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2014年02月04日

あのとき夢見た未来が今ここに。JMOOCがまもなくスタート!

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス




冒険家の皆さん、今日もイカダで漂流していますか?

さて、四年前、僕はブログでこんなふうに書いたことがあります。
うれしい。
わくわくする。
そんな気分ですね。遠く離れた別の国で、まったく同じようなことを考えていて、しかもすでに実現しているような人たちがいるということが。

そしてうらやましい。
今の時代に生まれて、こういうコースを受けることのできる学生たちが。

むらログ: Stephen Dowensのしかける「学習の高速道路の走り方」コース
http://mongolia.seesaa.net/article/151862819.html

これは Stephen Dowens の「Critical Literacies 2010」という初期のMOOCをご紹介した記事ですが、4年の歳月を経て、ようやくこれと同じ形式の学習方法が日本でも花開くことになりました。そう、昨日、明治大学で説明会があったJMOOCです。

JMOOCというのは日本初のMOOCのことで、そのMOOCというのは大規模公開オンラインコース(Massive Open Online Course)のことです。つまり、日本初の大規模公開オンラインコースがこの春から始まるわけですね。国際交流基金も日本語教育のコースで参加しています。(僕は担当ではありませんが)

昨日の説明会では、会場となった明治大学の学長あいさつのあと、JMOOC事務局長、福原さんのJMOOC全体に関するプレゼンが30分ほどありました。まずはその映像からご紹介します。



Video streaming by Ustream

その後、各コースの紹介として日本史と安全保障の担当の先生が話されたあと、いよいよ放送大学と国際交流基金がタッグを組んで企画された『にほんごにゅうもん』(英語名: ”Japanese Starter”)の紹介が始まりました。



Video streaming by Ustream

主なポイントとして、以下の様な点を共有しておきます。
・CEFR準拠。JF日本語教材『まるごと』準拠。A1レベル。
・主任講師は山田先生ではなく、「ロボじい」という架空のキャラクター。「エリン」のホニゴンのような立場になるのかもしれません。
・Facebookに公式コミュニティーが立ち上がっています。https://www.facebook.com/nihongostarter MOODLEとかじゃなくてFacebookを持ってきたところに「分かってる人たち」が作ってる感覚がありますね。
・45分かける10回で1コース。
・ドラマ型。(試写で見た部分は「ロボット大学」として国際交流基金の日本語国際センターが出てきました。ここで研修を受けた人には懐かしい光景でしょう。Joseという、かつての「ヤンさん」を彷彿とさせるキャラクターと、ツンデレ系っぽいサクラという日本人研究者が出てきます)
・3-4月にパイロットコースを開講し、それと同時に正式版コースの受講者登録も開始。
・CHiLO BOOKというのがパソコンやスマホやタブレットにインストールするアプリのようです。

こうしたオンライン化の流れは、自らを成長させたいと願う人にとっては、まさに天恵です。日本語学習者にかぎらず、日本人の成人にとっても、このJMOOCは非常に大きなインパクトを与えることになるでしょう。今日の記事の最後に、僕自身も昨日、受講登録をした講義のプロモーションビデオをご紹介しておきたいと思います。



四年前、あんなにワクワクした未来が今、ここにある。そう思うと感無量ですね。

そして冒険は続く。
posted by 村上吉文 at 13:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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