2022年05月30日
影響力の武器
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
先日、ロバートチャルディーニという人の影響力の武器という本を読みました。
僕は最近までこの人の名前をあまり聞いたことがなかったのですが、「弁護士はみんな読んでいる」と『いい質問が人を動かす』に書いてあったので、この本を買ってみようと思いました。実はそのすぐ前にも「ファクトフルネス」か「仕事に追われない仕事術」にも書いてあったように思います。2冊続けてこの人の名前を見かけたので、おそらく社会心理学の世界ではかなり有名な人なのでしょう。
Kindle では2673円で、1398個の評価がついており、評価の平均は5点中の4.4となっています。これだけ多くの評価がついていてこの点数ということは、かなり評価は高いと言っていいのではないでしょうか。
今日のこの記事では日本語教師としてこの本をどう応用するかということを念頭にご紹介してみたいと思います。
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2022年05月21日
日本でわたしも考えた
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて今日はインド人のジャーナリストが配偶者の転勤により日本に4年間住むことになり、その経験を綴った「日本で私も考えた」という本について書いていきたいと思います。
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2022年05月19日
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、今日は『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則』という本について書いてみたいと思いますが、まずみなさんはどうでしょうか。時間管理はうまくいっていますか?
比較的うまく行っているという人もいらっしゃると思いますし、困っているという人もいらっしゃるんじゃないかと思います。
僕自身はけっこう時間管理はあまりうまくいっていなくて、この本を読んで、たいへん役に立ちました。
この本はマーク・フォスターという人が書いた本で、続きを読む
2022年05月16日
川越宗一「熱源」
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、今日は川越宗一さんの「熱源」という本についてネタバレなしで書いてみたいと思います。
まず最初に僕が一番言いたいことを申し上げてしまいますが、 これは海外の継承語としての日本語教育には、直結する話です。それから国内の日本語学習者の場合は、 成人の場合はそれほど意識しないかもしれませんが、 国内の日本語学習者でも年少者の場合は、直球ど真ん中で関係する話ですし、成人している学習者の場合も、その人が日本人と国際結婚をしたり、あるいは同じ言語の人と結婚するにしても、日本で暮らしたりする場合は、その次の世代の子供にも直接的に関わってくる話です。
ですから僕は日本語教師は一人残らずこの本を読むべきだと思っています。
今回は「ネタバレなし」なので、続きを読む
2022年05月14日
言語知識よりも学習環境を
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
今日の本題は、これから日本語教師を目指す人は、言語知識よりも学習環境の方を作るスキルを深める方を目指したほうがいいんじゃないかという話です。
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2022年05月07日
教育バウチャー
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて皆さんは教育バウチャーというものを聞いたことがありますか。
先日 Twitter のアンケートで聞いてみたところ7割ぐらいの人が聞いたことがないということでした。
しかしこれは日本の移民政策にとっても非常に重要な概念だと思いますので今日はこの教育バウチャーについて簡単に書いておいてみたいと思います。
まず最初に僕がこの概念に出会ったのは続きを読む