もしかしたら史上初かもしれません。
日本語弁論大会のライブ動画が日本にいてもご覧になれます。
もちろん、モンゴルでもベトナムでも見られますよ。
弁論大会はトルコのアンカラという街にある土日基金文化センターという会場で行われます。
中継日時は、2010年10月24日(日)日本時間18:30-22:30です。
みなさん、ぜひご覧ください。
そして、できればコメントもお願いします。
日本にいる人にとっては価値が分かりにくいかもしれませんが、海外で日本人と普段あまり接することのない日本語学習者にとっては、自分の日本語の発表に日本からコメントがつくということは、非常に大きな意味のあることなのです。
さて、中継は以下の二台のチャンネルを通じて行います。
@土日基金文化センターUstream公式チャンネル
http://bit.ly/9QPQL8
A国際交流基金カイロ日本文化センターUstream公式チャンネル
http://ustre.am/oJ0n
まだ細かいところまで詰めてはいませんが、せっかく二台あるので、一台はアップ、二台目は引いて撮るような役割分担もしたいと思います。
カイロ日本文化センター公式チャンネルのライブビデオ
土日基金文化センター公式チャンネルのライブビデオ
次にご紹介するソーシャルストリームにはtwitterやfaecebookなどのアカウントが必要です。
twitterの登録方法は、以下の解説が分かりやすいです。
http://www.greenspace.info/twitter/step1.html
twitterで実際に登録するには、こちらからどうぞ。
http://twitter.com/
カイロ日本文化センター公式チャンネルのライブビデオに関するSocial stream
土日基金文化センター公式チャンネルのライブビデオに関するSocial stream
カイロ日本文化センター公式チャンネルのライブビデオに関するチャット
土日基金文化センター公式チャンネルのライブビデオに関するチャット
お気軽にコメントください!
2010年10月11日
この記事へのトラックバック
今度エジプトの番かな!うらやまし〜〜い。
出場者のみなさんは緊張されていたようですが
精一杯の弁論をしており、とてもよかったと思います。
審査の結果はさておき、私個人としては、Aグループでは10番目の方、Bグループでは7番目の方が、内容や話し方などで一番良かったと思います。
このような機会がもっと増えていくと、今後もっと盛り上がっていくかもしれませんね。
今回の弁論大会のことをうちの学生にも紹介したいと思います。
参加者皆さん積極的で優秀ですね。
なかなか甲乙つけがたいですが、男性二人は発音もイントネーションも奇麗で聞き取りやすかったですし、話し方も落ち着いていて良かったと思います。
後半で、トルコ料理の話をした女性は、聞き取り力も思考速度、回答での表現力もすぐれていると思いました。
気になったのは前半の女性二人、恐らく先生独自の発音、イントネーションをそのまま身に着けたのだと思いますが、標準語発音ではない様ですので聞き取り難いアクセントだと思いました。
彼女達の責任ではないので、評価の対象とすべきではないと思います。 これは教える側の問題として討議の対象になるのかと思います。
UAEではこのレベルの人達はもう習いに来ないので、実際どのくらいの人数存在するか判りません。習いに来る殆どは初心者ばかりですし、少しできると思っている者も、ここまでの作文力があるとは思えません。日本語をはなせても収入の良い仕事につける訳ではないので日本語を苦労して学ぶメリット、モーチベーションに欠けるのが地域性だと思われます。
皆さん、ご立派でした。
参加者の皆は素晴らしい日本語を話していますし、自らの国と日本との関係を立てるのにすごく頑張っているようです。観光ガイドになりたい人、日本文化を回りの人たちに紹介したい人、ドラマの愛で自らの国と日本との関係を広げたい人などのやる気がいっぱいある参加者です。それだけではなく、スムーズに日本語を使って社会問題や弁論大会に参加していろいろ学びましたなど、いろいろな高いレベルな日本語が要る問題についてよく話しました。
アンカラの弁論大会でスピーチをした後質問があるのが驚いて、本当に良い考えだと思いました。なぜかというと、参加者の日本語能力を知るため、よく練習して覚えたスピーチだけではなく、実際に日本語を使って、自分の意見を表すのも大変大事なことです。シリア弁論大会ではまだそんなことがありませんが、来年からそうなるのに頑張ります。
アンカラの弁論大会の皆さんにお疲れさまで、ありがとうございました。
ダマスカス大学教師
ナウワル アルホムス
トルコの人々は日本・日本人に対して好意的だと聞いていましたが、皆さんのスピーチを聞いて、そのことをひしひしと感じました。(まあ、嫌いだったら、日本語を勉強しませんよね。)
出 場者の日本語能力のは高いと思います。スピーチの後の質疑応答で分かりました。
質問者が一人だけなのは何か理由があるのですか。日本語教育専門家以外の方の視点があってもいいのでは?と思います。
結果は私のとは順位は違いましたが、納得できます。
Aグループ8番目の方のスピーチは確かに一番心に響いてきました。簡潔な文章で適切な語彙使用、感情を込めた表現などスピーチする時の大切なポイントを再確認できました。
また、皆さんトルコと日本の文化や習慣の違いや将来への想いを織り交ぜながらスピーチされていたので、一つ一つ興味深く拝聴できました。
日本語弁論大会とは趣旨が違ってきますが、トルコ在住日本人の方のスピーチをお聞きして、皆さんがどんな質問を日本語でするのかなんていう趣向も面白いのではと思いました。
もう1つ、印象深かったのは、「日本とトルコの将来」という統一されたテーマでしたが、発表者の方々の内容が非常にバラエティに富み、プレゼンテーションの様子も含めて個性豊かであったことです。
ぜひ、今回の画期的な試みをより多くの教育現場の先生方や将来日本語教員を目指して勉強している学生たちに紹介したいと思いました。
迫田 久美子
AグループもBグループもとても積極的で、熱心に堂々と発表できたと思います。二つのグループともの弁士たちの緊張感が伝わったのに、説得力のある表現力があるのはとても印象的でした。特に、Aグループの8番目と10番目の弁士たちが初級者にもかかわらず、発音もきれいだったし、聞き取りやすかったし、質問の内容にもちゃんと答えられたという点で、すばらしかったと思います。
一つ気になったのは、発音のことです。やはり発音があまり重視されていない教育を受けているようで、聞き取りづらい時もありました。イントネーションも意味を伝えるときに重要な役割を果たしていると思いますので、母国のアクセントの高低の影響から少し離れたほうがいいのではないかと思います。
全体的にとても迫力のある弁論で、弁士たちのそれぞれのテーマの内容が全体的な課題に答えられたと思いますので、立派な大会でした。弁士たちにこれからもがんばってほしい。今後とも他の国々の弁論大会を生中継で見るのをとても楽しみにしております。