2010年07月21日

日本人の雇用を守るために移民を入れよう!

先日の移民政策に関する記事に、また批判がつきました。
http://mongolia.seesaa.net/article/152862307.html#comment
今回は「国内の雇用を守るために反対」ということです。

これに関しては、ベトナムにいると明らかに現実的ではないことが分かります。
というのも、いまや大企業はもちろん、中小企業や家族で経営する零細企業まで、どんどん日本からベトナムに来ているからです。

つまり、移民を入れなければ、仕事の方が日本から出ていってしまうのです。

この不況においても、いや不況だからこそ、かもしれませんが、ベトナム日本商工会(JBAV)の会員数は増え続けています。ベトナムのようなマイナーな国ですらすでに1000に近い企業が日本商工会に登録していますし、登録していない零細企業を含めたら軽く1000は越えるところでしょう。

これはベトナムだけの話ではありません。海外の日系企業の全地域の統としては経済産業省のものがあります。今年3月の調査では
従業者数実績(平成22 年3 月末)は、前年同期比5.9%増
とのことです。海外の日系企業に雇用されている人は6%近くも増えているんですよ。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/genntihou/result-1/h21/pdf/h2c3j4wj.pdf
ここで雇用されている人は、全員が外国人です。一方、移民政策によって企業の海外流出を防ぐことができれば、そこで雇用される人の全員が外国人などということはあり得ません。つまり、日本人の雇用にとってプラスになるのです。

いただいたご批判では「日本で働けることがある種の既得権益だとして」と仮定されていますが、そんな既得権はもうないか、あるいはすぐになくなってしまうでしょう。なぜなら、ほとんどの製品がグローバルな競争に巻き込まれているのですから、その製品を作る人材の獲得も(コストや能力を含めて)グローバルに競争しなければならないからです。

日本の経済の空洞化を避けることこそが、日本人の雇用を守るために必要なのではありませんか?
タグ:移民
posted by 村上吉文 at 08:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 主張 | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
仕事の方が日本からでていくのはわかります
でも 外国人が入ってきたら 日本人より低賃金で働かせるわけにはいかないですよね?
日本人の雇用も危ういのに、入れたりなんてできるんでしょうか
海外なら工場を持っていけばすむけど、受け入れとなると、家族も来た場合?学校やら保険やら整備が大変なのでは?
犯罪とか怖いイメージもあります。
日本人だから安全ともいえないですけど、、、
Posted by Ziruo_o at 2010年07月21日 18:51
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