2010年11月15日

ネットワーク形成におけるメーリングリストとブログの違い

僕は今仕事で中東の日本語教育関係者のネットワーク形成というのをやっているんですが(仕事は他にもたくさんありますけど)、その中でメーリングリスト(以下「ML」)とブログの違いに無頓着だったな、と思ったことがありました。

これまでMLとブログ(もしくはブログへのコメント)の違いとして意識していたのは以下の二つです。
1.MLは非公開、ブログは普通は公開
2.MLはプッシュ型(受け取る方に格段の努力は要らない)、ブログはプル型(読みに来ない読み手には届かない)

これまで僕は「非公開では書けるけど公開されたところでは書きたくない」という人にたくさん出会ってきましたので、何となくMLの方が書きやすいのかな、と思っていました。それで、中東の日本語教育関係者のメーリングリストもあるので、そこでネットワークを形成すればいい、というぐらいに考えていたんです。

ところが、どうもそうじゃないんですよね。

メーリングリストは、授業で使うような場合は上記の二点だけ考えていればいいと思います。つまり、非公開でプッシュ型という二点です。しかし、共通のトピックで会員が不定期に参加してくるようなメーリングリストだと、

「自分より前にどんな人が加入したのかが見えにくい」

というデメリットがあるのです。これは「非公開」というよりも、限りなく公開された状況に近いですよね。しかも、プッシュ型ですから、その相手にはこちらから押しかける形で発信してしまうのです。もしかしたらずっと偉い人も読んでいるかもしれないので、お気軽には書けません。

一方、ブログへのコメントという形でしたら、これは公開されている(場合が多い)にも関わらず、実は書き込みやすいかもしれません。なぜなら、プッシュ型の発信ではないので、読者は「自分から読みに来ている」人ばかりです。つまり、元々その話題に何らかの関心があってきているのですから、「くだらないもの送りつけやがって」と思われる心配がありません。

ただ、ブログの場合は、読んでもらえるかどうかが分からないんですよねー。相手がRSSリーダーとか使える人ばかりならいいのですが、世の中のほとんどの人はそうではありません。

ですので、メーリングリストで相手の役に立つ情報を確実にお届けして、その中にブログ更新情報も折り込み、コメントしたい人はブログで書いてもらう、というのがいいのかもしれません。

以上、まだ結論じみたことは書けないのですが、ネットワーク形成を目的とする仕事をしている人には役に立つかもしれませんので、アイデアとして書いてみました。

なお、ここで「ブログ」と言っているのは「むらログ」のことではなく、中東日本語教育関係者のネットワーク形成を目的にしたブログのことで、URLは以下の通りです。
http://jfcairo.wordpress.com/category/japanese-language/
中東の日本語教育に関心のある方は、是非ご覧ください。
posted by 村上吉文 at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
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