2023年06月20日
人工知能でスピーチコンテストの格差が解消される可能性
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
今日お話したいのは、人工知能がスピーチコンテストの格差をなくす可能性があるということです。これを話そうと思ったのは、僕が感じているかぎり、ChatGPTなどをあまり使ってないように思われる語学教育関係の方々が、「スピーチコンテストにChatGPTを使わせてはいけない」というようなことをSNSなどで書いているからです。それどころか、「ChatGPTを使われてしまったらどうすればいいのか」という悩みを書いている方も見かけました。
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2023年06月14日
ChatGPTの回答を改善できるときと、できないとき
(これはChatGPT未経験者向けの内容です)
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、今日、皆さんにお伝えしたいことは ChatGPT には、うまく使えばなんとかなる時と、どうしようもない時があるということです。なぜこの話題にしたかというと、中には「ChatGPTなんてポンコツで使えない」と言ってる人たちもいらっしゃるからです。
でも、実は、それはChatGPT自体の限界というわけじゃないこともあるんですよね。プロンプトをうまく工夫すれば、より良い答えを引き出せることがありますから。だから、「ちょっとプロンプトを変えるだけでもっといい回答が得られるのになぁ」と残念に思うことがしばしばあるんですね。僕自身がそういう場面を目にすることもけっこうあるんです。
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2023年06月08日
ChatGPTが「個別に対応できない」という理由
The reason ChatGPT "can't be personalized" is because they don't have the user's personal information, and even if we do teach it, they quickly forget about it.
But companies like Google, Amazom, and Meta have quite a bit of personal information, so if we develop an LLM that works with them, I think this would be a very good language teacher.
ChatGPTが「個別に対応できない」という理由は、ユーザーの個人情報を持っていない上に、教えてもすぐ忘れてしまうからです。
でも、Google、Amazom、Metaのような企業は個人情報をかなり持っているので、それと連携したLLMを開発したら、これは語学教師としてもすごく優秀なものになるんじゃないかと思います。
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、今日はちょっと気になっていることを共有したいと思います。それはなぜChatGPTが「個別対応が難しい」と言うのかということです。僕はこれがずっと気になっていたんですよ。
ChatGPTに、「あなたは、先生の代わりになれますか?」と尋ねてみると、「個別対応が難しいから、それは無理です」と必ず返事がくるんですよね。でも、僕から見ると、質問を投げかければ、その問いに対してきちんと答えてくれるじゃないですか。それって、個別対応じゃないの?と、ずっと違和感を覚えていました。
一斉授業だと、質問する時間も限られてしまうし、クラスの学習者が20人や30人もいると、全員の質問に答えるのは無理な話ですよね。僕だって、オンラインではありますが、100人もの参加者をまとめて対象にすることがあるんですが、そんな状況では、個々に対応するなんて到底無理です、人間の僕では。
それに対して、一人一台のスマホかパソコンでChatGPTに質問すれば、必ずきちんと答えてくれる。これって、なんだか個別対応しているように見えないですか?100人とかの大勢を相手にする僕より、よっぽど個別的な対応じゃないの?って、僕はずっと思っていたんですよ。
だけど、最近ようやくその違和感の理由がわかったんです。なるほど、そういうことだったのかと。皆さんの中には、「それ、今さら?」と思う人もいるかもしれませんが、僕は本当に最近理解したばかりなんです。それについて今日は話をしてみたいと思います。
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2023年06月06日
初級の学習者がChatGPTに添削してもらうときの注意点
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、今日僕が話したいトピックは初級学習者がChatGPTに添削してもらう際の注意点です。特に、日本語の学習者の場合、英語の学習者と比べて注意すべき点が多いかもしれません。
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2023年06月01日
語学教師がLLMに無関心ではいられない理由
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
今日、僕が皆さんにお伝えしたいのは、語学教師としての僕たちがLLMについて無視してはいけない理由についてです。LLMとは、大規模言語モデル、つまりLarge Language Modelのことです。僕がこれを取り上げようと思ったきっかけは、一部の人々の無関心な態度が見受けられ、それがコロナが始まったばかりの頃、皆さんが急いでオンライン対応をする必要に迫られた時と似ていると感じたからなんです。どうして無視できないと思うかというと、この大規模言語モデル、例えばChatGPTやGoogleのBardといったものに対して、それぞれの現場で語学教師のみなさんは自分自身で何らかの判断を下す必要があると思っているからです。
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