2013年05月30日

大阪大学のウェブ教材がすごい!



大阪大学の「高度外国語教育独習コンテンツ」は、ここ半年ばかりハンガリー語のところはほぼ毎日お世話になっているんですが、日本語のほうをチェックするのを忘れていて、今日初めて見てみたら、これがなかなか素晴らしいんですよ。

よく、紙の教科書をそのままウェブに移植したようなウェブ教材がありますが、これはインタラクティブで映像も豊富にあり、まさにネットというメディアを有効に生かした教材になっています。

シラバスとしては、場面シラバスと構造シラバスが半々ぐらいでできているような構成になっています。前半は空港とかタクシーとかよくある旅行者用の場面ですが、後半は東大寺、春日大社、厳島神社などの観光地が目白押しで、しかもその現場まで行ってロケしているんですよね。これは学習者も喜んでくれることでしょう。

しかも、すばらしいのは、著作権の面での配慮です。なんと、クリエイティブ・コモンズになっているんですよ! つまり、無断でコピーしてもいいんです。クリエイティブ・コモンズにはいくつかの種類があって、これはBY_NC_SAというものなので、
・大阪大学の作品であると明記しなければならない
・コピーを店などで販売してはならない
・コピーもクリエイティブ・コモンズにしなければならない
という3つの条件を満たなければならないのですが、普通の授業でコピーを使う分にはまったく問題ありませんよね。

日本人でなく外国人の日本語学習者がビデオに出ているのは、母語話者ではないので意見の別れるところかもしれません。でも、初級の学習者にとっては「日本人になること」が目標なのではなく、「中級者、上級者の外国人学習者になること」がモデルのはずなので、その意味ではまさにモデル会話として有効なのかもしれませんね。

先ほど見つけたばかりなのでまだまだ書き足りないこともあるかもしれませんが、とりあえず素晴らしいと思ったので、皆さんにご紹介しておきます。

日本語独習コンテンツ
http://el.minoh.osaka-u.ac.jp/flc/jpn/jpn_data/index.html
posted by 村上吉文 at 14:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
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