2007年06月12日

モンゴル人の日本語学習を助ける方法

随分前に私が関わったプロジェクトのことで、嬉しいお知らせが届きました。モンゴル日本センターの調整員が「任期終了を迎えて」というタイトルでニュースレターに載せていた文章の一部を引用します。

振り返ってみますとモンゴル・日本センターには様々な思い出がありますが、一番印象に残っているのは2005年8月から2006年7月まで放送した日本語ラジオ講座の1リスナーのことです。放送開始まもない時期に彼女からファンレターを受け取ったのですが、その手紙には「私は現在刑務所に服役中ですが、更生のために日本語ラジオ講座で日本語を勉強しています。」と書かれてありました。その後も彼女から何度かファンレターをいただき、また最近も彼女の代理でお姉さんがセンターにプレゼントを持ってきてくれたのですが、そこには「モンゴル・日本センターへ」ときれいな日本語で書かれてありました。センターの活動が我々の想像していなかったところでも利用されていることを知り、センタースタッフ一同感激したことを良く覚えています。

私自身はこのラジオ講座に出演してはいないので、このリスナーは私の声を聞いたことも、顔を見たこともないでしょう。私ももちろん、このリスナーに会ったことはありません。

しかし、私が人生のある時期に懸命に関わっていたプロジェクトの結果、あの国の一人の人間の人生に、こうして少しでもよい影響を与えることができたのだと思うと、胸に熱いものが込み上げてくるのを禁じえません。多くの人の協力を得て、また、運にも助けられて乗り切れたプロジェクトでした。今、こうしてまったく立場の違うところから、その結果の片鱗に触れることができて、改めて、熱かったあの時期のことが思い起こされます。

このラジオ番組は、ストリーミングで今も放送されています。もし、お近くにモンゴル語話者で日本語学習の機会に恵まれない人がいたら、以下のリンクをご紹介ください。
http://www.japan-center.mn/r-jp-language/RadioJ-J-BCFile.html

posted by 村上吉文 at 06:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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