サイレントテロとは、格差を生み出している社会に対する多量消費社会からの逃避による抵抗行為を表す言葉である[1]。主にインターネット上を中心に用いられる。
非婚などを「勝ち組への抵抗」と捉えなおして、自分が家族を作らないだけでなく、積極的に少子化を招いて社会自体を滅ぼしてしまおうということですね。
もっと詳しいことは、以下に記述されています。
「若者たちのサイレントテロ」
http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-103.html
これは2006年の記事ですから、ずいぶん前から知っている人は知っていた言葉なんでしょうね。このブログから一部を引用します。
ニートやひきこもりは企業社会への不満、晩婚化や少子化は結婚システムや女性差別への不満、自殺はこの社会すべてにたいしての怒りであろう。若者は怒りの矛先を見い出せず、不満を言葉にもいいあらわされず、マトモな社会的活動からの撤退というかたちでその怒りをいいあらわすのである。
ただ、僕が思うに、これはテロにはなりえないんじゃないかなあ。上記のブログは以下のように結んでいますが、ここに最大の違和感があります。
変革がおこせないのなら、たぶんこの社会は若者のサイレントテロとともに自滅か自壊してゆくほかないだろう。世の大人たちは若者の一見ばらばらな社会的活動からの撤退が社会への怒りという一点に収斂されることを悟るべきである。ひたひたと足元から崩れ去ってゆくのを指をくわえて待ちつづけるのか。
もしこの「変革」というのが「若者を手厚くケアする社会」を指しているのでしたら、それはあまり現実味がないのではないかと思うのです。なぜなら、社会は日本だけで構成されているのではないからです。
残酷な話だけど、若者が自ら自殺や非婚ばかり選ぶようになれば、日本が移民社会になる時期を早めるだけではないでしょうか。もちろん、「サイレントテロ」は「外国人のいない日本」を夢見ている人に対しては夢を壊す力を持っているでしょうけど、それ以上のものではない。むしろ、彼らが憎んでいるはずの経団連だって2008年の提言でこんなことを書いているんですよ。
国連の試算10では、2050年時点で総人口のピーク時(2005年)の水準を維持するために必要な外国人流入数は、累計で1,714万人(年平均38万人程度)と推計されている。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf
サイレントテロなんて経団連の望む移民社会の到来を手伝うだけじゃありませんか。
僕は、どうしようもなく追いつめられて死を選ぶしかない人を救うことはできないけど、少なくとも自殺に「これはテロなんだ」とかいう積極的な位置づけを与えて煽る人を許すつもりにはなれない。たとえばハテナのumetenとかね。こいつ↓だ。
今ここにある現状を、現状をこそ十分に生きて/死んでやろうではないか。
そしてそれこそが、システムへの致命傷となるのだ。
こんなに愉快なことはない。
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20050114
はっきり言うけど、「サイレントテロ」と称するものは、「外国人のいない日本」以外にとっては致命傷になんかならない。しかも、「外国人のいない日本」は既に死んでいる。いやむしろ、敵に塩を送るようなものです。つまり、無駄死にどころか、利敵行為以外の何者でもないんですよ。
一人の日本語教育関係者としては、移民社会が早く来るのならその方がずっとビジネスチャンスは広がるわけです。そういう意味では「サイレントテロ」に異を唱えて何の得もありません。しかし、若者たちの無駄死にの上にそんなものを望む気にはなれないんですよね。
タグ:移民
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20100504/p1
「死んでやろうではないか。そしてそれこそが、システムへの致命傷となるのだ。こんなに愉快なことはない。」と書いてからもう五年もたっているのに、自分はまだブログを書いています。他人に自殺を勧めておいて。
なんだか、戦前に戦争を煽るだけ煽ったマスコミが生き残って、煽られた若者だけがたくさん死んでいったのを彷彿とさせますね。
無職の諸君、君たちは意識せずストライキをしているんだ!
ニートもそうだ! 死ぬな!
我々30万人、一丸となって一斉ストライキを続けよう!
誰がなんと言おうと、ただ「これはストです。」とだけ言え!
君たちの行為は国家が有する腐敗社会に対する
歴とした抗議活動である。
テレビを消せ!ラジオを消せ!新聞を焼き払え!
人の無責任な忠告を聞くな!
日本社会復帰大学
http://www.ar-ltd.co.jp/support/index.html
お前らは人の言うことを気にする限り、「カモ」なんだよ!
お前らは「人を騙したくない」、そう思ってるだろ!
残念だが、平成時代は「グルーポン」のような時代なんだよ!
お前らはそれに疑問を感じて、ストライキをしてるんだろ!
屈するな!続行しろ!
何もしないことで社会を変える、お前らの抗議方法を支持する。
この抗議運動をサイレント・テロと呼ぶ人間には、こういう意図がある。
『国民は「テロは悪いこと」だと思っているから、こう呼んで行動を抑制させよう。』
本質は「サイレント・スト」である。
※賛同される方へ
自由に転載してください。あなたの善意が人の命を救います。
なんの努力や工夫もせず、自分が負組になったのを社会や団塊の世代のせいにしているだけの甘ったれじゃないか!
どのような生物にも生存競争があり、勝った者のみ幸福が訪れる。
人間も例外ではない。
何がサイレントテロだよ、勝手に腐ってろw
壊れて映らないテレビは取り替えられるのと同じです
地デジ移行後のアナログテレビのように
今やるべきなのはマイクロ経済圏の確立でしょう
GREEやモバゲーはそのベクトルに向かっています
フェイスブックなども、サイト内通貨を始める予定ですし
グローバルなマイクロ経済圏を作ることで、政府に中立でいられます
これこそ政府無用のサイレントテロと言うべきで、そうならなければ先進国の若者に利益はないでしょう
彼らになんらかのインセンティブを与えない限り、口先で何を言ってもサイレントテロは止まりません。
形である必要はなくとも、何らかの希望を。
できないでしょう?できるわけがないんです。何もないんだから。
「そもそもテロになってない」と私は書いているのです。若者がたくさん死ねば移民社会が早く到来して、日本語教師は仕事が増えます。でも、何の意味もない死に「テロ」という意味を与えて自殺をそそのかすのはいかがなもんなんでしょう。世の中に不満があるならデモでも何でもすれば?ここエジプトの若者は日本よりはるかに苦境にあっても現実逃避を正当化したりはしていませんよ。
サイテロリストを名乗る者は自分の無力さを自虐してサイテロなどと言っています。
私たちは何もできないんですよ。余りにも生きていくための環境が悪すぎた。
まず、親に「不幸になれ」と心の根っこに刻まれてしまった。
歪みつつも育った若葉を社会に摘まれてしまった。
元々生きることを許されていないのです。
私たちは自分を勝ち組と思えない夢見る労働者が正義の味方になるための仮想敵です。
私たちはきっとテロリストです
恵まれない環境の人と比べても意味がないだろうと思うのですが、ここエジプトではインターネットにアクセスもできない人がいるんですよねー。
Uさんはネットの実質無限の知にアクセスできる、世の中の数少ない恵まれた立場にいるのですから、その利点を有効に利用されてはいかがでしょうか。
こんな腐った社会があるのは害悪の極みである
糞地球があるからだ。こんなゴミ惑星は
巨大隕石でも衝突して木端微塵になるべきだ。
そうすれば、人間もあらゆる動植物も死滅し、
くだらない生存競争から解放される。
「負け組は甘え」とかいっているゴミも死に絶える。
「サイレントテロで外人移民増加」といあるな。
ならば、太平洋大震災でも起きて各国に大勢の死者が出てしまえ!これで来る外人も激減だ!
それか、超強力新型インフルエンザ大流行でもOK
日本というシステムとそれを作った日本人全員が大嫌いなんだから全員が不幸になるために、移民だらけになれば本望ですよ。
主張の激しいブログの奴らだって本当に「テロ」だなんて思って煽っちゃいない。単なる酒場の愚痴。
サイレントテロなんて言葉は自衛手段に勝手についてきた副産物。
だいたい「テロリズム」(恐怖で社会に言うことを聞かせようとする意識)すら希薄でしょう。どうせ社会に何も効果が無い事は知ってます。
ただの嫌がらせです。少しでも社会が嫌がり、損失してくれれば、それでざまあみろなんです。
日本語の特殊性や地理的な条件もありますし。無理矢理強制連行するのでもない限り、こんな国にわざわざ来たがる外国人はそんなに多くないと思うのですが?
移民になりうる外国人は意思を持った人間であって、政府が自由に輸入できる商品ではないと思います。
なんで僕はサイレントテロというバカな行為に賛同してしまったんだろう?今思うと余裕が無かったのと、自分自身に満足してなかったんだろうなと思っています。
正直言うとお金を稼ぎたい。障害年金といった政府の助けや親のサポートを得ずに自立したい。
僕はただ一人前の大人として自立したいだけなのに、どうして満足に自分の生活費も稼ぐことができないのだろうか?
なんとかしないといけない。
この記事については共感することがありました。ありがとう。
失われた10年が20年、30年へと延び
少子高齢化は「異次元」の言葉が使われた通り、最早悠長な計画を立てている場合ではない
少子化と経済の停滞はアカデミックの崩壊を招き
アカデミックの崩壊はICTといった情報分野での国際的競争力を低下させた
それはすなわち「情報戦」において他国に遅れを取るという事であり
かつての日本の敗戦の要因の一つそのものです
甘えだの僻みだのといってサイレントテロを舐めた結果が今の日本の状況なのですよ
自称有識者どもは反省して頂きたい
まあでも、日本は地力はあるのであと20年30年は持つとは思いますが
せいぜい「気づいた時にはもう手遅れ」なんてならなければ良いですね