2012年11月30日

国産7型アンドロイド端末を買った

 ハンガリーで日本語を教えている人のブログ「ハンガリーてくてく日誌2」にコメントしたら「むらログの村上さんですね!」と言われて焦りました。焦った理由は最近、ほとんど更新していなかったからです。

 年初には「2日に一度ブログを書く」とか言っていて、最初のうちは何とかそのペースを保ってはいたものの、業務が立て込んでくると途端に余裕がなくなって更新ペースも鈍ってきてしまいました。最後に書いたのが10月24日で、このまま数時間経つと「11月は更新ゼロ」ということになってしまいますので、あまり時間はないのですが、急いで書きます。

 それは最近の買い物のことです。先日、就職活動のために一時帰国した時に、「LesanceTB A07A」という国産7型アンドロイド端末を買ってきたのです。ここでは「7型」と「アンドロイド」と「LesanceTB A07A」という3つの点について分けて考えてみたいと思います。

「7型であること」
 最初は「7型」であるという点です。「7型」というのは大きさのことで、iPadミニとほぼ同じです。これまでのiPadが10型で(正確には9.7ぐらいだったかも)、iPhoneが5型ですから、そのほぼ中間ぐらいと思っていいでしょう。

 この大きさは、買ってみると僕の出勤用のショルダーバッグにまさにピッタリの大きさで、毎日持ち運ぶのにまったく苦になりません。iPadも買った当初は同じようなことを言った記憶がありますが(もしかしたらこのブログでも書いたかも)、実際のところは持ち運ぶ習慣はつきませんでした。それはiPadが大きすぎるからというより、僕のようなクラウド型の仕事をしている人間にとってはそもそも書類入れなどが必要ないので、iPadを入れていたカバンが邪魔になってきたからです。このカバンはノートパソコンも入るサイズのものだったのですが、そもそもパソコンも書類も持ち運ばなくなると、まったく持ち歩く価値がないんですよね。それで小さなショルダーバッグにしたのですが、そうするとiPadは入らなくなるので、必然的にiPadも持ち歩かなくなりました。そう考えると、iPadにかぎらず10型のタブレット端末は、クラウド時代以前には携帯性の面で優れていたものの、今の時代に持ち歩くには大きすぎる、と言ってもいいのかもしれません。

 7型であるという点でもう一点特筆しておきたいことは、僕のような人間にとっては、キーボードが使いにくいということです。実は先日カタールに行った時にこの7型タブレットを持って行って、使い始める前にはインタビューのメモなどの長文が打てるかな、と淡い期待をしていたのですが、ちょっと無理でした。僕には小さすぎるのです。それで結局フリック入力に戻ってしまいました。フリック入力というのは、「あかさたなはまやらわ」だけがキーボードに書いてあって、たとえば「あ」を触ってから左に指を払うようにすると「い」になり、「あ」の後に上に払うと「う」になるという入力方式です。詳しくはwikipediaをご参照ください。

 出張で使ってみる前は、7型なら普通のパソコンのように両手でタイプする方式のキーボードで入力できるのではないかと思っていたのですが、少なくとも僕の指には小さすぎて、この端末で使うことは諦めました。もっとまじめに練習したらできるようになるのかもしれませんが、少なくとも練習なしにいきなり実践で戦える武器でないことは、僕の場合に限っては事実でした。

 7型であることによるメリットももちろんあります。例えば、僕は特に事情がない限り週に4日出勤前などにジムに行って走っているのですが、走っている間とか、何もしていないとちょっと時間がもったいないですよね。それで、僕はトレッドミル(足元の布が後方に回り続ける走るための機械)のパネルの上にiPadを載せて「超字幕」などで映画を見たりしていたのですが、7型でもこれは充分です。しかし5型になってしまうと静止して見るには充分なのですが、視点が激しく動いてしまいますので走りながら見るには小さすぎます。

「Androidであること」
 次に、アンドロイドであること。上のキーボードにも関係しますが、アンドロイドの場合はiPadと違って日本語入力アプリなどが自由に選べます。僕の場合は「simeji」というのを使っていますが、この無料アプリですらiPadの日本語入力アプリに比べると断然に効率がいいです。誤変換も少ないし。もちろん、お金を出せばATOKなどのさらに素晴らしい日本語入力アプリを入れることもできます。iPadの場合はこうした自由がないので出張などには使えません。また、フラッシュカードを見せたりするには充分ですが、同じ理由で作文などにも使うのなら、日本語学校でもアンドロイドのほうがいいのではないかと思います。

 同じ自由さはファイルの移動などにも言えます。たとえば今回のアンドロイド端末を持って数日間、携帯の電波も届かないエジプトの地方を旅行したのですが、デジカメの写真をタブレット端末の大きな画面で見ることなども簡単にできます。デジカメのSDカードをタブレット端末に挿して表示するだけですから。これがiPadになるとまずデカいパソコンがないと同期できませんし、インターネットもないところではパソコンがあったとしてもドロップボックスが同期しないので僕の環境ではそもそも無理です。(iTunesによる同期は残念ながら2回ぐらいしか成功したことがありません)

 ただし、アンドロイドの特徴はその自由さにあり、それは端末を作る側についても言えるので、結果的に非常に多様な端末があり、SDカードスロットのない端末もありますのでご注意ください。

「LesanceTB A07A」であること
 最後にこれが「LesanceTB A07A」という機種であることについて。これは僕が買った時には「Google Play」という、要するにアプリを入れるための公式アプリが入っていませんでした。その代わりに別のアプリマーケットが入っているのですが、これが全然貧弱で使い物になりません。今では「Google Play」も入っていて、ファームウエアを新しくするだけで最新版にできますから、その前に購入された方は店頭で更新してもらうといいでしょう。古いままではPDFすら読めません。

 しかし、タッチパネルはiPadなどと同じ静電圧方式で、非常に反応スピードなども早く、今までの「安いけど信頼性が不明な中華パッド」対「高価で高機能なiPad」という構図から、それ以外の選択肢が出てきたということは注目に値すると思います。繰り返しますが「LesanceTB A07A」は国産品です。気になるお値段はたったの11,980円。おすすめですよ。
posted by 村上吉文 at 15:14 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。「ハンガリー」の言葉に反応してしまいました。
「てくてく日誌」はこちらから公にはアクセスできず、すっかりご無沙汰してしまっていますが、懐かしいです。
相変わらず機械に弱いのですが、その反面新しいモノに触れて「へえ」とか「すごいなあ」と思うのは好きで、こちらのブログは私にとってそういう世界への窓口ような意味も果たしています。
これからも楽しみにしています。
Posted by ゆに at 2012年12月09日 17:31
ゆにさん、お久しぶり!
実は「てくてく日誌」でもゆにさんのことが話題になりました。ご紹介くださったそうで、ありがとうございます。僕は今度の公募を受けていたんですが「ネット規制のあるところだけはやめてくれ」と書類に書いたら、やっぱりお住まいの国にはなりませんでしたね(^^)
Posted by 村上吉文 at 2012年12月09日 17:52
公募ですか、もうそんな時期なんですね!
ネット規制のあるところは、やはり村上さんのよさが発揮しきれないと思いますので…それは正解かもしれません。
いつかどこかでご一緒する日があればいいなと思っています。
Posted by ゆに at 2012年12月10日 00:16
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