このブログにはICレコーダーとスマホの関係について検索してやってくる人が多いようです。ですので今日は昔書いた記事から比べて今はどうなっているのかをご紹介したいと思います。
androidの携帯を買ってから、最初は、スマホはICレコーダーの代わりにはならないと思っていました。しかし、スマホにアプリをダウンロードするようになると、スマホだけでもいいんじゃないかと思うようになりました。しかし、また今はICレコーダも日常的に身につけてかなり頻繁に使っています。
これはなぜかと言うと、私自身の変化にもよります。というのも、私は九月と十月と十一月をアラビア語学習の強化月間(三ヶ月ですが)として集中的にアラビア語勉強しようと思っているのです。そうすると、スマホは語学の学習に特化した使い方においては、やはりICレコーダーの足元にも及ばないということがわかりました。ただし、私が言っているのは自分が使ったアプリについてだけです。もしかしたら、 androidにも語学学習に最適なアプリがあるかもしれません。
では、 ICレコーダの何が語学学習に適しているかというと、それは音声データの一部だけを繰り返して再生する機能です。私が使っているICレコーダーはソニーのICD-UX300F

実際に使うのはアルファベットのA,Bが書いてあってそして繰り返しのような矢印が書いてあるボタンです。音声データの再生中に一度このボタンを押すとそこがA地点になります。そして「B地点はどこですか」という意味の表示が出ます。そしてもう一度同じボタンを押すとそこがB地点になります。そしてその後はA地点からB地点までの間の再生をずっと繰り返します。つまり、再生中に二回このボタンを押すだけで、その音声データの中の特定の場所を連続して何度も繰り返して再生することができるようになるわけです。
また、私自身はあまり使っていませんが、再生速度を落としてゆっくり聞くのも、再生中にボタンをひとつ押すだけでできます。
これらの機能は語学の学習にとっては非常に便利です。そして、私がいくつかダウンロードしたスマホのアプリの中ではこんなに簡単に二ヶ所の間を繰り返して再生したり、速度を落として再生する機能を持っているアプリはありませんでした。その意味で、やはりICレコーダーは語学を学習する人間にとっては手放せないものです。
ですので、語学学習もする人にとってはスマホを持っていてもICレコーダーを購入する意味はあると思います。しかし、アイデアメモなどの用途だけでしたら、スマホだけでも充分ではないかというのが、現時点での私見です。
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