2011年07月18日

Google+のビデオチャットは確かにすごい!


写真 jamjar

本題の前にまずは、なでしこジャパンのみなさん、応援していた皆さん、優勝おめでとうございます!
Twitterの僕のTLがこんなに明るいのは311以降初めてです。東北出身の選手もいたそうで、被災地の皆さんにとっても大きな力になったことでしょう。(もしかしたら、単に「がんばれ」と被災者を応援したり、楽しいことを自粛するんじゃなくて、自分自身でがんばる姿を見せることこそが、もっとも力強い支援になるのかもしれませんね)

さて、今日ご報告したいのはGoogleが開発したSNS(mixiとかfacebook)であるGoogle+についてです。これはfacebookやmixiよりさらに進化しているのですが、中でもすごいと思ったのがビデオチャットです。

今時ビデオチャットなんてスカイプでもできますし、うちの80歳になる父も孫たちと海を越えて話したりしているぐらい普及していますが、Google+では一対一ではなく、複数の相手と会話するこことができるのです。しかも、専用ソフトを必要としないという点でもスカイプとは違いますね。また、システムとしてもスカイプはP2P、Google+のビデオチャットはクラウドという違いもあるとのことです。

昨日は実際に女子サッカーのFIFA決勝戦が始まる時刻から、エジプト、ヨルダン、トルコ、ケニアを結んでビデオチャットをしてみました。結果としては、僕のいるエジプトからヨルダン、トルコに関してはタイムラグもほとんどなく、非常に快適に使うことができました。ケニアに関してはちょっとタイムラグが目立ち、二回実験してみたところ、一回目は三秒ほど、二回目は五秒ほどのタイムラグがありました。なお、タイムラグを計るときは、一方が「1,2,3」などと数えて、もう片方が「3」だけ相手と同時に言うようにすると、その「3」という声が返ってくるまでの時間で分かります。しかし、繰り返しますが、エジプトからヨルダン、トルコと話すときはタイムラグを感じることは一度もありませんでしたので、ネットの発達した地域なら、まず問題なく使えるのではないかと思います。

非常に未来的な感じがしたのは、メイン画面の自動切り替えです。一対一でビデオチャットをするときは相手の顔がメイン画面に出るだけなのですが、昨夜のように複数の相手と話すときは、メイン画面の下に小さい画面でそれぞれの顔が写ります。そして、上のメイン画面には、声を出して話している人の顔が自動的に選ばれて表示されるのです。たとえば、これを使って授業をするなら、教師が話しているときは教師の顔が写り、学生が話すときは学生の顔がメイン画面に出てくるわけです。

とくに、ビデオチャットを終えて最後にそれぞれが「ではまた!」などと言うときは、その瞬間ごとにメイン画面が切り替わり、あとから編集した中継映像をテレビで見ているようでした。

さて、このビデオチャットを始めるには、上に「ソフトをインストールする必要がない」と書きましたが、ブラウザにプラグインを入れる必要はあります。これを入れるには、Google+にログインした後の画面で、右の方に表示されている「ビデオチャットルーム開始」というボタンを押すだけです。YouTubeがろくに見られないような環境では4分ぐらいかかりましたが、日本のブロードバンドなら数秒で終わるでしょう。あ、ちなみに髪がぼさぼさのままチャットルームに入ろうとすると「身だしなみを整えてマイクの動作を確認してください」などと言われますのでご注意ください。それでも突撃すると髪がぼさぼさの自分の姿が映りますから気をつけましょう。(当社比)

さて、あと五分だけ時間があるのでもう一つ書いておくと、Google+は自分の書いたことを誰に見せるかがコントロールできるという意味で、非常に画期的です。たとえばfacebookもmixiもアカウントを持っていない人には見せることができませんが、Google+では一般公開できます。また、「サークル」というfaebookの「リスト」などに当たるものを使えば、たとえば日本語教育関係者だけに発信したり、アラビア語に関する質問をアラビア語の母語話者である友人にだけ質問したりといった使い分けができます。つまり、自分のアラビア語力が低くて自己開示しにくいようなときでも、開示する相手を選ぶことができるわけです。

facebookでは僕がよく分からないトルコ語とかインドネシア語とかの書き込みも僕のホーム画面にあふれていてカオスになっているのですが、Google+ではユーザーが注意してくれさえずれば、こういった問題を回避するためのシステムが整っているわけです。

Google+に入りたい人はご招待しますので、お気軽にひと言お声がけください。
posted by 村上吉文 at 14:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
ツイッターから来ました。ドイツのミュンヘンで日本語を教えています。わたしは、どうもスカイプが苦手というか、昔からソフトを埋め込んでチャットするタイプのコミュニティが嫌いだったのですが、上のブログを読むとこれは行けそうだなと思いました。
昨夜はドイツ時間で8時から12時ごろまでサッカーやっていたのですが、本当に全世界が起きて見守っていたという実感があり、ツイッター時代に感動してしまったものです。一夜あけてみなさんのブログなど拝見してこの技術は語学力アップにつながると。
ところで、そのチャットを動画として録画しておくことは可能なのですか?
Posted by 白坂啓 at 2011年07月18日 15:40
なでしこジャパン、明るいニュースですね。僕は残念ながら見られませんでしたが…
今回、ケニアは接続環境で足を引っ張ってしまいましたが、こういったインフラも少しずつ整いつつあります。
赴任期間で、新しい試みができるようになれば、と思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by Jun Arisue at 2011年07月18日 15:47
いつもブログを拝見しています。私も東京で日本語ボランティア教師です。Webinerのための有料コンテンツは知っていましたが、Google+はすごいですね。Skypeは1:1の会話ではとても有効だと思います。Google+ではクラス授業の可能性が見えてきました。大変貴重な情報ありがとうございます。
Posted by Noriko Takahashi at 2011年07月20日 20:20
google+を招待してもらい、Gトークについて複数ができるか調べているところでした。

参考になりました。
ありがとうございます。m(_ _)m
Posted by takataka at 2011年07月22日 10:48
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