2023年10月25日

長文を扱える大規模言語モデル、Claude



冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
今日お話ししたいのは、長文を扱えるLLMのClaudeについてです。
このLLMには以前からすごく興味があって、アカウントも作っていたのですが、今まではアメリカとイギリスでしか登録できませんでした。

まず、LLMについてもう一度おさらいしますと、ClaudeはLLMと呼ばれる種類の人工知能です。
LLMはLarge Language Model(大規模言語モデル)と言われています。
ChatGPTもLLMの一つです。GoogleのBardもLLMです。

今回のClaudeはこれまではアメリカとイギリスでのみ利用可能でしたが、今回日本でも利用できるようになりました。
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posted by 村上吉文 at 09:40 | TrackBack(0) | 便利ツール | このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年10月24日

コスプレ日本語



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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日取り上げたいテーマは「コスプレ日本語」です。この話題を選んだ理由は、僕が2週間に1回参加している「人生道場」というイベントで、そのニーズを強く感じたからです。このイベントはインドのバンガロールで開催されていて、日本語を学んでいる人たちが自発的に、参加費を支払わずに集まっています。主催者のKaushikさんが会場費を自費で出している可能性もありますが、参加者は参加費を払わずに集まっています。そのイベントで、毎回参加している人たちの中に、「俺」と自称する人がいます。この人はアニメが非常に好きで、いつもアニメ関連のTシャツを着て参加しています。

先日も、エヴァンゲリオンの「NERV」というロゴが入ったTシャツを着ていましたし、話題もよくアニメに関するものです。この「人生道場」というイベントには、「準備スピーチ」というカテゴリーがあります。このセクションでは、事前に準備してきたスピーチを発表するわけです。そこで彼は、アニメのセリフからの影響を感じさせるような言い回しを使っています。彼が「俺」という一人称を使うのは、おそらく単なる癖ではなく、意図的であり意識的に行っています。これはコスプレに限らず、彼自身がコスプレをするかどうかは分かりませんが、アニメについて語る際にも、一人称を「俺」としています。

でも、それを見ていても僕は特に不愉快に思いません。それが彼のキャラクターだと理解しているからです。続きを読む
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2023年10月13日

「コンテンツありき」の語学習得方法



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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日お話ししたい内容は、行動中心アプローチのコースで難しく感じる行動についてです。このテーマを取り上げようと思った背景には、僕が現在、行動中心アプローチのコースを開いているからです。特に、ChatGPTを活用することで、コースの運営が格段に楽になります。このコースは、ChatGPTを介して第二外国語を学ぶという形になっています。コース名も、参加者から後で決めてもらいました。結局、正式なタイトルは「ChatGPTを通して学ぶ第二外国語」となりました。

このコースの第2週では、参加者から第二言語で達成したい行動について意見を聞きました。コースは基本的に行動中心アプローチを採っています。そのため、参加者には必要な行動のリストを作成してもらっています。そして、それぞれの行動に必要な語彙や文法が何か、具体的に指導します。さらに、文章や会話モデルを作成し、それを基に勉強を進めるというのがこのコースの進め方です。
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2023年10月10日

AIセラピー:学習者はAIと友達になれるのか



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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日お話ししたいのは、AIセラピーというテーマです。この話題を取り上げようと思った直接のきっかけは、実はその前に「園芸療法」というテーマがあったからです。この園芸療法という名前は、実はTwitterで青山美佳さんがよく投稿していることから知っていました。しかし、僕自身はまだそれを自分で体験したことがなかったのです。
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posted by 村上吉文 at 23:54 | TrackBack(0) | 人工知能と日本語教師 | このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年10月06日

タイパによって使い分ける学習と習得


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冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日取り上げたいテーマはタイパによって学習と習得を使いわけようという話です。タイパとは、短縮形で、タイムパフォーマンスを指します。これはかかる時間と、その結果として得られるリターンに関するものです。このタイパの観点から学習と習得を使い分けることが重要なんです。

この話をするきっかけとなったのは、先日、スティーブ・コーフマンさんというYouTuberの動画を見たことです。
この方は単なるYouTuberではなく、言語習得に関して多くの情報を提供しています。
その動画では、英語の基本を勉強するな!とおっしゃっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=oFXqrmfi_SU

スティーブ・コーフマンさんは実に20カ国語を操っている方で、その動画でも日本語を使っています。興味がある方は、ぜひその5〜6分の動画もご覧いただきたいと思います。

彼の言っていることには全く反対する要素はありませんが、彼自身も言っているように、この方法ができる人とできない人がいると考えています。
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2023年10月04日

知識を創発するためのソクラティック・メソッド



冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日話したいのは、知識の導入ではなく、構築の一つの方法です。この話題を選んだきっかけは、昨日か一昨日、Twitterで友さんという方の投稿を見かけたからです。友さんは昔はジョークのような投稿が多かったのですが、最近は真面目な投稿が増えています。そして、昨夜は友さんが第二言語習得に関する本を読んで、「第二言語習得の本とか読んでると、ほんと教師ができることなんて大してないんだなと思う。」と投稿されていました。この投稿は、15分前にはインプレッションが9026と、教育関連のツイートとしてはかなり注目を集めています。僕も多くの本を読んで、知識の導入なんてできないと思っています。それが今日この話題を選んだ一つの理由です。

もう一つの理由は、やはりこの大規模言語モデル、人工知能やChatGPTによって、知識の導入ではなく構築する方法が、無料で簡単に、そして個別に一人一人対応できる環境が整っていることです。以前は情報伝達型の教え方が中心で、それが重要だったのは、他の方法がなく、情報のリソースも少なかったからです。しかし、今は対話型で知識を導入するのではなく、学習者が自分自身で知識を構築できるような教え方が可能になっています。そのため、教育の主流もその方向に変わるべきだと思います。それが、今日この話題を取り上げるきっかけとなりました。

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2023年10月02日

音読のメリットとデメリット



冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

今日取り上げたいテーマは、音読の利点と欠点です。この話題に触れたいと思った背景には、僕がいつもこちらで話しているように、ヒンディ語の勉強には「ランゲージリアクター」というGoogle Chromeの拡張機能を利用しているのですが、この拡張機能でヒンディ語と日本語の字幕を同時に表示し、ヒンディ語を読むことで学習しています。辞書も手軽に引けるので、この方法を取り入れています。そして最近、この字幕を音読するようになりました。単に聞くだけでなく、自分で声に出して読むことで、言語形式への意識が高まると感じました。以上が、僕がこちらで話したかった理由です。
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posted by 村上吉文 at 21:58 | TrackBack(0) | 第二言語習得 | このエントリーをはてなブックマークに追加