の記事を読んでない人もいるかもしれませんので、改めてここに共有します。

こちらがスライドになります。


https://goo.gl/E5X3nb

これはいつも言っていることなので「またか」と思われるかもしれませんが、こうしてインターネットで世界中が繋がるようになってくると、みんなができることを自分もできるようになることは、あまり意味はありません。 それよりも、 自分の強みを発見して、それに集中してどんどん伸ばして行くという戦略の方が、生き残れる可能性は高いでしょう。

なぜなら、地球の裏にいる、その分野で世界で一番の人の方が、同じ町にいる世界で2番目の人よりも声をかけてもらいやすいからです(ここでは僕の話をしているわけではありません)。以前なら、そういう人を見つけ出すだけでも大変でしたし、仮に見つけ出すことができたとしても、それを必要としている人のいるところまで呼ぶのには、飛行機代やホテル代が大きな負担になってしまっていました。

しかし今では、たとえ相手が地球の裏側にいたとしても、Zoomなどでリアルタイムに顔を見ながら話し合うことができるのです。Zoomは無料でも利用できますし、有料版でも一か月に15ドルにすぎません。

そして、多様な日本語教室の皆さんが、それぞれ自分の強みを磨いてそれを発信するようになれば、学習者から見れば、それは非常に多様な選択肢があるということになるのです。

今回は教師研修なので、一般的な日本語学習者とは違いますが、参加者はクアラルンプールにいたまま(実はオンラインでは他の国の参加者もいらっしゃったのですが)、カナダにいるゲスト講師の話を聞くというようなことが簡単にできるようになっているわけですね。今回は ICT ということだったので僕のところに話が来ましたが、 文法とか音声ということでしたら世界のどこか別の国にいる人が呼ばれることになるのでしょう。そうして色々な人の話が飛行機やホテルのお金をかけずに聞けるようになるということがこの時代の良さなのではないかと思います。

そして冒険は続く。

【参考資料】
むらログ: 教育機関が ICT を使うメリットを考えてみた : http://mongolia.seesaa.net/article/458601482.html

「ICT と日本語教育」Zoom体験ワークショップ ICT and Japanese Language Education – Zoom Experience Workshop https://www.jfkl.org.my/site/wp-content/uploads/2018/07/ZOOM%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E.pdf

Interactive presentation software - Mentimeter
https://www.mentimeter.com/

むらログ: 「多様な教師が多様な学習者と直接つながる社会」をもたらすのはGoogleのHelpoutか? : (2013)
http://mongolia.seesaa.net/article/379551071.html

むらログ: 実現しつつある「多様な教師が多様な学習者と直接つながる社会」 : (2014)
http://mongolia.seesaa.net/article/402133250.html

むらログ: 多様性に対応しよう! 日本語教師の収入を上げるための一提案 : (2017)
http://mongolia.seesaa.net/article/449002533.html


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posted by 村上吉文 at 12:06 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加