2007年05月17日

在留邦人が少ない割りに日本語学習者が多い国の上位10カ国

福島青史さんの「孤立環境における日本語教育の社会文脈化の試み」に面白い数字が出ていましたので、ご紹介します。これは「在留邦人数と日本語学習者数の比較」の上位10カ国で、要するに「学習者に比べて在留邦人が少ない国」の順位です。右端の数字は、在留法人の数を学習者数で割った数字です。

1 アルメニア 222.0
2 グルジア 182.0
3 ?????? 43.8
4 中央アフリカ 29.2
5 モンゴル 28.0
6 ラトビア 18.6
7 ウクライナ 16.1
8 <ニューカレドニア> 12.9
9 ウズベキスタン 9.5
10 キルギス 9.5
11 カザフスタン 8.8


モンゴルは、晴れて5位! 学習者数に比べて世界で五番目に在留邦人が少ないのに、人口当たりの日本への留学率が世界一というのもスゴイですよね。

さて、上記の第三位が疑問符になっていますが、どこだと思いますか?

それが何と、おとなりの韓国なんです。在留邦人も莫大な数になるのですが、それ以上に、日本語学習者数が突出しているのが理由なんですね。

福島さんはこの数字を「孤立度」と呼んでいて、以下のようにまとめています。
韓国、モンゴルなどの経済関係、地理的親近性を考慮するとキルギス、カザフスタンを合わせた中央アジア諸国や東欧の孤立度は際立っている。

この他にも、この論文は「なるほど」と思わせるところがたくさんありますので、時間があったら明日にでもご紹介しますね。

以上、第一回「日本語教育の面白い数字」でした!
(なお、シリーズ化の予定はありません)
posted by 村上吉文 at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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