2008年06月25日

ワードはPDF形式でも保存できる

海外で教材を出版社に持っていくときに注意しなくてはならないことに、レイアウトを崩さないことや、共有のフォントを使うということなどがあります。

本当は日本語のDTPソフトのあるところでやってもらえれば、こんな心配はいらないのですが、特に途上国などでは、それは無理な注文というもの。そこで、教育関係者の側で教材を作ってレイアウトなども済ませ、印刷所に持っていくことになります。

ところが、ワードで作った教材を、相手のパソコンで開くと、まずフォントがないので字が表示されないし、代替のフォントがある場合でも文字の幅が違うので改行位置などが大幅に変わってしまうことがあります。

この点を解決するのに一番いいのは、いったんPDFファイルに保存してから出版社に持っていくこと。ちなみにPDFというのは、こういうものです。
Portable Document Format (PDF) PDF 形式は、文書の書式を維持したままファイルの共有を可能にする、固定レイアウトの電子ファイル形式です。PDF 形式では、ファイルをオンライン表示または印刷したときに、意図した書式が正確に維持され、また、ファイル内のデータを容易に変更することはできません。PDF 形式は、業務用印刷で複製されるドキュメントの場合にも便利です。
http://office.microsoft.com/ja-jp/help/HA100649921041.aspx
つまり、PDF形式で保存すれば、別のパソコンでフォントもレイアウトもそのまま再現できるのです。

昔はこれがけっこう面倒くさかったんですが、実は今なら簡単に実現できます。というのも、ワード自体でPDFに保存できるからです。買ったばかりの状態ではできませんが、アドオンを一つ入れるだけで実行できるようになります。

PDF形式で保存するアドオンはこちらです。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=4d951911-3e7e-4ae6-b059-a2e79ed87041

これを一度実行するだけで、後は普通に「ファイルの種類」で「PDF」が選べるようになります。簡単です。
savepdf.jpg

私は手書き風のフリーフォント「ふい字」というのを教材でよく使うのですが、こんなものは職場にはないので、よくPDF化して持っていきます。家で印刷する必要もありませんしね。

海外で活躍するみなさんだけでなく、ちょっと特殊なフォントを使ってみたい人などにも便利な機能ですよ。


追記:
ワード自体がない人には、オープンオフィスがあります。これはアドオンなしで最初からPDFで保存できます。しかも本体も全部無料です。

くわしくはこちらで。
http://ja.openoffice.org/


posted by 村上吉文 at 04:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語hacks! | このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック