2006年12月20日

すごい会議

すごい会議−短期間で会社が劇的に変わる!は、体系的な会議の方法が書いてあります。
 作者は大橋弾太郎さん。アメリカで起業した後、今はこの本の内容に基づいたコンサルティングなどをなさっているようです。
 LifeHacks関係のところでよく紹介されていますね。最終的には「シゴタノ!」で見かけたことが購入のきっかけになりました。
 この本で特に勉強になったのは以下の点です。 新人など立場の低い人も率直に言えるようにするため、最初に意見を紙に書く時間を取ること。そうすると上司の意見と違っていても「敢えて反対している」わけではないので、上司の意見に流されることがなくなるそうです。ただし、この方法は1999年の「企画書の書き方が面白いほどわかる本―知りたいことがすぐわかる お客様や上司を説得できる!気軽に作ってまとめるコツ35」(高橋誠)にも記載されているので、大橋さんのオリジナルというわけでもなさそうです。
 本の前半、この会議の方法に出会うまでの作者の若い頃のエピソードがかなりページをとって紹介されています。人によっては「無駄」と思うことがあるかもしれません。ただし、私自身は楽しく読ませていただきました。シリコンバレーでの起業のお話です。娯楽的な読み物と割り切れる人や、同じような夢を持っている人にも楽しめるでしょう。
 というより、前半の起業物語があるからこそ、この会議方法で会社が変わりそうなワクワク感があるのだと思います。

以下はその手法の概略です。詳しくは書籍の方でどうぞ。

1.「うまくいっていること」を三つ以上書いてもらって発表。
2.「何年何月何日までに(測定可能なこと)を達成することによって〜(精神的意味合い)になる」を5秒で書いて発表。
3.「この会議で得たい成果」同上。
4.やるべきこと、呼ぶべき人をリストアップ。
5.問題や懸念を書き出し、それを「どのようにすれば」の形でリストアップ。
6.「言えない問題は何か」を書いてから、「どうすれば」に書き換える。
7.「あなた自身のひどい真実は何か」を同上。
8.「戦略的フォーカス」を作り合意し約束。
9.フォーカスにニックネームをつけ、担当を決める。
10.各担当のコミットメントリスト
11.「今から一ヶ月以内に自分が起こすもっともインパクトのあることは何か」を書いて発表。


タグ:書評 仕事術
posted by 村上吉文 at 08:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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