2006年10月16日

川越まつり

20061008台風一過 239b.jpg川越まつりに行って来ました。

【川越まつりとは】
川越まつりというのは、国の重要無形民俗文化財にも指定されている、伝統あるお祭りです。慶安元年(1648年)に始まったと言いますから、今年で358年目ですね。その頃の川越市は江戸幕府の制度の中で川越藩と呼ばれていました。川越藩の藩主だった松平信綱が、お祭りに使う獅子舞の頭や御輿などを氷川神社に寄付したのが、この祭りの起源だそうです。


【山車】
この祭りで一番有名なのは、美しい山車(だし)でしょう。山車というのは御輿に車が着いたようなもので、それを太い綱で引くのです。川越はいくつもの町内会で構成されているのですが、その町内会ごとに山車があって、みなさん、それをとても誇りに思っているようです。百聞は一見に如かずなので、山車の一覧をご紹介します。
 「山車一覧」(雀連HPより)
http://www.geocities.jp/suzumekai_jp/suzume/dashi.html
見た目は華やかですが、動いているのを近くで見ると「ド迫力」そのもので、通ったあとには固いアスファルトの上でも車輪の跡がついています。特に、軌道を修正するときに車輪の下にくさびを打ち込むときの「ゴゴゴゴ」「ワサワサ」「ギシギシ」という音は、建物の中にいても「なにごとか」と腰を浮かせてしまうほどです。
 秩父祭りなど、山車を引く祭りは数多くあると思いますが、川越祭りの山車は、台車の部分は止めたまま、上の御輿の部分を回転させることができます。はじめは、なぜ回転するのか分からなかったのですが、それは祭りのクライマックス「ひっかわせ」のときに明らかになりました。

【ひっかわせ】
ひっかわせというのは、二台の山車がそれぞれの方向から来て、すれ違うときに行われます。川越まつりの山車は、上部が回転しますから、お互いの方向に向かい合わせることができます。そして、向き合ったまま、山車の上で激しくお囃子(はやし)を演奏するのです。これが川越まつりが最高潮に達する瞬間ですね。昔はこのお囃子で勝ち負けを決め、負けた方が勝った方に道を譲ることになっていたということです。
なお、「ひっかわせ」の語源は「ひきあわせ」にあるようで、古い資料には「曳っ合わせ」という表記も見られます。

【川越】
川越という町は、新河岸川という川が町の周りを回り込むように流れていて、どの方面から行くにも川を越さなければならないことが、川越という名前の由来になったようです。その川のおかげで江戸との交易が発達して、今でも「小江戸」と呼ばれるように昔の町並みがよく残っています。中でも「くらづくり」という重厚な形式の建物はとても有名です。くらづくりの家々が立ち並ぶ前で、激しいお囃子の中、山車の数々が「ひっかわせ」を行う光景は、一度は見ておいた方がいいと思います。

川越の歴史は戦国時代の「川越夜戦」というまさに奇跡的な戦いでも有名ですが、それはまた時間のあるときに。


参考URL
「川越散策に行こう!」
http://www.kawagoesansaku.com/maturi/index.html

雀連
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/3088/suzume/top.html

「東武ゆあ・川越まつり」
http://www.tobu.co.jp/your/your10/kawagoe.html

AUの川越まつりの中継は、こちらから。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1013/index.html
posted by 村上吉文 at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
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