2014年04月21日

漢字十択アプリ「漢字タッチ」オープンソース化

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


KanjiTouch.jpg

冒険家の皆さん、今日もキツネリスがハムシにさらわれたのを見て人の子と間違えて銃を使ってしまっていますか?

さて、以前、このブログでご紹介した漢字十択アプリ「漢字タッチ」ですが、APP Inventorをお持ちの方ならどなたでも別の漢字で出題できるように、オープンソース化しました。

いやー、一度言ってみたかったんですよね、このセリフ。なんか、かっこいいじゃないですか。ちょっと知的で、しかも博愛的な寛容さがそこはかとなく漂ってて。マイクロソフトとは違うもんね、みたいな。もう一回言ってみようかな。漢字タッチをオープンソース化しました

まあ、おふざけはこのぐらいにしておきまして、共有の方法をご紹介します。

まずは、以下から、「AppInventorForAndroidCodeblocks」というファイルをダウンロードして下さい。うまく表示されていない人は、このリンク( https://mongolia.up.seesaa.net/image/KanjiTouch_Muralog.zip )からもダウンロードできます。

そして、 http://beta.appinventor.mit.edu にアクセスして、先ほどダウンロードした「AppInventorForAndroidCodeblocks (79)」をそこにアップロードしてください。(パソコンにjavaが入っていないと動きません)

ブロックエディターという画面で、すでに入っている漢字と平仮名を書き換えれば、みなさんの現場に則した漢字練習アプリを作成することができます。冒頭の画像の中の「Kanji01」〜「Kanji10」の右にあるオレンジ色のブロックの「text」という文字の下の四角を、練習させたい漢字に直します。ブロックでは四角く文字化けしてしまいますが、アプリの中では普通に表示されます。

同じように、「hiragana01」〜「hiragana10」までもそれぞれの漢字の読みを入れてください。「kanji01」の読みを「hiragana01」に入れ、以下もそれぞれ対応した読みを入れてください。

漢字アプリそのものについては、以下をご覧ください。
http://mongolia.seesaa.net/article/390785481.html
10個の漢字が出題されて、30秒以内にどれだけ正解できるかを競うゲームです。10点以下だと「あしがる」、20点以下だと「にんじゃ」、30点以下だと「さむらい」、30点以上だと「しょうぐん」とフィードバックされます。楽しいですよ!

このアプリを作るには、「スクラッチ」という教育目的のパズル式プログラミング言語を少しいじってみて、その後、Googleが開発し、今はMITが運営している「AppInventor」という同じくパズル式のプログラミングツールを使いました。C言語とか勉強しなくても、AppInventorだけでこの程度のアプリは作れますし、不安な人は僕のように教育用の「スクラッチ」から入ると敷居が低いでしょう。スクラッチとAppInventorはかなり似ていますので、スクラッチで遊んでみたら、AppInventorはかなり楽です。

スクラッチについては当時ケニアにいた蟻末淳さんに、僕の当時の職場が主催した中東日本語教育セミナー2013で、どのように日本語教育で利用できるかの紹介とともに、その基礎を学ぶワークショップも開いていただきました。そういえば、AppInventor自体の存在も、その企画を進める中で蟻末さんに教えてもらったんでしたっけ。

その後、AppInventorは『みんなのAndroidアプリ制作 App Inventorで はじめの一歩からアプリ配信まで』という本を一冊だけ読みました。

AppInventorは、エクセルの関数がいくつか使えるぐらいのレベルの人なら充分に使えます。操作はエクセルよりもさらに簡単なのですが、「関数」とか「引数」とかいう概念は必要になります。あと、AppInventorに出てくる「変数」もエクセルではあまり出てきませんが、エクセルでもどこかのセルに関数などで計算しておいて、その結果を別のセルでさらに利用したりしますから、概念としてはそれほど難しくはないでしょう。

というわけで、ゼロからアプリを作るのも今は素人でも簡単にできるようになっていますし、今回ご紹介した「漢字タッチ」は漢字と平仮名のデータを編集するだけですから、そんな知識すら必要なく皆さんの現場で必要な漢字をアプリにすることができます。ゲームをさせると学習者の表情が一変しますよ。是非みなさんの現場でもご利用くださいませ。

そして、冒険は続く。
posted by 村上吉文 at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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