2023年05月25日

クラッシェンの i+1 と、ヴィゴツキーの最近接領域と、いつもの鉄則



冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

本日、ご紹介したいテーマはクラッシェンの「i+1」という概念とヴィゴツキーの「最近接領域」についてです。

こちらを取り上げる理由は主に二つあります。

第一に、僕自身が頻繁に音声配信やブログ等でこれら二つの概念について述べているからです。また、これらはChatGPTなどの人工知能ツールを使った第二言語習得に非常に関連性の高い概念であるため、その内容をきちんと説明しておくことが重要と考えています。

第二に、クラッシェンによる 'i+1'が具体的に何を示しているかについて、クラッシェン自身が明確な定義を提示していないため、理解しづらいと感じる方が多いと聞いています。これらについて僕なりの解釈を具体的に説明させていただきたいと思っています。
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posted by 村上吉文 at 18:45 | TrackBack(0) | 人工知能と日本語教師 | このエントリーをはてなブックマークに追加