2007年05月21日

ITは効率だけなく、質的向上ももたらす

日本語教育の専門の方ではないんですが、日本の公教育に関わっていた人に、こんなことを言われました。

「この小テスト、百点満点じゃないんですね。普通、テストといったら百点満点にしますよね」

そうなんですか?

「だって、何パーセントできたか分からないじゃないですか」

だそうです。くだらない。

まあ古い付き合いのある人なので、はっきり「それはくだらないですね」と言って喧嘩になりましたが、実際、くだらない。だって、試験というのは本質的に「評価すべきかどうか」だけで出題内容を決めるべきであって、満点を百点にするために、「出題すべきでない内容を出題する」とか、「出題すべき内容を削る」なんてことがあってはならないのではないでしょうか。

で、聞いてみると、やっぱり成績管理は手作業だったんだそうです。あーあ。
正答率なんて、エクセルを使えば素点を入力するだけで計算してくれるのに。

まあ、それで思ったんですが、ITの利用というのは、単に「仕事の効率を高める」という量的な違いをもたらすだけではなくて、「本質的でないものを除去する」「本質的なものを確保する」という、質的な違いをもたらす効果もあるんですね。

そんなことはERPなんかでも頻繁に言われることですが、私は経営者ではないので、いまいちピンと来ていませんでした。でも、こういう身近な例を考えると、腑に落ちますね。

ということで、当ブログのアクセス解析から、人気が高いことが分かったエクセルのテンプレートをもう一度ここに紹介しておきます。
えんま帳Ver.1.5 統合版.xls
えんま帳作成テキスト2007.doc


成績管理で徹夜するなんて、くだらないですよ。そんなの、頭の悪いパソコンにやらせればいいんです。パソコンなんて、基本的に奴隷なんですから。で、私たちご主人様は、もっと、いい授業をするために頭を使いましょうよ。
posted by 村上吉文 at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
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