2018年02月20日

国内の日本語学校は日本語教育界の中心なのか

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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冒険家の皆さん、今日もサルガッソー海でスクリューに絡みつく藻をナタで切り払っていますか?

さて、国内の日本語学校で働いている皆さんのソーシャルメディア上の書き込みを見ていて、時々違和感を感じることがあります。なぜなら、国内の日本語学校が日本語教育業界の大部分を占めているような前提に立った書き込みが多いからです。

確かに、今日本の国内の学習者の数は急激に伸びているのに、教師の数はほとんど伸びておらず、非常にブラックな環境にあることが統計的にも見て取れます。また実際に Twitter などでも仕事が多くて大変だと言う書き込みが非常に多くなっています。そして、そうした状態から日本語教育という業界全体に対して絶望するような声も聞こえてきます。

これは非常に残念なことです。なぜかと言うと、日本の国内の日本語学校で働く日本語教師は、世界の日本語教育の全体の中の8%ぐらいしかないからです。日本語教育の世界は非常に広いのです。そうした広い世界の中で、全体の1割にも満たない部分しか知らないまま、優秀な人材が日本語教師を辞めてしまうのは、業界全体にとっても大きな損失です。そこで今日は簡単な算数をしてみましょう。続きを読む
posted by 村上吉文 at 10:13 | 日記 | このエントリーをはてなブックマークに追加